人間だけではない、愛猫の老化と介護問題

2016.04.21

人間だけではない、愛猫の老化と介護問題

飼い猫の生活環境も昔とは比べられないほど良くなってきました。 それにともない、猫の寿命も長くなり、飼い主さんにとっては、いつまでの愛猫と暮らせる時間が長くなり、喜ばしい限りなのですが、それと同時に猫の老化による病気や、人間と同様介護問題にも直面してきました。 猫の老後を快適に穏やかに暮らしていくために、愛猫の老化による病気や介護に伴う猫自身と飼い主さんの負担など、様々な状況をご紹介させていただきます。

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見た目でわかる猫の老化

見た目でわかる猫の老化

猫の老化のサインは『動かなくなり、寝ている時間が長い』ことです。
猫は一日の大半は寝ているイメージがありますが、年を取ると常に寝ています。
ご飯を食べては寝て、トイレに行った後寝るというサイクルです。

見た目で老化がわかるポイントもあります、毛並と皮膚です。
新陳代謝が悪くなり、栄養不足やホルモンバランスの崩れなどが原因とされ、抜け毛が増え、ツヤがなくなり、毛並がパサついてきます。
毛並が悪くなる原因は、動くことが億劫になり、毛づくろいをしなくなる事も毛並が悪くなる原因とされています。
猫は、毛づくろいをすることで、体の汚れを取ったり、毛の生えかわりを促進します。
毛づくろいをしなくなると、皮膚の状態も良くありません。
飼い主さんがブラッシングやペット用ウェットシートなどで汚れを取ってあげたり、毛づくろいをしてあげましょう。


老猫の日々のケア

老猫の日々のケア

老猫は抜け毛が増え、脂肪も落ちてきますので、寒さに弱くなります。
いつも寝る場所を日当たりのよい、暖かく、静かで落ち着く場所にしてあげましょう。

また、老化が進むと視力も弱ってきますし、骨や関節も弱くなってきます。
今までジャンプできていた高いところでも、上り下りができなくなったり、骨折したりする可能性も高くなります。
猫が落ち着ける場所を、低いところに作ってあげましょう。
トイレの何気ない段差も老猫にとっては厄介な高さとなる事があります。
段差を嫌うようになると、トイレを使わず、違う場所でトイレをしてしまうこともあります。
小さな変化も見逃さぬよう、充分注意してあげましょう。


老猫の介護

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年を取れば猫でも認知症になったり、寝たきりになる猫もいます。
認知症の具体的な例では、夜中に急に大きな声で鳴いてみたり、トイレの場所がわからなくなったりすることがあります。
特徴的な行動は、同じ場所をグルグルと回ることがあります。

寝たきりとなってしまう猫は、様々なケースがありますが、足の筋力が弱まり、立てなくなってしまうことがあります。
猫もおむつをするのですが、毛で覆われているので、汚れたままにしておくと、すぐに皮膚が炎症を起こしてしまい、真っ赤になる事があります。
汚れたおむつを交換し、清潔に保つことがとても大切なのですが、これは本当に大変な作業です。
おむつをするようになったら、お尻周りの毛はバリカンできれいに刈ってしまった方が良いでしょう。
おむつかぶれなど皮膚が真っ赤になることを予防できます。


老猫の食事の与え方

老猫の食事の与え方

現在フードも様々な猫に対応できるよう、たくさんの種類のフードが売っています。
猫の年齢に合わせてのフードが出ているので、多頭飼いの飼い主さんは大変ですが、その猫の年齢や体型などに合わせて与えられるので、とても助かります。

多頭飼いの飼い主さんは何種類のフードを飼わなくてはいけないので大変なのですが、老猫用も7歳以上、10歳以上、15歳以上と年齢別になっていますので、猫の健康を考え、フードを分けて与えることは、とても重要です。
年齢によって摂取する栄養分は異なります。
老化が進む猫にとって食事で病気を防ぐことはとても大切なことです。

老猫は嗅覚も衰えてきます。
ウェットフードを与えるとき、少しレンジで温めてあげると、臭いもわかるので、とても食べやすくなります。
ウェットフードは冷蔵庫に入っている場合が多いので、冷たいままあげるより温めてあげてみてください。
食欲のない猫でも臭いで食欲が湧いてきます。

また、老猫は歯も弱くなりますので、ドライフードが食べづらそうな場合はウェットに変えてあげましょう。


老猫の介護と飼い主の生活について

猫の介護については、飼い主さんの負担が予想以上だと思います。
体力的にはもちろんの事、経済的にも圧迫してきます。

しかも、人間同様、猫も長年生きていれば、様々な病気になります。
猫はしゃべれませんから、気付いた時には症状が悪化しているなんて本当によくあります。
病気が初期の段階で気づき、すぐに病院へいければいいのですが、なかなか気づいてあげられないことの方が多く、大抵の飼い主さんは症状が進んでから病院へ連れてくる場合が多いようです。
今ではペット保険など病気に備え、保険に入っているペットもいらっしゃるようですが、まだまだペットに保険を掛ける飼い主さんは少ないようです。
猫の治療費にお金を使い、飼い主さんの生活が破たんしてしまっては元も子もありません。
信頼できる獣医を見つけ、治療費の事など相談しながら、出来る範囲の事をやってあげましょう。


最後に・・・

老猫の介護と飼い主の生活について

猫も寿命が延びた分、介護や老後の生活を考えてあげなくてはいけません。
縁あって一緒に暮らしてきた大切な家族なのだから、最後の最後までしっかり面倒を見てあげたいものです。
飼い主さんは一人で頑張らずに、周りの獣医さんだったり、家族だったりいろいろな人の手を借り、自分自身の生活も守りながら愛猫には余生をゆっくりと過ごしてもらいたいものですね。

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中岡 早苗

中岡 早苗

可愛い猫ちゃん達に囲まれながら、猫の知識や暮らしを日々学んでいます。 学んだ情報はどんどんお伝えしていきます。楽しいネコライフをおくりましょう。

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