猫の宿命?〜泌尿器系の病気〜

2016.05.18

猫の宿命?〜泌尿器系の病気〜

こんにちは、そらにゃんです。 猫の泌尿器系の病気には水腎症や尿道結石、膀胱炎など多くありますが、なんと2頭に1頭が泌尿器系の疾患にかかったことがあるという統計があります。 そして泌尿器系の病気は猫の加齢とともに増加していきます。 泌尿器系の中でも多いのが「猫下部尿路疾患」と「慢性腎不全」。 どんな病気なのでしょうか?

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どうして猫は泌尿器系の病気にかかりやすいの?

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猫はもともと砂漠で暮らしていた動物です。水の少ない環境下で体内の水分を有効に利用するため、猫の体は濃縮された濃いおしっこを出す仕組みになっています。腎臓は常にフル活動しているため、負担がかかり機能障害を起こしやすくなってしまいます。また濃い尿は結晶化して尿石になり、尿道を傷つけます。
このように、猫の体は泌尿器系の病気にかかりやすくなっているのです。

猫下部尿路疾患とは?

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猫の膀胱から尿度にかけておこる、膀胱炎や尿路結石、尿道閉塞などの病気を総称して、猫下部尿路疾患といいます。
何度もトイレに行くのにおしっこが出ない、痛がって大きな声でなく、血尿が出る、などの様子が見られればすぐに病院で診察を受けましょう。
特におしっこが出なくなる尿道閉塞は、症状が尿毒症に進むと命を落とす怖い病気です。

猫下部尿路疾患を予防する

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この病気は生活環境や食事内容によって再発を繰り返すことが多いようです。
予防のためには飼い主さんが猫の生活管理と食事管理をしっかり行うことが重要です。
・水分を十分に摂取する
いつでも新鮮な水がたっぷり飲めるようにしましょう。水飲み場は複数に用意しましょう。水分不足は猫のもともと濃い尿をさらに濃くしてしまい、結晶ができやすくなってしまいます。暑い季節はもちろんですが、水を飲まなくなる冬の季節は特に注意が必要です。
・トイレを我慢させない
トイレはいつも清潔に保ちます。冬はトイレを暖かい部屋に置いて、猫がトイレに行きやすい環境にします。
・肥満させない
肥満の猫は尿結石ができやすいと言われています。
・場合によっては療養食を利用する
猫下部尿路疾患にかかりやすい体質の猫は、継続して食事療法が必要になる場合があります。
・定期的な検査を受ける
定期的な尿検査を受けて、早期に対応することが大切です。

慢性腎不全とは?

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慢性腎不全は腎臓の機能が徐々に低下し、やがて機能不全となる病気です。
高齢の猫の死因の第1位で、症状があらわれた時はすでに腎臓の大半が機能不全に陥っています。そして失った機能は回復することはありません。
症状は多飲多尿から始まり、脱水症状、食欲減退、体重減少、口内炎、下痢、嘔吐、そして末期には痙攣、昏睡状態になります。

慢性腎不全の治療は?

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慢性腎不全は進行性の病気で完治することはありません。進行を遅らせ、症状の緩和を目標とした治療になります。
慢性腎不全は加齢によって腎機能が低下することで発症する病気なので、どの猫もかかる可能性があります。私たち飼い主は、少しでも発症が遅くなるように、猫が若い頃から生活管理と食事管理、定期的な健康診断を行い、異常があっても早期発見、早期治療ができるように心がけたいものです。

まとめ

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いかがでしたか?
猫は泌尿器系の病気にかかりやすいことは知識として知っていましたが、飼い主の管理次第で発症する確率が変わってくることがわかりました。
我が家のそらさんは膀胱炎にかかり、再発もしています。おしっこが出ない、何度もトイレに行っては大声でなく、ウロウロと歩きまわる、と言った症状がありました。幸い結晶などは見られず投薬で治りましたが、体質的に細菌に感染しやすいようです(目ヤニが多く、歯肉炎の症状も見られるため現在は2週間効果が続くという抗生物質の注射を定期的に受けています)。
ニャンズはみんな3歳未満なのですが、少しでも健康で長生きしてもらうためにもしっかり管理しなくては、と気持ちを引き締める次第です。

最後まで読んでくださってありがとうございました。

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そらにゃん

そらにゃん

猫が大好きなおばさんです。猫、いいですね! 我が家には「そら♂」「すず♀」「りん♀」のニャンズがいます。 ずっと犬を飼っていて猫暦はまだ二年そこそこと短いのですが、長年の願いだった猫との暮らしに今もウハウハ状態です。ニャンズのおかげで仕事や家事や寄る年波の疲れも吹っ飛びます。 病気がちな「そら」のおかげで獣医さんと懇意になり、通院の度に先生から様々な猫情報を教えていただいてます。 いかにニャンズを満足させられるか、猫じゃらしの振り方を日々研究中。 得意技は猫に錠剤を飲ませること。←ただし「そら」限定!?

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