老猫との幸せな日々の過ごし方〜介護の方法〜

2016.03.14

老猫との幸せな日々の過ごし方〜介護の方法〜

ペットの寿命が大幅に伸びてきた今日、老いたペットとの暮らしには真剣に向き合わなければなりません。 大切な家族の一員として暮らしてきた猫が、歳を重ねて自分の事ができなくなってしまった時、私たち飼い主はどんなことができるのでしょう? 老猫の快適で幸せな毎日の過ごし方を考えてみました。

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猫はどんな風に歳をとるの?

猫の平均寿命はオスが13.3歳、メスが14.3歳。
猫は年限よりもはるかに老化速度が速く、ほとんどの場合、猫の方が飼い主より早く天に召されます。
猫と人間の年齢比較を表にしてみました。

老化の徴候

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当然ですが、猫はある日いきなりガクッと老いるわけではありません。猫は5歳を過ぎた頃から少しずつ老いていきます。
老化現象は以下のような症状が挙げられます。

  • 視力、聴力が低下する。
  • 筋肉が衰え、運動量が減る。
  • 睡眠時間が長くなる。
  • 歯周病になり歯が弱くなる。
  • トイレの粗相が増える。
  • 泌尿器系の病気やガン、循環器系の病気になる。
  • 爪とぎや毛づくろいをしなくなる。
  • 内臓機能の低下により、栄養の吸収が悪くなり、毛艶が悪くなる。
  • 食事の好みが変わる。
  • 便秘になる。
  • 白内障などの目の病気になる。目ヤニが増える。
  • 体毛が白くなり、抜け毛が増える。

    猫の年齢   人間の年齢

    1週間 1ヶ月
    1ヶ月 1歳
    3ヶ月 5歳
    6ヶ月 10歳
    1歳 15歳
    1歳6ヶ月 21歳
    2歳 24歳
    3歳 28歳
    4歳 32歳
    5歳 36歳
    6歳 40歳
    7歳 44歳
    8歳 48歳
    9歳 52歳
    10歳 56歳
    11歳 60歳
    12歳 64歳
    13歳 68歳
    14歳 72歳
    15歳 76歳
    17歳 84歳
    18歳 88歳
    19歳 92歳
    20歳 96歳
    個体差があり、すべての猫にこれらの症状が現れるわけではありません。
    しかし猫は1歳を超えると外見上の変化が少なくなり、見かけはいつまでも若い猫のままですが、体の内部では確実に変化が起こっているのです。


    私たちができること

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    高齢になり、普通の生活が困難になった猫の介護を最後の時まで行うことは、飼い主としての責任です。キャットフードでは7歳から専用の食事が販売されています。
    それ位の年齢になった頃から半年に1回健康診断を受けるなどして、健康管理には気を配りたいところです。普段から様子をよく観察しましょう。
    愛する猫が快適に幸せに感じてくれるよう、一般的な老猫の介護方法を挙げていきます。

    老猫の食事

    老猫は咀嚼力が弱くなります。また歯周病などで歯も弱っています。
    内臓の働きも悪くなっています。キャットフードはシニア用や老猫用に調整されたものを与えましょう。栄養素も老猫用に配合されているため安心です。
    また、若い頃に比べて運動量が減っているため猫によっては肥満になることも。
    様子を見て量を調整することも大切です。
    自律神経の衰えなどから便秘になりやすくなります。泌尿器系の病気予防のためにも水分を十分に取れるようにしましょう。

    老猫のトイレ

    老猫は筋力が弱り、今まで登れていた高さのところに上がれなくなってしまいます。
    老化が進むとトイレの段差を超えることも困難になり、またトイレが遠いところにあるとたどり着けないこともあります。
    粗相が増えてしまうことは猫自身も辛いことでしょう。
    トイレは段差の低いものを、猫の居場所に出来るだけ近いところに設置しましょう。
    場合によっては猫用の紙おむつを使用することも一つの手段です。

    老猫のブラッシング

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    老猫は抜け毛が増えます。
    体の柔軟性や筋力も衰えた老猫は自分でグルーミングできる範囲が狭くなってしまいます。
    届かないところは飼い主さんがブラッシングしてあげましょう。
    毛が抜け過ぎてしまわないよう、優しくゆっくりとブラッシングしてあげます。
    猫も気持ち良く思ってくれるでしょう。そのためには猫が若い頃からブラッシングされることに慣れておくことも重要です。
    ブラッシングは飼い主と猫のコミュニケーションの一つです。
    是非習慣にしておきたいものですね。

    老猫の爪切り

    猫は爪とぎをしなくなってきます。また爪を収める靭帯の作用も鈍くなるため、常に爪が出たままになりがちです。
    長く尖った爪は猫自身の体も傷つけてしまいます。
    飼い主さんはこまめに爪を切ってあげましょう。ブラッシングと同様に、爪切りも若いうちから慣れてもらっておきましょう。

    老猫の寝床

    老猫は自律神経の衰えなどから体温調整が難しくなってきます。
    体毛も薄くなってしまうため、清潔で暖かい寝床を用意してあげましょう。
    落ち着いた環境で老猫が安心して眠れるようにしてあげましょう。


    まとめ

    愛する猫が老いていくことを直視することは悲しく辛いことかもしれません。
    けれど長い間家族の一員として私たち飼い主を癒してくれた愛猫。
    今度は私たち飼い主が最後の時までしっかりお世話して、快適に幸せに過ごしてくれれば、と強く思います。
    最後まで読んでくださってありがとうございました。

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    そらにゃん

    そらにゃん

    猫が大好きなおばさんです。猫、いいですね! 我が家には「そら♂」「すず♀」「りん♀」のニャンズがいます。 ずっと犬を飼っていて猫暦はまだ二年そこそこと短いのですが、長年の願いだった猫との暮らしに今もウハウハ状態です。ニャンズのおかげで仕事や家事や寄る年波の疲れも吹っ飛びます。 病気がちな「そら」のおかげで獣医さんと懇意になり、通院の度に先生から様々な猫情報を教えていただいてます。 いかにニャンズを満足させられるか、猫じゃらしの振り方を日々研究中。 得意技は猫に錠剤を飲ませること。←ただし「そら」限定!?

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