愛猫と老後も暮らせるって本当?猫と暮らせる老人施設とは?

2016.06.17

愛猫と老後も暮らせるって本当?猫と暮らせる老人施設とは?

 現在、猫は昔に比べて長生きするようになりましたよね。20歳以上まで生きている猫ちゃんもたくさん見かけるようになりました。猫が長生きしてくれるのは、飼い主さんにとってはとても嬉しい事。でも、自分が年取った時に猫の面倒を見られるのかどうか、不安になったりする事はないでしょうか?我が家の猫は6歳と7歳なのですが、もし自分が年齢を重ねた事で、猫を飼うような体力がなくなったら、猫たちはどうなるのかと不安になる事があります。現在、自分の年齢を考えて猫を飼う事をためらっている方もいるかもしれませんね。  猫と一緒に暮らせる老人施設があるそうです!猫好きで一生猫と一緒に暮らしたいと考えている方は、ぜひ読んでみてください。

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高齢になっても猫と暮らす

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 少子化が進み、子供がいない方や、高齢で一人で暮らす方が増えました。ここ数年、猫の飼育数は急増していますが、寂しさから猫に癒しを求める人が増えたのでしょう。飼い主さんが高齢で一人暮らしをしている場合、やはり考えてしまうのは、「自分がいなくなったら猫はどうなるのか?」という事のようです。
 老人施設と言えば、複数の方々が同居している形がほとんどです。猫を飼える施設というのは、ほぼ皆無だったでしょう。

 最近、神奈川県の横須賀市で、猫を飼える特別養護老人施設が出来たそうです。要介護度3以上の高齢の飼い主さんが、介護を受けながら猫や犬を飼っているという、新しいタイプの共同施設です。現在、約100人の方が居住していますが、入居待ちの方が殺到しているそうです。長く付き合ってきた猫と別れたくない…そう思う人がたくさんいるのでしょう。
 2015年では、犬5匹、猫10匹が飼われているそうです。猫と離れたくないという飼い主さんの他、猫が好きではない、猫のアレルギーがある方も一緒に暮らしています。猫と犬の専用部分があり、猫が好きではない方は猫に近づく事なく過ごしているそうです。猫好きな方の部屋には、猫は自由に行き来出来る仕組みになっています。
 飼い猫を連れてきたり、猫が好きで一緒に暮らしたい方のために作られた、珍しい施設。もし飼い主さんが亡くなったとしても、職員さんが猫を一生面倒見てくれるそうです。
→特別養護老人ホーム さくらの里山科

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 わずかではありますが、猫と一緒に暮らせる老人施設は他にも存在します。でも、高齢の方でも猫の世話が出来る事が入居条件である場合が多いようです。猫の飼い主で高齢になっても猫を飼い続けたいと考える人は増えていて、猫と一緒に暮らせる老人施設もちょっとずつ増えています。しかし、猫と一緒の部屋で暮らせない場合など、入居にあたっては猫とのコミュニケーションが限られてしまう場合も。将来、猫と一緒に施設で暮らす事を考えている方は、どんな条件があるのか確認が必要でしょう。

猫の保護にもつながる

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 飼い主さんが高齢になって飼育出来ない場合や、飼い主さんが亡くなった場合、ほとんどの猫は保健所で殺処分になってしまうそうです…。高齢の方の家で、猫が餓死しているのが見つかる場面もあるのだとか。高齢化が進んでいる今、猫を飼っている方には他人事ではないかもしれません。猫の飼育をしているのは、70代の方も多くいらっしゃいます。しかし、80代以降になると、多くの飼い主さんは猫を飼う事を諦めざるを得なくなってしまいます。寂しさを忘れるために、癒しをくれる猫を飼ったものの、飼い主さんが亡くなってしまえば可哀想な運命になる事が多いのかもしれません。
 50代、60代になると、猫の寿命を考えて猫を新しく迎えても、自分の年齢では世話が出来ないと躊躇する場面も増えているとか。もし自分が年を取って、猫の世話が出来なくなった時に、世話をしてくれる人がいる施設があれば、猫の将来も心配しないで暮らす事が出来ますね。

 飼い主さんが飼い猫と離れたくないと思うのはもちろんですが、今一緒に暮らしている猫ちゃんも、飼い主さんとずっと一緒に暮らしたいと思っているのではないでしょうか。可能な限り、猫も飼い主さんも一緒に時間を共に過ごせればいいですよね。医療の進歩で猫も人間も長生き出来るようになりましたが、猫と一緒に暮らせる老人施設は、人間と猫の思いを同時に叶えるものとして、これからも増えていくのではないでしょうか。

猫の癒しで老人が元気に

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 猫が好きで飼っている高齢者の方はたくさんいらっしゃいますよね。横須賀の特養老人施設では、飼い主さんが高齢で捨てられてしまった猫ちゃん、保健所にいたところを保護施設で引き取られた猫ちゃんの中でも、病気だったり貰い手が見つからない子を率先してもらい受けているそうです。
 飼っていた猫を施設に持ち込む方は少なく、猫好きなので施設にいる猫とのコミュニケーションを希望する方が多いとか。
 猫ちゃんが施設にいる事で、高齢の方も元気をもらえるようです。生きる希望を失っていた方が、猫と一緒に暮らす事で生き生きし始めたり、猫と遊ぶ事でリハビリにもつながっているのでしょう。行き場を失った猫の受け入れ先にもなり、お年寄りも猫の癒しを感じられる…。人間にとっても猫にとっても便利な施設と言えるかもしれませんね。
 
<参照サイト>
・人も犬も猫も。幸せな第二の人生がおくれる特別養護老人ホームとは/SUUMOジャーナル
・ペットと入居できる、特別養護老人ホーム「飼い主が亡くなっても一生面倒をみます」/HUFFPOST LIFESTYLE JAPAN
・ペットと一緒に入れる有料老人ホーム/東京都の有料老人ホーム情報

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saya

18歳の猫を亡くし、1年間ペットロスに陥りましたが、またいつの間にか二匹の猫に囲まれて暮らしています。いつも飼い主をストーカーする甘えん坊のスコティッシュフォールドと、野良上がりでちっとも触らせてくれないツンデレの子に、安眠妨害をされながらも楽しい毎日を送っています。

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