猫のくしゃみとその原因や対策

2016.03.31

猫のくしゃみとその原因や対策

猫は、犬など他の動物に比べてくしゃみが特徴的で多いイメージがあるのではないでしょうか。 猫のくしゃみには人間同様、原因がありますが、人間とはその原因や対策法は異なる部分があります。

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人間の風邪がうつるかも?くしゃみの原因「猫風邪」

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まずは人間と同じくほこりや花粉など。一発のみのくしゃみだとほこりなどが原因で済むのですが、何発も繰り返すくしゃみの場合、鼻炎や猫風邪を疑った方がいいでしょう。

ちなみに猫風邪のサインとしては、黄色や白色の目やにがついていたり、ドロっとした鼻水が出たりなど、かなりわかりやすい症状が出ます。くしゃみと同様に出る症状としては、まぶたの腫れ、よだれ、食欲の低下などが挙げられます。特徴的なのは、目に関するところなのですが、これは猫の鼻と目が繋がっているからです。

風邪とは少し話が違うのですが、目の場合まぶたが腫れ上がるのは角膜炎や結膜炎になっている証拠です。そして、猫風邪の原因なのですが人間が移してしまっている場合もあるので、自分が風邪を引いた時は飼い猫に風邪を移さないように注意する事が必要です。猫の風邪が人間に感染する事はないのですがその逆は充分あるということなのです。

猫風邪には三つの種類があり、猫ウイルス性鼻気管炎、猫カリシウイルス感染症、猫クラミジア症があります。それぞれの種類によって症状は微妙に違うのですが、素人の人間にはハッキリと区別がつきにくいのです。ですから、自分の目で判別してあげることも大事なのですがまず変なくしゃみをするようになったら動物病院に行きましょう。

くしゃみの度に鼻水が飛んだりする事もあるので、こまめに鼻や目を拭いてあげます。鼻水を垂らしっぱなしにしているのはやはり不潔ですし症状も悪化するので、目やになども固まったら指や湿ったティッシュでふき取ってあげましょう。ちなみに異常を見分けるポイントですが、何日も何日もくしゃみをしたり、先述しましたが鼻水や目やにを伴うかどうかが重要な点です。鼻水は、ひどくなるにつれてサラサラとした水のような状態になってきます。更にひどくなると、膿のようなベタベタとした状態になってきます。その際、鼻水は黄色がかった色になってきます。

くしゃみに起因する病気も色々あり、エイズウイルスに関する病気にかかっている危険性もあります。エイズの場合、ウイルスの潜伏期間があり、5年~10年間にかけて何も症状が出ない場合もあるのですが、ウイルスは確実に体内を蝕んでいるのです。発症すると、歯茎から血が出たり、重い風邪のような状態になったりなど、死を待つしかないほどに手遅れになってしまう危険性があるので、外で遊ばせたり野良猫と接したりする際は注意してあげましょう。例えば、野良猫との交尾や喧嘩で簡単にウイルスは感染します。

ちなみに鼻炎になっていた場合の話ですが、鼻炎だと何発ものくしゃみと共に出血を伴います。かなりの量の血が出る場合もあるので最初はパニックになってしまいがちですが、点眼薬で割りと早く症状は良くなります。早めに動物病院に連れて行けば心配はありません。


感染症にも要注意

猫のくしゃみに関連する病気では、猫クラミジア感染症という病気があります。クラミジアの菌は、口、鼻、目から侵入し感染します。例えば多頭飼育をしている時に一匹の猫が感染すると、グルーミングや食器の共有などが原因で他の全ての猫に簡単に感染してしまう事もあるのです。これを接触感染といいます。
また、垂直感染というものもあり、これは感染した母猫から子猫にクラミジアが移ってしまうというものです。この場合、処置が遅れてしまうと子猫は眼炎や肺炎を起こして最悪の場合は生後数日で死亡してしまう事もあります。

猫クラミジア感染症の治療について見ていきましょう。猫クラミジア感染症の治療は、有効な抗生物質があるので、点眼や点鼻で投与するか、全身投与します。クラミジアを体内から完全に消滅させるには、通常抗生物質を14日以上継続して与える必要があります。もし体内にクラミジアの菌を残したままにしてしまうと、体内に潜伏したクラミジアが免疫力の低下に伴い感染したり、いわゆる人間でも同じようにキャリアになってしまう可能性もあります。重症になってしまった猫の場合は、輸液療法や点滴で栄養補給しますが、体力がある猫なら、2週間から6週間にかけての間で快方に向かいます。

このように、猫のくしゃみと一言に言っても様々な原因があるので日頃から注意してあげましょう。

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 要注意!猫がなりやすい病気とは?


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中岡 早苗

中岡 早苗

可愛い猫ちゃん達に囲まれながら、猫の知識や暮らしを日々学んでいます。 学んだ情報はどんどんお伝えしていきます。楽しいネコライフをおくりましょう。

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