バリ島の動物病院事情

2016.03.03

バリ島の動物病院事情

大切な猫ちゃんの避妊手術や去勢手術・・・繁殖を考えていない飼い主さんなら、必ず通る道だと思います。けれど、簡単だとはいえ手術は手術。そこには身体にメスを入れるというリスクも潜んでいますよね。ただ日本なら、ちゃんとドクターからの説明があって、同意書にサインして…と、まるで人間のようにきちんとした対応が当たり前だと思います。(私が日本に住んでいた時は、そうでした。)が、我が家の「みのる♂」が生まれたのはバリ島。ここでは日本の常識が通じません!みのるが体験した、バリ島の動物病院で受けた去勢手術の模様を、お伝えします。

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猫の避妊手術や去勢手術は、そのタイミングをいつにするかなど、悩ましい問題だと思います。我が家はバリ猫「みのる」が生後半年を過ぎた頃、発情期の象徴である「スプレー行為」を家の中で始めた事で、去勢手術に踏み切りました。
同い年のダックスフンド犬「ゆきむら」も同時に去勢手術を行う事にし、バリ島の獣医さんにコンタクトをとりました。
恐らく日本も同じだと思いますが、前日の夜は絶食。お腹を減らした2匹を連れて動物病院に行くと、初めて外に連れていかれたみのるは、この世の終わりかと思うくらいの鳴き声で、ぎゃん鳴き。
対してゆきむらは、興味津々できょろきょろとまわりを見渡していました。
犬と猫で、こんなにも反応が違うのかと勉強になりつつ、後ろ髪引かれる思いで2匹を病院に残し…。
次の日。指定された時間に迎えにいくと、何と2匹が同じケージに収まっているではありませんか!普通は1匹ずつじゃないの?と思い、ドクターに尋ねると…。「麻酔から覚めたゆきむらがあまりに鳴くから、寂しいのかと思って一緒にしてあげた。」ですって。
あ、ありがとう…。おかげでゆきむら、あくびが出るくらいくつろげたみたいです。前日は泣きわめいていたみのるも、大人しくしてるし…まぁこの判断は間違っていなかったのかも。でもこのゆるい感じ、さすがはバリですよね。
手術自体は、特に問題なく終了。タマ(精巣)を取っただけなので、特に術後の問題もありませんでした。これが女の子の場合、開腹手術になるので術後は痛そうに歩いたりエサが食べられなかったり、大変なようです。我が家も先住猫が女の子だったので、暫く心配した想い出があります。

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気になる料金ですが、猫の去勢で約2,000円。犬の去勢で約3,000円でした。日本だと15,000円~2,5000円という事を思うと、12分の1で済むなんて、これもさすがはバリ島、といったところでしょうか。
去勢手術を早い時期に行ったからか、みのるはそれから一切の発情行為をしなくなりました。
また、鳴き声がとても高く、まるで子猫かメス猫のよう。普通の野良猫だと、オスかメスか、体つきや顔つきなどの見た目でもわかるし、何より鳴き声が違いますよね。オスは低い声で鳴いているイメージが強いのですが…。
そして性格も、とても穏やかでのんびりしています。普通のオス猫で、しかも半ノラ状態で飼っていると、もっと攻撃性があると思うのですが、みのるに関してはそれがないです。

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まだ子猫時代に去勢手術を行ったせいなのかと思っているのですが、真相はどうなのでしょう?
ちなみに去勢手術とは関係がないのですが、ゆきむらが他の犬に耳を噛みちぎられて血まみれになった事があり、移動手段がなくてドクターに往診に来て貰った事があります。
病院に連れていくのかと思ったら、玄関先で麻酔を打って、その場で手術が始ま」った時には、慌てました。日本じゃありえないですよね、青空手術!ペットシーツ持ってきてとか、ガーゼ用意してとか、素人の私に指示しまくりのドクター…。ここで手術していい?とかの相談すら、ありませんでしたからね。唖然としながら、とにかく指示された通り動くしかなくて、必死でした。目の前で麻酔され、意識が薄れていく様子を見る事なんて、ないですよね?
このまま死んじゃうんじゃないか、とどれだけ心配した事か。まぁ手術内容は、噛みちぎられた耳を縫い合わせるだけなので、簡単といえば簡単。病院に連れていくまでもなかったって事ですね。さすがにこの時はみのるも近づいてこず、遠目で手術の様子を見守っていました。
この時も、さすがはバリ島!とびっくりするやら、感心するやら(笑)今となればいい経験をさせて貰いましたが…。そりゃこんな環境で飼われる動物達は、逞しくなるはずですよね。

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なかちえ

なかちえ

バリ島で、愛猫「みのる♂」と暮らしています。小さな頃から猫が大好き。飼えない頃は憧れの存在だった猫との、異国での暮らしを満喫中です。

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