話題の「猫島」は観光地ではない!?猫の楽園を訪れる際に気をつけたいこと

2016.06.27

話題の「猫島」は観光地ではない!?猫の楽園を訪れる際に気をつけたいこと

 猫の楽園をご存知ですか?猫ちゃんを飼っている飼い主さんなら、家でぐうたら食べて寝て過ごしているうちの猫が住む自宅が、楽園だと思っているかもしれませんね(笑)。でも、世界の中には野良猫が安心して暮らして暮らせるため、たくさんの猫が集まっている場所があります。猫の楽園、猫の島として、観光名所にもなって有名になっているようです。  日本の中では、愛媛県・大洲市の青島が、「猫島」として有名です。住民より猫のほうが圧倒的に数が多く、休日になると世界中の猫愛好家が訪れているそうです。最近の猫ブームも後押しして、猫の楽園として知られるようになった青島。猫の楽園とは、どんな場所なのでしょうか。

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猫の楽園、青島

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 猫の楽園や猫島といわれる場所は、住民よりも猫の数がとても多い事で有名になるようです。100匹以上のノラネコが住み着いて、猫神社まである宮城県石巻市、田代島も猫の楽園としてよく知られています。

 愛媛県の青島も、猫の楽園として知られています。ここ数年の猫ブームと、インターネットの普及で一気に有名になったそうです。You Tubeの動画でも見られるようなので、皆さんも動画を探してみてはいかがでしょうか。
 青島の住民はたった16人ですが、猫はなんと百数十匹もいるそうです。青島には特に目立った観光スポットがなく、宿泊施設も多いとは言えません。青島に行くには船を使わなければいけないのですが、一日2便ほどの運航なので、島に行くのも簡単ではないでしょう。時には、船に乗れない観光客の方もいるようです。それにも関わらず、休日になると猫の楽園を見るために多くの人が青島を訪れるそうです。その中には外国人客の姿もあるということで、驚きですね!
 

離島には猫が多い

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 青島のような離島には、猫がたくさん住んでいる事も多いようです。青島では船の運航が少ないのですが、住民は少量の確保に苦労します。備蓄した食料をネズミに食べられないように、猫がネズミ捕りに大きな役割を果たしてきました。
 島では住民が生活をしていくために、漁業が盛んになっていきます。余った魚を餌としてもらえる事が、猫が住みやすい環境にしていったのかもしれません。都会に比べると車も少ないので、猫が事故に遭う事もなく、安心して暮らせるようになっているのでしょう。
 

一方、島の住民は・・・

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 たくさんの猫の楽園となっている青島ですが、一部では住民にとって迷惑な存在になってしまっている場合もあるようです。

 青島が猫島、猫の楽園と言われるようになったのは、2013年頃からです。それまでは観光地ではなく、訪れる人の少ない静かな島でした。
 青島の住民で作られた「青島猫を見守る会」のアンケートによると、8割もの人が「猫が多すぎる」と感じていたそうです。インターネットやメディアで取り上げる事で、島の知名度は上がったものの、観光客やメディアの存在を迷惑だと思う住民が多いようです。
 観光客が猫に大量に餌を与えすぎてしまったり、餌がゴミとして散らかってしまったり、観光客が猫を追いかけて民家に勝手に入ってくる事を、好ましくないと思っている方も多いのでしょう。観光客が猫に大量に餌をあげる事で、猫はいろんな場所で糞尿をするようになってしまいます。その結果、島のいたる所で余った餌と糞尿による悪臭がただよってしまっているようです。

 猫が安心して住める環境はとてもいいのですが、避妊・去勢手術が行われない事で、猫がどんどん増えていくのも、住民にとっては好ましい状態ではないでしょう。

青島からのメッセージ

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 Face Bookで検索すると、青島のプロフィールが出てきます。Face Bookには「青島は観光地ではない」と明記されており、観光客の訪問やメディアでの紹介の影響で、猫たちは暮らしにくくなっているようです。→青島・島民15人猫100匹以上の島/Facebook
 青島からのメッセージでは、猫に餌をやらないようにと強く訴えています。青島に住む猫たちの避妊治療についても、タイムリーに紹介しています。

 観光客の殺到で猫が暮らしにくくなってしまった青島ですが、愛媛市が青島での猫に餌やりを禁止してしまいました。大量の餌を与えられて、猫の健康被害につながったり、島の健全な状態が保たれないため、やむなく行われた措置でした。
 青島では猫を見守るための住民の組織もありますが、たくさんのボランティアさんが活動しているそうです。猫の餌が足りなくなる事態になってしまいました。でも、ボランティアの人がツイッターで猫の餌が足りないと訴えたところ、全国からたくさんのキャットフードが届いたそうです。

 でも、住民と猫との共存が、以前のような自然の状態に戻っているとは言えません。今後も猫たちが安心して暮らせるような島になるように、見守り続けなければいけないと言えるでしょう。

まとめ

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 青島は猫の楽園と呼ばれて有名になり、たくさんの観光客が訪れるようになりました。でも、観光客が猫に大量に餌をあげる事で、猫にも島の住民にも悪い影響が出てくるようになってしまいました。現在、青島では猫に餌を与える事が禁止されています。島の住民と共に、猫が暮らしやすい島になるように、見守っていく事が大事でしょう。
 
<参照サイト>
瀬戸内海の「猫の楽園」青島…たった16人の住民の本音は?/Jタウンネット
絶対に捨てないで!猫島は決して「猫の楽園」ではありません/togetter
「ネコ観光餌やり禁止」の青島にキャットフード殺到 ボランティア「支援呼びかけ」に賛否の渦/JCASTニュース
青島や田代島…「離島」に猫が多い理由は「生きやすい環境」/LivedoorNEWS

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saya

saya

18歳の猫を亡くし、1年間ペットロスに陥りましたが、またいつの間にか二匹の猫に囲まれて暮らしています。いつも飼い主をストーカーする甘えん坊のスコティッシュフォールドと、野良上がりでちっとも触らせてくれないツンデレの子に、安眠妨害をされながらも楽しい毎日を送っています。

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