バリ猫みのる 日本へ行く ①

2016.04.22

バリ猫みのる 日本へ行く ①

様々な事情から、猫を日本から海外へ、海外から日本へ連れていく人がいらっしゃると思います。我が家はバリで生まれ育って4年になる「みのる」を日本へ連れて帰る事になりました。とはいっても、動物が国をまたぐのにはたくさんの手続きが必要です。準備期間は約1年半。果たしてみのるは、無事に日本へ辿り着けるのでしょうか?

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我が家が住み慣れたバリから日本へ帰国する事を決めたのは、約2年前。1番最初に考えたのは、ペット達の事でした。連れて帰るか、誰かに譲渡するか…。でも、やっぱりペットも家族。特にみのるは人見知りが激しく、主人と私にしか懐きません。自由に外を出歩くコなので、夜、誰もいない家に1匹で帰ってきて鳴いているみのるを想像すると、どれだけ費用が高かろうが手続きが面倒くさかろうが、連れて帰ろう!と決めました。

【動物病院探し】

まずは、動物病院探しからです。インドネシアから日本への動物輸出には、様々な手続きが必要なので、個人ではほぼ不可能。そういった事を引き受けてくれる動物病院は、バリにはあまり多くなく…。結局友人がお世話になった病院に、今回連れて帰るみのるとダックスフンド犬ゆきむらを連れていきました。

【マイクロチップ】

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まずは、連れていくペット達に、個体識別の為のマイクロチップを埋め込む必要があります。これは首の後ろに注射するだけだから、簡単。でも、多くの猫達がそうであるように、みのるも動物病院に行く事自体が、大冒険。ゆきむらがドクターにしっぽを振って大人しくしているのに対し、みのるは、もうなにも見たくない、聞きたくない、というように私にしがみついていました。それだけで、この先の長い道のりが思いやられる…。
チップを埋め込んだ後、機械を使って、ちゃんと読み取りができるかを確認。ドクターが書面を何種類か作成してくれていました。ここのあたりは、プロにお任せです。

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【狂犬病注射】

この「狂犬病の抗体がきちんとできている事」を、日本の保健機関に認めて貰わなくてはいけません。よって、みのるは本来半年前に注射をしていたんですが、日本にペットを持ちだすタイミングと、この狂犬病の抗体との兼ね合いが非常に難しく…ここで計算を間違えると、帰国できないという事にもなるので、このタイミングで再度、狂犬病注射を打ちました。

この日から1カ月後、2回目の注射を打って、採血。それを日本の動物検疫所へ郵送します。検疫所には自分で電話をし、メールのやり取りをしながら待つ事1カ月。無事、抗体が確認できた事を書面で発行されました。

これが原本を送って貰うんですが、うまく届かなくて…。2回送って貰って、やっと届いたんです。やはり海外。何事もスムーズにはいきませんね。ドクターにもチェックして貰い、後は半年間、バリ島内で待機する必要があります。そう、日本の検疫所から許可が出たからといって、すぐには帰国できないのです。私達は、たっぷりと準備期間があっての帰国だったので問題ありませんでしたが、急遽緊急帰国する人達は、この半年間がネックになるようです。抗体が出来てから2年間はこの書面が有効なので、もし2年以内に帰国する「かもしれない」という人は、先に抗体チェックだけでも済ませておく事をお勧め致します。

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ちなみに私達も、この狂犬病注射を打った時には本格帰国が決定していなかったので、暫く放置状態でした。やっと帰国日が決まり、さて本格的に手続きに入ろうかーと動物病院を再訪問した時には、何と既に1年が経過していたという…!(狂犬病注射は1年に1回が基本です)
書類が発行されて、安心しきっちゃっていたんですね。慌てて再度注射を打って貰い、事なきを得ましたが。

この2回目の狂犬病注射から、ドクターが自宅に来てくれました。この日に来てねって約束していても、みのるが大人しく家にいるとは限りません。捕まえていても、何か気配を察知するのか、すぐ逃げちゃって、なかなかスケジューリングできませんでした。やっと捕まえ、打って貰ってる間、ゆきむらはみのるの異変を感知して吠えまくるし、御近所迷惑、極まりないですね。。。

何とか注射を打ち終えた後、初めて今後のスケジュールをドクターと打ち合わせたのでした。つづく。

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なかちえ

なかちえ

バリ島で、愛猫「みのる♂」と暮らしています。小さな頃から猫が大好き。飼えない頃は憧れの存在だった猫との、異国での暮らしを満喫中です。

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