ラガマフィンがかかりやすい病気とは

2016.04.07

ラガマフィンという猫ちゃんがいます。ラガマフィンとは「いたずらっ子」とか「ぼろ服をまとった人」という意味があるそうです。なんとも愛くるしい猫ちゃんです。 そんなラガマフィンちゃんですが、一般的な猫の寿命と比べると、3年くらい短いと言われています。 だからこそ病気には十分注意してあげたいですね。 今回はラガマフィンがかかりやすいと言われている病気について書いていきます。

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病気にはかかりにくい!だけど油断は大敵!

本来ラガマフィンは病気にかかるリスクが他の猫ちゃんと比べると少ないと言われています。
ただいくつか注意したい病気はあります。

– 肥大性心筋症 –

ラガマフィン

肥大性心筋症にはかかりやすい猫ちゃんです。定期的な診察を受けることで、ある程度は予防できるのですが、処置が遅れてしまうと呼吸困難を起こして手遅れになることも少なくありません。

心筋症は、心筋(心臓の筋肉)そのものの異常によって心臓の機能を狂わせる病気なのですが、その中でも肥大型の心筋症は、心筋の壁が肥大して心臓に血栓をつくり動脈をつまらせてしまいます。
左心室の心筋が異常に肥大することで生じる左心室拡張機能障害を主とする病気です。この心肥大は、その分布が不均一なのが特徴で、肥大した部位や収縮の程度によって収縮期に左心室から血液が出て行く流出路が狭くなってしまうことがあり、その場合には閉塞性肥大型心筋症と呼ばれます。

猫ちゃんの呼吸がいつもと違い、呼吸が荒く感じられたら即獣医さんに診てもらいましょう。
基本的に絶対安静が必要で、呼吸困難を起こしている場合には酸素吸入をします。
また、薬で血栓を除去したり、必要に応じては手術することもあります。

– 多のう胞腎症 –

多のう胞腎症にもかかりやすいリスクがあります。
多のう胞腎症はペルシャ猫にも多い病気なのですが、この病気にかかると子猫の段階から徐々にのう胞と言われる液体のたまった袋が蓄積されます。
最初は自覚症状も特になく、無問題で生活できますが、これが進行してのう胞の数が増えてしまうと、腎臓が機能不全に陥り、慢性腎不全となり、最後には手遅れになることもあります。
症状的には食欲がなくなり、多尿になる。他に息切れしやすくなったり疲れやすくなるなどの兆候がみられます。根本治療は今のところないので、慢性腎不全になった場合の対処療法をするより他ないですが、進行を遅らせるためにも早期の発見が重要です。
普段から定期健診を心がけて、様子がおかしいところがあったら、直ぐに動物病院へ連れて行ってあげましょう。

– 尿結石 –

ラガマフィンは尿結石にかかりやすいという特徴もあります。
尿管や腎臓、尿道や膀胱に砂や石ができてしまう病気です。
根本原因は今一つ分からないのですが、水分補給が足りなかったり、ビタミンなどの栄養素の不足、抵抗力が低下しているときや、ストレス・・・など色々な要素が混ざり合って起こると言われています。
症状としては、尿に血が混じったり、頻尿になったり、排尿の際に猫が痛がっていたら尿結石を疑った方が良いでしょう。
病気が進行してしまうと尿が出にくくなり、食欲もなくなってしまい死に至ることもあります。
治療としては、症状が軽ければ薬で石を溶かしてしまうこともできますが、大きな石の場合は手術によって石を取り除くことが必要です。

– 毛球症 –

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ラガマフィンと言えば、美しくなめらかな長い毛が特徴なのですが、その長い毛が災いすることもあります。毛球症です。猫を飼ってらっしゃる方ならみなさん分かると思いますが、猫は毛づくろいをするので、その際にどうしても毛を飲み込んでしまいます。
大抵はこの飲み込んだ毛は吐き出されます。しかし猫の体調が悪かったり、毛のケアがちゃんとできていないときには、飲み込んでしまった毛を吐き出すことができず、体の中にたまってしまい毛玉になってしまうことがあります。これが毛球症です。
毛球症になってしまうと、食欲がなくなりグッタリとしてしまったり便秘になってしまったりします。
猫の毛球というとやわらかくフンワリとしたイメージがありますが、あまり毛球がたまってしまうと胃壁や腸の壁を傷つけてしまうことも少なくなりません。
猫の毛づくろいは当たり前の光景ではありますが、これは早期に対処する必要のある立派な病気です。常日ごろから猫の毛のケアを怠らないように心がけましょう。

以上になります。
ラガマフィンを飼う時は病気になりにくいからといって油断せず、変化などにはすぐ気づけるようにしましょう。

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中岡 早苗

中岡 早苗

可愛い猫ちゃん達に囲まれながら、猫の知識や暮らしを日々学んでいます。 学んだ情報はどんどんお伝えしていきます。楽しいネコライフをおくりましょう。

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