【海外】うちの猫(子)になる?イギリスで暮らす黒猫アサヒちゃんのお話

2016.07.05

【海外】うちの猫(子)になる?イギリスで暮らす黒猫アサヒちゃんのお話

黒猫の事をどう思いますか? 不吉?黒くて怖い?それとも神秘的?かっこいい? 私が黒猫を好きな訳は、24年前の一匹の黒猫との出会いがあったから。 そして、もっと昔中学生だった頃、とても賢い黒猫と一時期すごした事があったから。 そんな出会いがあって、いつか又猫を飼う事ができたなら、きっと一匹は黒い猫を、そう思っていたのです。 それが私たちが「アサヒ」を選んだ理由のひとつ。 でも、きっとアサヒのほうが私たちを選んでくれたのだと思います。

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アサヒが我が家にやってくるまで。

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こちらに来るまでは3匹の猫と一緒に暮らしていたので、イギリスに住み始めてからいつかは猫が欲しいねと夫と話し合っていました。
隣近所では悠々と人様の物置の屋根で日向ぼっこをする猫や、玄関先で待っている猫、道路を渡ってゆく猫と、よく猫たちを見かけるのです。
イギリス人は、猫は野生に近いからと放し飼いをする方が多いらしいのです。
でも、私はやはり猫を飼うなら室内飼いで、と決めていました。

ある日、急に夫が「キャッツ・プロテクション」に行ってみようというので、近くの施設を見に行きました。
ここにはたくさんの猫たちが、里親を待っているのです。
どの猫も連れて帰りたくなるくらいかわいいのですが、黒猫が欲しい私。
ちょうどこの施設と同様にボランティアで生まれたばかりの子猫と母猫の世話をしている方がいるとの事で、そこへ行ってみると・・・。

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真っ黒な母猫と、元気に遊びまわる5匹の黒猫たちがいて、中でも一番元気に動き回っている子がなんとも可愛い。
雄猫が欲しいのだと言うと、その元気な子だけが雄で、ほかの四匹は雌猫との事。
夫と二人でしゃがんで手を差し出すとほかの子達は後ずさりするのに、その子は私の手にじゃれ付いてくるのです。
もうすぐにこの子にします、と即決をしました。
引渡しまではもう2週間ほどかかると言うのでその日は帰ってきましたが、「やっと我が家に黒猫ちゃんがやってくる、しかも生後2ヶ月で!」そんな待ち遠しい気持ちでいっぱいでした。

それまでに、バスケットやらトイレやら必要なものを買い揃えて、危険な場所には人間の赤ちゃん同様に柵などをつけたりして準備万端。
名前は、何にする?といろいろ候補が挙がりましたが、ふとひらめいたのが「アサヒ」。
夫に、the rising sunとか、the morning sunだよと言うと、すごくいいねと言うのでもう名前はアサヒに決まり。
迎えの日、書類手続きなどをしている間も、彼はじゃれ付いてきて、なんだかとっても嬉しそう。そう君は今日からうちの子だよ、そんな思いで連れて帰ってきたのでした。


アサヒとの暮らし。

アサヒは生後2ヶ月で我が家にやってきたのですが、トイレトレーニングもしっかりできていて、一度も粗相をする事もなく、食欲も旺盛。
子猫はもっとたくさん寝るのかなと思っていたのに、いつも元気に動き回ります。
最初のうちは、茶の間とキッチンだけが彼の遊び場だったのですが、徐々に行動範囲も広がり始めました。

最初の1ヶ月くらいは階段も下から見上げるだけだったのが、いつの間にかとんとんと上がれるようになりました。
それでも夫は心配な様子で家にいる時はとにかくそばにいて面倒を見ています。
親ばか丸出しで、猫のおもちゃがどんどん増えます。

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子猫にあわせて買ってきたキャットタワーは、あっという間に小さくなってしまいました。
きた時は、私のエプロンのポケットに入るサイズ、夫の手のひらに乗るサイズだったのに、私も20数年ぶりの子猫との暮らしで、もうメロメロです。
本当は自宅で仕事をしなくてはならないのに、アサヒが遊んでくれ、遊んでくれと、じゃれつくので、ついつい作業の手が止まってしまいます。

自分たちの食費は抑えても、アサヒのご飯は質を落とせません。
全く、たぶん二人そろって親ばか振りを発揮です。
可愛さのあまり、夫は自分の食事からちょくちょくアサヒにも与えたりするのですが、本当に猫を大切に思うなら、人間の食べ物は与えないほうがいいと私が何度も言うので、最近やっと我慢して与えないようになりました。

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でも、アサヒはご飯をくれるくれないにかかわらず、夫の事がすごく好きな様子です。
夕方になると、ちゃんと二階から降りてきて夫の帰りを待っています。
私に夫がただいまを言って話し始める前に、アサヒもちゃんと「にゃあ(おかえり)」を言っています。ほんとなんですよ。


そしてアサヒと暮らしてもうすぐ1年・・・

生後6ヶ月を過ぎた頃、室内飼いとはいえやはり去勢手術を受けさせようと言う事になりました。夫は、可愛そうだ、可愛そうだと言っていたのですが、じゃあどうする止める?と言うと、やはりアサヒのもらい先であるキャッツ・プロテクションから言われている事もあって、動物病院へ。
半日預けて、手術も無事終わり、アサヒの様子も元気そう。

この後は、ずっと大人になりきらず、やんちゃなままなのかな?
前にも増して、階段をだだだ~と駆け上がったり、トントントンと一緒に降りてきたり、夜中中ベットの下でおもちゃと遊んでいたり。
そのくせ朝5時前にはご飯くれ~と起こされたり、やっぱり猫との生活は大変。
アサヒが待っているからと前よりも外食もぐんと減りましたし、カーテンもぼろぼろ。
大事にしていた植物もアサヒのいたずらで枯れてしまいました。

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それでも、やっぱり猫のいる生活。
アサヒのいる生活がいいんです。
物言わぬアサヒとの会話、私は日本語で、夫は英語で。
ちゃんとアサヒは聞いているようです。
つんでれの猫とマッタリ暮らすはずだった気もするけれど、まだまだやんちゃ盛りのアサヒ。
アサヒのいない生活は今はもう考えたくありません。
アサヒはしっかりと私と夫の間で、家族の一員として過ごしています。

ライター/弘風

キャッツ・プロテクション

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