猫は人がいないときに何をしているのか?

2016.07.29

猫は人がいないときに何をしているのか?

猫を飼っている人であれば、一度は気になること。それは「留守番中に、猫は一体何をしているのか」です。一度気になりだすと、止まりません。 自分が居ない間に一人で大丈夫なのかと心配する反面、自分が一緒にいないときにどんなことをしているのだろうと興味が尽きないもの。 そこで、今回は「人がいないときに、猫が何をしているのか」を紹介していきます。 マイペースな猫の、意外な一面を一緒に覗いてみましょう。

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猫は窓の外の世界を眺めるのが好き

飼い主が外出して周りに誰もいなくなると、猫は動き出して色々なことを始めます。そう言われると、いかにもイタズラを始めたり、部屋の中で動き回ったりと、活発な運動を想像されるかもしれません。
しかしそうではなく、飼い主が居ない間多くの猫は、長い時間窓の外を見ているものです。
部屋の中にお昼寝スペースがあっても、そこで眠るより窓の外の世界を見て過ごす時間の方が多いのです。また、お気に入りのおもちゃがあっても、それで遊ぶよりは、やはり窓の外が気になってしまうようです。特に、家の中で暮らしている猫にとっては、外の世界の様子は興味深く眺められるものなのでしょう。

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このように、猫は意外に何かを観察するのが好きな動物です。窓の外を眺めること以外にも、様々なものを観察する習性があります。例えば、餌を観察します。人間がいつも見ているテレビも観察の対象の1つですし、飼い主が毎日使っているパソコンも、興味深そうに眺めている物の1つです。読書が好きな飼い主で、本棚や机に本を置いてあるのなら、それらを眺めていることもあります。
自分が居ない間に多くの物へ興味を持っていることを、意外に感じる飼い主の方も居られるでしょう。特に、自分が居ない間は眠り続けているだろうと考える飼い主の方であれば、なおさらです。でも、普段眠ってばかりの猫が、飼い主の外出時を狙ってこっそり愛用品を眺めていると聞かされると、なんだか可愛らしく感じられませんか?

もちろん、飼い主が居ない間にも、猫が眠っている時間はあります。ただし、その時間はかなり短く、窓の外を眺める時間の4分の1程度にとどまります。普段は眠り続けている子であっても、一人でいるときは眠る時間が意外に少ないものです。

いつも眠ってばかりで退屈ではないのかなと不思議に思っている方は、試しに家の中にカメラを仕掛けて、外出中の屋内の様子を撮影してみると良いでしょう。一日の殆どを寝て過ごしているのんびりした子が、意外に様々な物に興味を持って動き回る、可愛い一面が見られて面白いものです。きっと、飼い猫が飼い主の興味対象に、強い関心を抱いている動物だと理解できます。

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中岡 早苗

中岡 早苗

可愛い猫ちゃん達に囲まれながら、猫の知識や暮らしを日々学んでいます。 学んだ情報はどんどんお伝えしていきます。楽しいネコライフをおくりましょう。


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