ネコちゃんを襲う3つの寄生虫疾患を覚えておこう!

2014.07.25

ネコちゃんを襲う3つの寄生虫疾患を覚えておこう!

寄生虫疾患はネコちゃんとの生活においてとても気をつけたい病気です。ここではよく耳にするフィラリア・ノミダニについてと内部寄生虫についてご説明します。

フィラリア予防について

フィラリアは、蚊が媒介して犬に感染する寄生虫の病気です。この寄生虫はネコちゃんに感染すると成長しながら、心臓とその周囲の血管に寄生し物理的に循環障害を起こすことや、寄生虫自体に対するアレルギー反応によって様々な病害を起こします。
末期には循環障害による多臓器不全を起こし犬を苦しませる非常に怖い病気です。この病気は月に1回の内服薬やノミの薬を配合したスポットタイプの薬などがあります。
予防期間は、蚊が発生する4~10月位までの時期と蚊が刺して体に入る寄生虫を月に1回ずつまとめて駆除していく為、1ヶ月遅れて5~6月から始め11~12月位までになります。蚊のいないシーズンから予防する必要はありません。ただ蚊の発生状況は、地域やお家のまわりの環境、その年の気候によって変わってきますので、かかりつけの動物病院でご相談ください。

ノミ・ダニの防除

ノミは3月下旬から10月くらいにかけて発生し、皮膚に寄生し吸血をすることでノミ刺傷症、ノミアレルギーなどの皮膚への病害を起こします。またノミは条虫という内部寄生虫の媒介をし、栄養不良・消化不良などの病害を起こします。ノミは複数寄生しないとなかなか目に触れず、他の予防と比較するとないがしろにされがちですが、実際に発生シーズンにお散歩に出ればノミは寄生すると考えて予防をしてください。またお家の中は冷蔵庫の裏など一年中暖かい場所があるので、一度家の中にノミを持って帰ってしまうと一年中寄生して病害を起こしてしまいます。マダニ類は、ノミとほぼ同時期に野山などに多く発生します。都市部でも草木の多い公園や河川敷の草むらなどに発生が見られます。2~3mmの小さな幼ダニは寄生すると吸血してアズキ大になり、体から離れ脱皮して成長します。強い痒みと吸血部位の炎症、またダニの媒介する微生物の感染による発熱などの病害があります。ノミ・ダニは月1回のスポットタイプの薬で簡単に予防できますので、ぜひワクチン、フィラリアの予防とともに実施してください。

内部寄生虫

お腹につく寄生虫をまとめて内部寄生虫と呼びます。これらは、ある程度増えてこないと症状が出なかったり、免疫力が落ちたときに問題を起こしたりします。
実際に感染していて何も症状を出さないものもいます。

定期駆虫

定期的に薬を服用させてこれらの寄生虫からワンちゃん・ネコちゃんたちの体を予防的に守ることを定期駆虫といいます。アメリカではこれらの寄生虫病はズーノーシスといって、人と動物の間に感染の起こる病気として重視しており、10年前からCDC(疾病予防管理センター)により、年4回の投薬をガイドラインとして勧告・推奨しています。日本ではまだまだ認識が浅いですが、ワクチン接種の時期やフィラリア予防の時期に合わせて定期的にお薬を与えていくことが勧められます。

寄生虫

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PetSmile編集部

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