猫の認知症、原因や症状は?

2016.08.25

猫の認知症、原因や症状は?

猫は、多くの人にとって欠かせない人生のパートナーとなっています。今では、20年近く生きる子も珍しくありません。そんな中、高齢化に伴って、認知症になる猫が増えています。認知症の原因や症状についてまとめました。

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気になる認知症の症状とは

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認知症の症状としては、これまで当たり前に出来ていたことが突然出来なくなることや、これまでと違った異常な行動を取るようになることが挙げられます。
具体的には、多くの症例において共通してみられるものがあり、その頭文字を取って「DISHA」と呼ばれています。

「D」は「Disorientation=見当識障害」のことを指します。
見当識障害の具体例としては、同じところをぐるぐる歩き回ったり、よく知っている家の中で迷子になってしまったり、前進は出来るものの後退が出来なくなってしまったりといったものです。また、狭い所に入り込んで出て来られなくなってしまったり、人や物によくぶつかってしまうといったものもあります。

「I」は「Interaction=関わり方の変化」を指します。
具体的には、今までは自分の名前にも反応していたのに、呼んでも無反応になり、飼い主の顔にも反応を示さず、撫でても今までのようにゴロゴロ言わなくなってしまうなど、何事にも無関心になってしまう場合があります。また、攻撃的になってしまう場合や、逆に過剰に甘えん坊になる場合もあります。
他にも、すぐに怯える、恐がるといったものもあります。

「S」は、「Sleep-wake cycle=睡眠覚醒周期」を指し、今までと睡眠サイクルが明らかに変わります。
1日中寝ている場合もあれば、昼夜が逆転してしまい、昼はずっと寝ていて、夜に起き出し、家の中を徘徊したり夜泣きをしたりする場合が多いようです。

「H」は「Housetraining=排泄の失敗」を指します。
今まで当たり前に決まった場所にできていたトイレを失敗するようになることです。
具体的には、トイレの場所が分からなくなってしまい粗相をする、失禁してしまうなどが挙げられます。

最後、「A」は「Activity=活動性の変化」を指します。
動きが鈍くなる場合や、自分で自分のことを噛んで傷つけてしまう場合、毛づくろいの回数の減少や、逆に同じところをずっと舐め続けるなどといったものです。さらに、食べ物の嗜好が変わったり、ずっとエサを食べ続けて異常に食べ物を欲しがる場合、または逆にエサを全く食べず、食欲を示さなくなってしまう場合もあります。

長年の生活スタイルが変わって、おかしな行動が増えたな、と思ったら、それは認知症のサインかもしれません。

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中岡 早苗

中岡 早苗

可愛い猫ちゃん達に囲まれながら、猫の知識や暮らしを日々学んでいます。 学んだ情報はどんどんお伝えしていきます。楽しいネコライフをおくりましょう。

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