ラグドールを飼うならブリーダーとペットショップどっち？値段の相場や子猫選びのポイントとは

ペットショップでの購入は少しお高め？

ラグドールは、アメリカ生まれで猫の中でも最大のクラスに入り、骨格ががっしりしていて筋肉質な体つきをしています。
そのため体重はオスで約5kg～7kg、メスで約4kg～5kg程に成長します。大きなオス猫だと10kgを超す場合もあり、
中型犬と同じくらいの体格になります。そのため食事もよく食べるので、肥満には注意が必要です。
そんな大柄なラグドールですが、
優しくマイペースな性格なため部屋の中ではいつもリラックスした状態でいることから、「まるでぬいぐるみみたい」と言われているのです。

ラグドールを購入するためには、ペットショップで購入するか、ブリーダーから直接購入する方法などがあります。ペットショップで販売されている子猫は、
この猫に限らず生まれて間もない頃に親や兄弟と引き離されていることがほとんどです。動物の場合、赤ちゃんから生後3ヶ月頃に親や兄弟から様々なことを学ぶ
、とても大切な時期にあたります。たくさんの仲間を触れ合うことで猫の社会性を身に付けていくのです。これは、その子猫の将来を決めると
言っても良いとても重要なことなのです。しかしながら、店舗に展示されている子猫達には、その社会性がしっかりと備わっていなかったり、
母乳をしっかりと飲んで成長していない場合が多く、性格に落ち着きが無いため人間をすぐに引っ掻いたり、
免疫力が不十分で体が弱いといったケースがあります。値段では、ショップの場合には繁殖専門業者と店舗の間に
仲介役として業者が入ることがほとんどで、その仲介料が発生するため少々高めになっています。

ブリーダー選びには「見極め」重要

一方、ブリーダーが育てた子猫はというと、生まれた後も親や兄弟と引き離すことなく成長している子達なので、
社会性を備えており落ち着きのある優しい、ラグドール本来の性格を持って大きくなっています。
また、確かな血統でコンクールなどでも優秀な成績をおさめている親から生まれた子達が多いため、
優秀で健康状態も良好な子が多くいます。値段の面では、ショップのように仲介業者へのマージンや余計な人件費などが発生せず、
その子に見合った料金設定となっているので、ショップよりも安い値段で購入することが可能です。
また、少し成長した子の場合には更に値下げしてくれることもあり、融通が利きやすいというメリットもあります。

ラグドールの値段の相場はというと、他の猫と比較すると少々高めで約10万円～20万円、平均すると約15万円くらいとなっています。
これは専門に繁殖させている業者が少ないため、販売数もそれほど多くないうえに人気の猫であるという理由があります。

こうして2者を比較すると、性格が良くまた健康的なラグドールを購入するためには、「専門のブリーダー」を選ぶことが良いということが分かります。
ただし、ここで注意したいのが、より良い環境で健康的な猫を繁殖させている業者であるかを見極めることです。
業者の中には、
動物を物のように扱っていて劣悪な環境で繁殖させている悪質業者もいます。そのため「キャッテリー」と呼ばれる世界的猫愛護団体の
TICAやCFAに認可を受けているハイクラスな業者を選びましょう。

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