猫と一緒に避難するには?

2016.06.16

猫と一緒に避難するには?

 日本は地震が多い国です。先日も熊本で大きな地震があったばかりです。大きな地震の場合は、住んでいる家も崩壊したり、被害にあったり、本当に大変なことになります。  住んでいる家が崩れたり、住めない状態になった時は、多くの人が避難所に集まります。その中で、動物を飼っている人は避難所に入れないことが多いようです。  もしもの時のために、飼い主さんはどのような対策をすればいいのでしょうか?

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地震の備え

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 家を災害に強くしておくと、一緒に住んでいる猫の安全にもつながります。地震に備えて、家具の固定や転倒防止など確認しておきましょう。猫が普段いる場所やゲージなどは地震の時に安全でいられるように日頃からチェックしてください。ゲージなどは転倒の恐れがあるため、床に置く、固定するなどの対策をとりましょう。
 住んでいる地域の避難場所を確認してください。実際に飼い主さんが猫を連れて避難場所まで行く訓練をして、所要時間などを確認すると安心できます。また、地域によって避難場所での動物に対する扱いが違うことがあります。自治体に確認するといいでしょう。いろいろな自治体があるので、飼い主さんも猫も一緒に避難できる場所を確認しましょう。


猫との避難訓練と躾

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 突然の地震は、飼い主さんも猫にも大きなストレスがかかります。さらに、慣れない場所での避難や大勢の人、見知らぬ犬や猫、他の動物達と一緒に生活をするのでは体調を崩してしまう可能性があります。普段から健康状態に注意し、予防接種なども行いましょう。
 避難所で迷惑にならないように、むやみに鳴かない、キャリーバッグやゲージに慣らしておく、知らない人にも慣れておく必要があります。避難所の周りの人達のためにも、猫のストレスを少なくすることにもつながります。

 ・キャリーバッグやゲージに入ることを嫌がらない
 ・人や他の動物を怖がらない
 ・猫用のトイレでの排泄
 ・各種のワクチン接種
 ・寄生虫の予防や駆除

 飼い主さんが一緒になって猫との避難訓練を行いましょう。普段からの躾がとても役に立ちます。
 キャリーバッグやゲージの中でも大人しく落ち着いていられるように普段から慣らしておきましょう。避難所などに慣れていない環境でも、慣れ親しんでいるキャリーバッグやゲージの中だと、猫の心も落ち着けるとともに飼い主さんも猫を管理しやすくなります。普段から家の中にキャリーバッグやゲージを置いておき、いつでも猫が入れる状態にしておけば、猫も慣れてくると思います。中におやつやご飯を入れていい印象をつけましょう。キャリーバッグやゲージの中で安心できる場所ということを教えておけば、地震の際に非常に避難しやすくなります。猫が大人しくしてくれることで、一緒に避難所にいる周りの人達や動物達とのトラブルも防げます。


もしもの時の防災グッズ

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 猫が迷子になってしまった時、避難所での生活はいつもと違う環境での生活にでも対応できるように準備しておくことが大切です。

〈迷子札・チャーム・リード・ハーネス〉

 迷子札を付けていたおかげで、猫と再会できたということが多いです。緊急時にビックリすることがあっても周りに迷惑をかけないように体をしっかりと包み込むハーネスはとても便利なグッズです。

〈キャリーバッグ・ゲージ〉

 避難所で猫の快適な居場所を作るために必要です。便利な軽量で折りたためることができるタイプがおすすめです。

〈持ち運べる食器〉

 割れにくく、軽くて持ち運びやすいものがいいです。食器はコンパクトになるものを揃えておきましょう。

〈ポータブルトイレ、エチケット用品〉

 避難所では、猫のおしっこやうんちの処理ができるかどうか心配です。ニオイも抑えられる処理用の袋があれば、安心できます。

〈おもちゃ・おやつ〉

 避難所などでのいつもと違う環境での生活は、とてもストレスがたまりやすいです。ストレス解消のためにもおもちゃを用意しておきましょう。

 いきなり、避難用のキャリーバッグやゲージ、食器、トイレなどを使えない猫もいます。日頃から、避難用のグッズに慣れさせるのも必要です。飼い主さんも猫に普段から避難用を使うようにしてあげましょう。


地震が起きたら…

 まずは自分の身の安全を確保しましょう。地震の時に猫を守るためには、まずは飼い主さんが無事でいることです。落ち着いて、自分と猫の安全を守りましょう。ガラス面や家具から離れて、丈夫なテーブルや机の下に身を隠して、頭をクッションなどで守ってください。揺れが収まったら、ドアを開けたりして避難経路を確保してください。
 突然の地震で驚いて猫はいつもと違う行動をとることがあります。興奮してしまう猫もいます。飼い主さんが動転していると猫にも伝わります。飼い主さんが落ち着いて、優しく声をかけたりして猫を落ち着かせるようにしてください。
 環境省のホームページより「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」が紹介されています。他にも準備や確認に役立つ「備えよう!いつもいっしょにいたいから」というパンフレットが紹介されています。飼い主さんが準備しておくことの他に、動物救護活動の流れ、避難所での様子や受け入れ事例が載っています。

猫と一緒に避難するには?

 飼い主さんと猫が離れ離れになることはとても悲しいことです。猫も飼い主さんがいないことで不安を感じることでしょう。飼い主さんと猫が一緒に過ごせるように日頃からの地震対策を行ってください。

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猫を飼いはじめて20年。完全な猫派です。 今まで4匹の猫と過ごしてきました。現在は2匹の猫と楽しく過ごす毎日です。 ツンデレされて20年。猫の行動1つ1つが大好きで、ずっとツンデレにやられてしまっている人間です。

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