春は猫の発情期!どうしたら良いの?

2016.03.02

春は猫の発情期!どうしたら良いの?

春になり、猫がいつもと違う行動をしていたら発情期かもしれません。猫の発情期は春だけなのでしょうか?また、発情期になったら、オス猫とメス猫ではどのような違いがあるのでしょうか。猫の様子から発情期を見極めて、期間や行動についてよく知り、対策についても知っておきましょう。

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メス猫は、生まれてから約半年~10ヶ月の間に性成熟に達します。
最初の発情期は、早い猫では生後4ヶ月頃から訪れることもあります。猫の種類によっては1年以上かけて最初の発情を迎える猫もいますし、その時期は猫によって異なっています。

メス猫の場合

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メス猫の繁殖期は2月~4月の初め頃、それから6月~8月の間に多く見られます。繁殖期が、春や秋の温暖な過ごしやすい時期になっているのは、環境の厳しい冬よりも、餌が豊富で環境が温順な季節に出産した方が、生まれる子供の生存率が高まるからです。
繁殖期の回数は2回が一般的ですが、野良猫は一回が多かったり、猫の種類によって3回だったりと、猫の生活環境や種によって違いがあります。冬の初めから3~4月の春先に発情期を迎えるのが特に多いと言われています。
メスの発情は、日照時間と関係しているという説があります。たとえば、1日の日照時間が12~14時間ほどになると、その約45日後に発情が誘発されると言われています。これは、屋内の灯りでも反応するため、室内外の猫の方が野良猫よりも長い期間、発情することもあります。

メス猫には発情周期と呼ばれる発情サイクルがあり、「発情前期→発情期→発情後期→発情休止期」となっていて、多くのメス猫は14~21日間で発情周期を一巡します。

  • 発情前期は、1日から3日ほどの短い期間であり、この期間の行動が見られない猫も多くいるということです。
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    転がって身体を地面にこすりつけたり、大きい声でよく鳴くようになったりします。
    飼い主が、人懐っこくなったなと思うかもしれません。スプレーと言われる、しっぽを上げておしっこをまき散らすようにする行動をするようになります。
    このおしっこには、オスを惹きつけるフェロモンが含まれています。
    オスが寄って来ると、メスは、この段階では、交尾まではさせません。
    メスの首うしろあたりを噛む「ネックグリップ」という行為や、背中あたりから腰に乗りかかってくる「マウンティング」という行為は受け入れるようになります。

  • 発情期は、メスがオスを受け入れる時期です。
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    この時期に、メスは「ロードーシス」と呼ばれる特徴のある体制を取ります。
    お腹を地面につけ伏せるようになり、お尻をもちあげる体勢をします。発情期は、交尾があれば終了しますが、なければ数日から10日ほど続きます。
    交尾をすることがなく、交尾排卵がなければ、発情期が1週間くらい続いて、その後周期に合わせて納まっていきます。
    メスも、オスを受け入れることはありません。

  • 発情休止期は、もうメスがオスに対しての興味が無くなる時期です。避妊をした猫は、一年中、発情休止期だということです。
  • – メス猫の対策 –

    発情期に飼い主が困ることは、・大きな声で続けて鳴く・スプレー行為をする・外に逃げ出そうとする・食欲が無くなるなどでしょう。

    メス猫の発情期対策としては、子猫を望まないならば、避妊手術が最も有効です。
    猫の身体の事を考えて、生後6か月以降に獣医さんと相談して行うのが良いでしょう。
    繁殖系の病気を防ぐことにもなります。また、擬似交尾をさせて排卵を促し、発情期を終わらせるという方法がありますが、猫の身体ではデリケートな部分ですので、素人が行わずに、獣医師さんに相談した方が良いでしょう。


    オス猫の場合

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    オス猫は、産まれてから成長して、異性を受け入れる準備が整うと、発情期が始まります。生後3~4ヶ月ころから、交尾の予行演習のように、「ネックグリップ」や「マウンティング」の動きをするようになり、生後半年ほどで精巣が十分に成熟して、身体が成猫と同等になります。
    オス猫の発情は、交尾や生殖行為は一年中可能ですが、メス猫の発情期のフェロモンや鳴き声、行動に連動する傾向が見られます。
    他のオス猫に対して攻撃的になり、スプレー行為が増えます。大きな声で鳴き、部屋から脱走しようとします。

    – オス猫の対策 –

    発情期の行動を抑えるための最も効果的な対策方法は、やはり去勢手術です。
    こちらも生後6か月以降から獣医さんと相談して行うことをお勧めします。
    もし去勢をしたくない場合は、特に春先にメス猫とできるだけ接触させないようにすることです。
    ただ、交尾が出来ないストレスを猫が感じているはず、ということを忘れずに。
    飼い猫との生活スタイルをよく考えたうえで、猫にも飼い主にもよい発情期対策をしていきましょう。

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    ねこちん

    ねこちん

    ひろった猫たち、トータル5匹と暮らしています。猫の写真を撮り、猫のイラストを描くのが好きです。

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