バリ猫みのる 日本へ行く ⑥

2016.06.12

バリ猫みのる 日本へ行く ⑥

様々な事情から、猫を日本から海外へ、海外から日本へ連れていく人がいらっしゃると思います。我が家はバリで生まれ育って4年になる「みのる」を日本へ連れて帰る事になりました。とはいっても、動物が国をまたぐのにはたくさんの手続きが必要です。バリからジャカルタへ移動し、2週間の待機期間を終え、飛行機に乗ったみのる。無事に日本へ到着できるでしょうか。

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ジャカルタからクアラルンプールへ。そして日本へ。トランジットも計算すると、約12時間もの時間、2匹と離れていました。

関空での再会

どこでみのると再会できるのかよくわからないまま、通常通り、スーツケースが出てくるターンテーブルまで行くと、どこからか猫の鳴き声が聞こえてきました。スーツケースを受け取り、鳴き声のする方向へ向かっていくと、検疫所の人らしき担当者の方が立っていて、その横にみのるとゆきむらのケージが!まずは無事に生きていたという事に、ほっとしました。

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ジャカルタで再会した際、私達の声が聞こえた途端に騒ぎ出した2匹だったので、今回はわからないよう、できるだけそっと話し出したつもりだったのですが、検疫官の方が声高らかに「○○さんですね?」と声をかけて下さったので…その途端、やはり2匹が騒ぎ出しました。仕方がないので、2匹のケージを覗き込むと、臭う!!犬のゆきむらが、トイレを我慢できなかったようです…仕方がないですね。

とりあえず空港内にある検疫所に2匹を連れていきました。書類の確認を主人に任せ、私はオフィスの中に入らせて頂き、ゆきむらのケージ掃除。ゆきむらはケージの外に出ると、待っていたかのようにおしっこをし始め…検疫官の方も一緒になって、掃除をして下さいました。申し訳なかったです。。。けれど不思議とみのるは、トイレをしていませんでした。バリでもトイレを失敗した事がなかったので、我慢していたのでしょうね。

奈良の実家へ向かう車の中

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無事に検疫所でチップの確認を済ませ、空港を出ると、家族が迎えにきてくれていました。そのまま車に乗り、奈良へ向かいます。車の中では2匹ともケージから出してやり、ずっと抱っこしていました。不安そうではありましたが、ケージの中よりも鳴き声はマシで、やはり飼い主の体温を感じると安心するのかもしれませんね。約1時間の移動中、後半は2匹とも無言で寝ていました。

奈良の実家

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やっと実家に到着!前回の帰国時にトイレなどは購入してあったので、すぐに猫砂を敷き、みのるを連れていきました。するとやはり我慢していたのでしょう、すぐにその場でトイレをしてくれました。ゆきむらは、あちらこちらを嗅ぎまわって探索していましたが、みのるは2階の寝室に閉じ込め、まずは暗がりで安心できるように環境を整えました。

到着したのがお昼くらいだったので、ランチを食べ、ゆきむらを散歩に連れていき…と過ごしていると、あっという間に夕方。夜になると、1階にあるリビングに、みのるが降りてきました。不安気に鳴いていたので抱っこをし、義父と対面。人見知りの激しいみのるなので心配していたのですが、主人のお父さんなだけあって雰囲気が似ているのか、いつもの拒否反応がなく、大人しく抱かれている事にビックリ!実は1番心配していた事だったので、ほっとしました。

その後

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1日、3日…と過ぎていくにつれ、自分で1階に降りてくる事が多くなったみのる。餌も義父のそばで食べ、自分でトイレに行き、家の中を自由自在に動き回る生活が始まりました。バリでは自由に外へ出入りしていたみのるでしたが、日本では家の中のみ。外に出たがるかなーと心配していましたが、今のところそういった兆候はありません。
驚いたのは、到着した頃、奈良はまだまだ寒くて上着が手放せないくらいだったのですが、みのるがあっという間にふわふわになった事。毛が増えたのでしょうね。動物の適応力に驚きました。冬になったらどうなるのか…楽しみです。

準備段階から考えると、約2年。無事にバリ島から日本への引っ越し、完了です。
元々は野良猫だったみのるですが、日本への渡航費とドクターへの謝礼を考えると、ペットショップで売られているブランド猫よりも高くなってしまいました(笑)
けれど、かけがえのない家族なので…金額じゃないですね。今後、できるだけ長く一緒に暮らしていけるように、飼い主としてケアしていきたいと思っています。

ここまでお付き合い下さり、ありがとうございました。

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なかちえ

なかちえ

バリ島で、愛猫「みのる♂」と暮らしています。小さな頃から猫が大好き。飼えない頃は憧れの存在だった猫との、異国での暮らしを満喫中です。

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