猫の糞尿は、どんな対策をしたら良いでしょうか?

2016.06.02

猫の糞尿は、どんな対策をしたら良いでしょうか?

猫の糞尿は、人間にとってとても大きな被害が起きる問題です。どのように対策していったらよいのでしょうか。

focebookシャア
ツイート

猫の縄張りへの執着

sotoneko02

猫の行動範囲は、半径50から100〜200m、広くても500m〜1kmくらいまでと、それほど広くない範囲です。この中で、寝床、餌場、トイレ、遊び場を作り、縄張りと決めて行動します。
完全室内飼いの場合は、この縄張りが家の中となります。猫はこの縄張りをとても大切にしますので、「猫は家につく」と言われるようになったといっても良いでしょう。

猫は、とても縄張りに対する執着の強い生き物です。猫の嫌いな匂いのするものや、猫よけのトゲトゲなどを置いても、猫がやってきて遊んだり、糞尿をしたりするのは、縄張りに対する強い執着があるからなのですね。

縄張りの中で、猫は、排泄をしたり、マーキングをしたりします。糞尿対策は、猫と暮らす人、また猫が身近にいる人間にとっては、欠かせないことです。
猫を外に出している場合、または他の飼い猫や野良猫が来る場合、お庭などの敷地内が猫のトイレになってしまっていたら、糞尿の対策はどうしたら良いでしょうか?


一般的な猫よけ、糞尿の対策

効果があるもの、効果があまりないもの、効果がほとんどないものとあります。
効果があるものについても、それぞれにメリット、デメリットがあり、猫によっては効果があったり、なかったりします。

nekotaisaku

◆水入りペットボトルを置く
反射する太陽光を嫌がると言われているが、あまり効果なし。
景観を損ねる。また、火災の原因になるかもしれないため危険である。

◆漂白剤を撒く(家庭用漂白剤を薄めて使用)
匂いを嫌がると言われている。
汚れた場所を掃除、漂白するには適している。庭や公園に撒くには、環境によくない。

◆柑橘類の皮などを置く、袋などに入れて吊るす(木策液、レモンバームの葉、唐辛子なども)
猫が匂いを嫌がるとされている。猫がマーキングする場所など、特定の場所であれば効果がある。

◆猫よけ剤
市販の猫よけ剤を撒く、置くなどする。猫によっては効果があるが、定期的に続けなければならず、費用がかかる。

◆猫よけトゲトゲ
猫よけのトゲトゲのついたマット(シート)を敷く。猫によっては効果があるが、気にしない猫も多い。猫を傷つけることはない。

sotoneko05

◆木酢液(もくさくえき)を撒く
木酢液という液体を撒く。安価な割に効果が大きく、広い範囲に散布でき、自然に優しい。効果はあまり続かないので、こまめに撒く必要がある。

◆防犯用の砂利
音が出て、足の裏にチクチクするような砂利を撒く。猫によっては嫌って上をあるかないことが多い。人が歩いても音がするし、敷き詰めなければ意味がないので費用はかかる。

sotoneko03

◆超音波猫よけ
センサーで猫を感知して、嫌がる超音波を出す。効果があると言われている。購入費用がかかるが、設置すれば半永久的に使えるとの事。

◆物理的に入れないようにする
塀や柵など猫が越えられないもので囲ってしまって、猫が侵入できなくなれば、被害もなくなります。自分の家や庭であれば可能ですが、費用はかかります。また、塀を設置する事で今までの景観は変わってしまいます。

999c28b2f1fc4c3e43eb3d5ce75dd6da_s

◆人間で対処する
敷地内に来た猫を、声を出すなどして驚かして、来てはいけない場所だと認識してもらう。常にいないと出来ない事なので、家族がいる、在宅である、などでないと続けられない。

◆スプリンクラーを取り付ける
水がかかるので、落ち着いて糞尿をすることのないように出来る。人は常にいなくても良いが、費用がかかる。猫には安全。


まとめ

sotoneko04

対策としては、猫が自分から来ないような、居心地の悪い場所にするのが一番です。猫は、見慣れないものをとても警戒しますので、庭や玄関先であれば、こまめに植木鉢や置物などの位置をずらすなどしてみましょう。

飼い猫が外に出られるようにしている場合、自分の猫がどこかで糞尿の被害を出している可能性があります。
糞尿被害は、その場所の人間が困るだけでなく、結果として、猫も、その事により虐待や捕獲されるなどの被害につながります。外に出られる範囲を自分の敷地内に制限するか、完全室内飼いにするなどして、猫を守り、糞尿被害を出さないようにしましょう。

猫の糞尿被害のためだと言っても、猫に危害を加えず、自然や人間にも配慮をした対策法を選んでください。
たとえば、玉ねぎ、にんにくなど、匂いを嫌がるとされているものは、猫が食べると体を壊しますし、人間にも匂いの被害があります。灯油、クレゾール、漂白剤なども、効果があまりない上に、環境によくないので使用はやめたほうが良いでしょう。

どの方法も、継続する事が必要で根気がいります。焦らず、数ヶ月から1年単位でやると考えて対策していってください。

focebookシャア
ツイート

– おすすめ記事 –

・ネコちゃんのおしっこ対策
・猫を飼う!その前に準備しておきたいこと
・猫ちゃんが苦手な人との間でトラブルにならないよう 私たちペットオーナーが気をつけるべきこと
・猫ともっと楽しく暮らせる、叱り方とほめ方!


 老猫との多頭飼いで気をつけなければならないこと



 飼い主の義務とモラル~マナーを守って幸せな猫ちゃんとの生活を~


  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ねこちん

ねこちん

ひろった猫たち、トータル5匹と暮らしています。猫の写真を撮り、猫のイラストを描くのが好きです。

関連するキーワード