猫が老化してきたら、介護はどうするの?

2016.05.12

猫が老化してきたら、介護はどうするの?

猫も、もちろん歳をとります。老化してきた猫には、人間と同じように介護が必要です。歳をとってきた猫とは、どのように接していったら良いのでしょうか。

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猫の寿命は、10年から15年、最近では20年ほどとも言われています。猫が7歳〜11歳ごろはもう中年の域で、それ以降は高齢といってもよいでしょう。

猫も老化してくると、病気にかかりやすくなり、怪我もしやすくなります。
多い病気は、がん・泌尿器系・歯の病気・消化器系・循環器系・認知症です。

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がん
悪性リンパ腫、白血病、骨肉腫、雌であれば乳がんなど、猫も様々ながんにかかります。高齢が原因でがんにかかることが多いと言われています。

泌尿器系
高齢の猫が最もかかりやすいと言われている病気が、腎不全です。腎臓の機能が次第に失われていきます。失われた腎臓の機能は取り戻すことが出来ません。

歯の病気
老化してくると、歯周病になりやすくなります。柔らかい餌を食べて、歯垢が歯の間にたまりやすくなることで発生します。

消化器系
運動不足になることで、腸の働きも弱り、便秘になる猫も多くいます。

循環器系
老化すると、心筋症になりやすくなります。心臓の機能が損なわれた状態をいい、様々な症状があります。

認知症
歳をとってくると、猫も認知症になります。認知能力の低下で、行動に以上が見られるようになり、排泄がきちんとトイレで出来なくなる、飼い主のことがわからなくなるなど、人間のぼけと同じような症状になります。

病気にならなくとも、普段の生活で、猫の老化を発見することが出来ます。

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内臓が弱ってくるので、毛艶が悪くなってくる。
今まで登れていた高いところに上がれなくなるなど、動きが鈍くなる。
動かないで、じっとしている事が増える。
毛づくろいもあまりしなくなるので、目ヤニやほこりなどが顔や体についているようになる。
抜け毛が増える。
爪をしまうことが出来なくなる。
トイレで粗相をする事が増える。

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さらに、認知症になると、次のような症状が見られるようになります。
トイレの場所がわからず、結果として粗相してしまう。
徘徊するようになる。
餌を何度も要求する。(食べたことを忘れてしまう)
生活サイクルが乱れ、今まで寝ていた時間に起き出して鳴き続けたりする。
飼い主のことがわからなくなる。(名前や呼びかけに無反応になる)

このように、猫も老化で今まで出来ていたことが出来なくなり、病気にもなる事が増えますので、飼い主が介護をしてあげる必要があります。
猫の介護の仕方について見ていきましょう。


体のケア

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毛艶が悪くなってくるのは、病気が原因である場合もありますが、自分でしっかり毛づくろい出来なくなっているということです。
猫用のブラシで優しくマッサージするように、ブラッシングしてあげましょう。抜け毛が多くなりがちなので、力を入れすぎず行いましょう。猫がいやがる、体が弱っているなどの場合によっては、手で撫でるだけでもきれいに出来ます。

猫の体に負担のかかるシャンプーの回数も、減らしていきましょう。優しく洗い、洗った後は体温が下がりすぎないように早く乾かしてあげましょう。
猫が眠ったりくつろいだりする場所には、暖かい毛布や猫用ベッドを置いてあげましょう。

もし、歯が汚れやすくなっている場合は、人間が歯を磨いてあげましょう。柔らかい餌を食べていると、歯が汚れ、歯垢がたまりやすくなります。歯磨きは、ガーゼや猫用歯ブラシを使いましょう。やり方がわからない場合は、獣医さんに相談しましょう。

老化により爪が出たままになってしまう猫もいます。爪が出たままで過ごすと、自分の体を傷つけたり、爪が剥がれたりする可能性がありますので、よく観察してこまめに切ってあげましょう。

食事

硬いドライフードが食べられなくなってくると、フードを変えてあげる必要があります。ウェットフードや、柔らかめのドライフードをあげましょう。老猫用、シニア用と書かれた総合栄養食をあげてください。また、運動量も減っていますから、肥満にならないように量を調節することも大切です。

トイレ

猫トイレが、普段くつろいでいる場所から遠くにあると、猫にとっては大変です。間に合わなくなり、粗相をする原因にもなりますので、猫がすぐに行けるような距離にトイレを置き、必要であれば複数のトイレを置きましょう。排泄が困難になってくると、ペット用のオムツを使用する場合もあります。わからないことは獣医さんに相談してみましょう。

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飼い主は、天に召されるその日まで、猫の老化と向き合っていくものです。体の調子や、トイレの排泄物、目の様子などを日々チェックし、動作などにも注意を払い、適切な介護をしていってあげましょう。

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ねこちん

ねこちん

ひろった猫たち、トータル5匹と暮らしています。猫の写真を撮り、猫のイラストを描くのが好きです。

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