猫も膀胱炎になる?その原因と対策法は?

2016.06.13

猫も膀胱炎になる?その原因と対策法は?

膀胱炎は、人間にはよく起こる病気のひとつです。尿が出にくくなったり、残尿感があったりする不快感が特徴です。尿意を我慢するような職業についている人は、慢性的にこの症状が出ることもあります。

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 では、猫もなることはあるのでしょうか?答えはイエスです。猫も、人間と同じように膀胱炎を患います。たとえば、いつも走り回っている元気な猫が大人しく、じっとうずくまったままだとか、トイレから離れない、あるいは尿が臭く、体に触れるとうめき声をあげるような場合は、もしかすると、おしっこがうまく出ないのかもしれません。
 今回はそんな膀胱炎について詳しく見ていきましょう。

どうして、猫が膀胱炎になるの?

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 膀胱炎は、膀胱が炎症を起す症状のことを意味します。膀胱内に細菌が入り込むのが原因です。また、尿道が短いメス猫のほうが、尿道の長いオス猫よりも、よりかかりやすいと考えられています。
 細菌感染以外にも、突発性でこの症状を患うケースがあります。こちらは、ストレスや寒さ、脱水症状などによって引き起こされると考えられています。
動物は、寒いと体温を保とうとして、排尿しなくなることがあります。体内に尿をためることで、寒さをしのぐのです。
 さらに、猫は非常に過敏な動物であるので、ストレスを感じるとおしっこが出なくなるということもあります。緊張していると、じっと同じ場所から動かないということがありますが、そのために長期間尿が膀胱にたまってしまうことがあります。
 飲み水の量を増やすことで、尿の回数がふえ、この病気になるのを防ぐことができます。さらに、猫がストレスなく過ごせる環境を整えてあげることも、予防対策となるでしょう。

治療方法は?自然治癒するものなの?

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 突発性なものであれば、その原因となっているものを取り除くことで、自然治癒することはあります。
 細菌感染の場合も、だんだんと症状が緩和されてはいきますが、猫の負担を軽減するためにも抗生物質を処方してもらうのがお勧めです。
 獣医に猫を連れていくと、尿検査によって、簡単に細菌の特定ができます。原因である細菌に合わせた抗生物質服用してもらうことで、徐々に症状は改善されるでしょう。一見大丈夫そうに見えても、獣医の指示通り、根気強く最後までお薬をあげるようにすることです。
 さらに、慢性化しないように、水分を十分に補給してあげるようにもしましょう。なお、トイレをこまめに清潔にして、猫の排尿の状態を観察するようにしていると、症状が改善したかどうかが分かります。尿の色が薄く、強い臭いがしなくなれば、正常な状態に戻っているということです。不快感がなくなると、元気がよくなりご機嫌にもなるでしょう。

抗生物質でも改善されない場合は?

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 獣医に処方してもらった抗生物質を与えても、ちっとも症状が変わらないという場合は、尿結石などの別の病気を患っている可能性もあります。その場合には、自然治癒は望めず、外科手術や膀胱洗浄などが必要になる場合があります。
 尿結石かどうかを調べるには、レントゲンやエコーなどによる詳しい検査をします。場合によっては、別の動物病院に連れて行き、セカンドオピニオンを聞くことも必要かもしれません。なお、尿結石になるのは、普段の食事の影響が大きいといわれています。そのため、日頃から、猫の食事にも気を使ってあげるのがよいでしょう。猫の病気を予防する対策として、栄養バランスが考えられたキャットフードをあげるのもお勧めです。
 いずれにしても、排泄行為がうまくできないと、猫は非常に不快な思いをします。少しでも様子がおかしいなと感じたら、早めに動物病院に連れて行って、獣医にみてもらうのがよいでしょう。

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中岡 早苗

中岡 早苗

可愛い猫ちゃん達に囲まれながら、猫の知識や暮らしを日々学んでいます。 学んだ情報はどんどんお伝えしていきます。楽しいネコライフをおくりましょう。

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