気をつけよう!ネコちゃんが食べたら危険な物色々!誤飲について

2014.07.25

気をつけよう!ネコちゃんが食べたら危険な物色々!誤飲について

あれ、今何か食べたかも!?ネコちゃんに多い誤食事故。とくに1歳までの若い仔たちは、好奇心のかたまり。なんでもお口に入れてしまいますので注意が必要です。もし誤飲してしまったらどうなるの?今回はそんなお話。

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気をつけよう!猫ちゃんが食べたら危険な物色々!誤飲について【猫】

ネコちゃんが食べたら危険な物色々

異物には2種類あります。「食べ物だけど、ネコちゃんが食べられないもの」と「食べものではないもの」です。
ネコちゃんがよく口にしてしまう「食べ物ではない異物」には、
「石」「木の枝」「金属のねじ」「釣り針」「指輪」「ボタン」「やきとりの串」「手ぶくろ」「マスク」「ゴムボール」「ぬいぐるみのわた」「とうもろこしの芯や桃・梅の種」「咬むおもちゃ」など色々あります。
『ドキっ』とされた方も多いことと思います。ネコちゃんの体の大きさ、異物の形状・素材によっては、2~3日以内にうんちと一緒に出てくることもあります。ただ、食べた異物が胃腸を通過できない場合、ネコちゃんにとって大きな問題となります。
どこで異物がつまってしまったかでも、その後の経過が違います。

異物を食べて負担がかかる箇所

●食道
ネコちゃん用のガムは美味しいので、急いで食べて食道につまらせるケースがあります。
ガムやおもちゃなどの異物が食道につまると、ネコは苦しがり、よだれや呼吸困難などの症状をおこします。すぐに異物を取り除く必要があり、おうちで異物の除去を試みて駄目なら、動物病院へ。必要があれば、麻酔をかけ、鎮静下で異物を除去していきます。

●胃
胃に異物がつまると、「ごはんを食べて、数時間後に、消化されないまま食べたものを吐く」を繰り返します。そのうちに、元気や食欲もなくなります。
半年前にゴミ箱をあさって食べた『とうもろこしの芯』が急に嘔吐の原因になることもあります。胃内の異物は「内視鏡による摘出」か「胃切開による摘出」を行います。

食べたらいけないものを食べちゃった!

異物の種類・大きさや形状によっては、すぐに吐かせた方がいいケースもあります。
おうちでできる吐かせる方法としては、食塩やオキシドールを使う方法などがありますが、やり方を間違えると、かえって具合を悪くさせてしまうこともあります。慌てず落ち着いて、動物病院に連絡をして、その後の処置を聞きましょう(おうちで見ても大丈夫なのか、それとも、病院へ連れて行った方がよいのか)。
異物を食べて3時間以内であれば、かなりの確率で吐かせることができます。
また、異物が体を通過して、うんちになって出てくる場合、異物を食べてから、2、3日以内のことが多く、その期間は、割り箸などでうんちの中に異物が入ってないか確認しましょう。

異物の診断

異物が疑われた場合、腹部のレントゲンをとります。指輪や針などの金属製品はレントゲンをとれば一発でわかります。それ以外のものは普通にレントゲンをとっただけでは確認できないことが多く、バリウムを飲ませ、造影し、レントゲンをとります。バリウムが胃腸を通過するかどうか、さらに通過する時間も確認することが出来ます。

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内視鏡による摘出と胃切開による摘出のちがい

どちらも全身麻酔下で処置していきます。「内視鏡」は胃をメスであけることなく、口から内視鏡鉗子を入れて、異物をつかんで取り出します。ネコちゃんの体への負担も少なく、術後の回復も早く、費用面でのペットオーナー様への負担も少ないです。異物の形状によっては、胃や食道を傷つけてしまうので、内視鏡が使えないこともあります。
一方、「胃切開」は開腹し、胃を開けるので、術後の入院も長くなり、合併症のリスクも増えます。

糸やマスクのひもなどのひも状異物は胃を通過したあと、腸で詰まって、閉塞することがあります。胃内異物と同じで、嘔吐を繰り返し、さらには腹膜炎がおきると、ひどい腹痛をおこします。異物が原因で腸閉塞がおこった場合、至急、腸をあけて、異物を除去する必要があります。閉塞した部分の腸管が壊死しているとその部分を切除し、腸管をくっつけ合わせます。腹膜炎がひどくなると、致命的になるケースも多く、なるべく早期に手術を行う必要があります。

1歳までのネコちゃんたちは、時にペットオーナー様の想像をこえる動きをすることがあります。慌てず落ち着いて対処しましょう。

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PetSmilenews編集部

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