猫の回虫症は、どんな症状が出るの?

2016.08.02

猫の回虫症は、どんな症状が出るの?

猫の回虫症という病気を知っていますか?猫回虫症は、猫に寄生する回虫という、おなかの虫によって引き起こされます。回虫症の症状について知っておきましょう。

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回虫は人や犬、猫など多くの哺乳類の小腸に寄生する動物で、体型はミミズに似ており、細長い体をしています。猫に寄生する回虫は線虫(せんちゅう)に属する寄生虫の一種である猫回虫がほとんどです。
猫回虫の大きさは5~15cm程度です。 猫の小腸に寄生して、猫が食べた物の栄養分を横取りします。

回虫のライフサイクル

猫の体内に侵入した猫回虫の卵は、小腸内で孵化して腸の壁を突き破り、血管内を移動して、肺に到達します。そこで幼虫の第三形態になるまで成長すると、気管支や食道に移動し、飲み込まれることで、再び腸管内に戻ってきます。腸管内で成虫となった猫回虫は、宿主から栄養を盗み食いしながら、1日に10万個近い卵を産むようになります。この卵は猫の排泄物と共に外に排出され、再び他の宿主となる生き物に取り込まれるのを待ちます。これが大体の猫回虫のライフサイクルです。


回虫症の感染の仕方

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回虫症は、猫回虫が猫の小腸に寄生するのが原因で起こります。感染した猫の便には、猫回虫の卵が混ざって排泄されます。排泄された卵は、土の中で感染力のある成熟卵という、内部に幼虫が形成された卵になります。そして、周囲の環境の地面や水たまりなどに長く生存して、感染力を持っていきます。
この成熟卵を、猫が何かの拍子に口にすることで、猫回虫に感染します(経口感染)。他には、成熟卵を口にしたネズミや鳥などを猫が捕食することでも、感染します。また、母猫が猫回虫に感染していると、母乳を介して子猫に感染(経乳感染・垂直感染)することがあります。

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ねこちん

ねこちん

ひろった猫たち、トータル5匹と暮らしています。猫の写真を撮り、猫のイラストを描くのが好きです。

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