猫も花粉症になる

2016.06.17

猫も花粉症になる

猫も花粉症になるのでしょうか?実際に猫の花粉症は、最近増えてきているそうです。猫の花粉症の症状や対処の仕方について見ていきましょう。

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花粉症とは、植物の花粉が、目や花などの粘膜に接触することによって引き起こされるアレルギーです。発作性の、くしゃみや鼻水、鼻詰まり、目のかゆみなどが繰り返し出るという症状です。
人間が花粉症になるように、猫も花粉症になることがわかっています。

どんな症状が出るの?

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・くしゃみ、鼻水が出る
・目が腫れぼったくなる
・下痢をする
・耳だれが出る(外耳炎)
・目ヤニが出る
・皮膚に発疹が出る、皮膚炎を起こす
・元気がなくなる

何が原因でなるの?

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代表的な猫の花粉症は、スギ花粉、ブタクサ、ひのき、さらにスギも原因になります。主な原因になるのは、ブタクサであると言われています。人間の花粉症とほぼ同じですね。

猫の花粉症はどうやってわかるの?

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動物病院でも、猫の花粉症を断定することは難しいようです。アレルギーの診断として、検査をすることは出来るので、原因を突き止めたいとなれば、アレルギー検査を受けるということになるでしょう。血液検査などをすることになりますが、それでも花粉が原因だとはっきり診断できる結果が出ないことが多いようです。
飼い主は、猫の状態や症状を見て、獣医さんに診てもらい、他の病気などではなく花粉症のようだと判断できれば、今後どのように対処していくかを決めるのが良いでしょう。

治療法はあるの?

人間の花粉症と同じで、完治させるという治療方法は今のところありません。
鼻水やくしゃみなどの症状に対して抗ヒスタミン材やステロイド剤などを使って直療をする、対処療法になります。

抗ヒスタミン剤

アレルギー症状を起こす原因のヒスタミンを抑える薬です。くしゃみや鼻水、かゆみなどの症状を和らげてくれます。即効性があります。

ステロイド剤

体の中の炎症を抑えて、アレルギー症状を和らげる薬です。効果は非常に強力です。ステロイドは副腎皮質ホルモンといい、 本来自分の体の副腎から分泌されているものです。長期間ステロイド剤を使用すると、自分の副腎ではステロイドを作らなくなってしまい、ステロイド剤をやめられなくなる、 またはやめるのに時間がかかることになります。このような理由で常用は避けたい薬ですが、花粉症は季節性のアレルギーなので、その期間だけ使用するようにすれば良いでしょう。

アレルギーの原因となっている植物を特定出来れば、その植物の物質に徐々に慣らしていくという、減感作療法という方法で、時間をかけて直療をしていく方法があります。こちらは、薬が効かないような重症の場合に取られる方法です。

花粉症の対策はどうしたら良いの?

–環境をきれいにする–

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猫が花粉に触れないというのが一番の対策になります。花粉を分解できるタイプの空気清浄機を使い、部屋をきれいに保ちましょう。床にもホコリと一緒になって花粉が落ちていますので、拭き掃除や掃き掃除などをしてきれいにしてあげましょう。

花粉の時期は特に家の掃除をしっかりと行い、花粉を残さないようにしましょう。
加湿器を使い、花粉が飛び散らないようにするのも効果があります。空気清浄機を使って空気をきれいにして、床におちた花粉の掃除をこまめにすると、ずいぶん花粉が取り除けるでしょう。

–猫の体をきれいにする–

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猫の被毛に花粉がついていると症状がおさまらないので、ブラッシングをして花粉を取り除いてあげてください。
温かい蒸しタオルなどで被毛を拭いてあげると、さらにきれいになります。また、花粉を着けて来ないように、外へ出ている猫は、花粉の時期には外へ出さないようにしましょう。
室内飼いの猫でも、人間が外出して帰宅したときに花粉をつけてきていますから、人間も玄関で花粉を払い、家の中にできるだけ花粉を持ち込まないように心がけましょう。

–猫の状態に気を配る–

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栄養バランスを考え、偏った餌の与え方をしていないか、見直しましょう。特に室内飼いの猫は運動不足になりやすく、体力も弱りがちなので、ストレスを感じないように気を配ってあげることです。なにかわからないことがあったり、猫の状態で心配なことがあったりすれば獣医さんに相談するのが良いでしょう。

猫は、人間のようにマスクをつけたり、メガネをかけたりして、花粉症の対策をすることが出来ません。室内飼いの場合は、家の中に花粉が入り込まないように気をつけ、入ってしまった場合はしっかりと掃除をして、できるだけ室内を快適にしてあげることです。

大変なようですが、人間の花粉症対策と大きな変わりはありません。普段から花粉に猫が接触しないように気をつけて、花粉の時期を乗り切りましょう。

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ねこちん

ねこちん

ひろった猫たち、トータル5匹と暮らしています。猫の写真を撮り、猫のイラストを描くのが好きです。

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