【海外】世界三大美術館「エルミタージュ美術館」に60匹以上の猫が雇われてる?!

2016.09.24

【海外】世界三大美術館「エルミタージュ美術館」に60匹以上の猫が雇われてる?!

ロシアの古都サンクトペテルブルグにある定番観光スポットといえば「エルミタージュ美術館」です。ロマノフ朝の財宝とソ連誕生後に国有化されたコレクション豊富な世界最大規模の美術館です。収蔵品は300万点を超えると言われており、そのコレクションは量・質、全体の建物の巨大さ、建物の豪華な装飾、すべてにおいて圧巻です。そんな桁外れに大規模な美術館に60匹以上の猫が住み込みで働いているそうです。

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4本足の警備員たちは超優秀!

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ロシアの「エルミタージュ美術館」で暮らす猫たちは美術館の警備員として大活躍。とにかく広い広い美術館。展示物の見守りも一苦労ですよね。も〜猫の手も借りた〜い!と、そこへ強力な助っ人(助猫?)の登場です。
60匹以上の猫警備員たちはグループに分かれ、それぞれ特定の場所でネズミなどから展示物を守る重要任務を任されているのです。

もともとは女帝エリザベータ・ペトロヴナがネズミ退治のため、サンクトペテルブルグから約150キロ離れたカザンから約150匹の猫たちを運ばせたんだそう。
その後、一時期猫が増えすぎたため、美術館の運営当局が館内の猫を減らす対策をとったところ、ふたたび美術館の展示品の維持が困難になったそうです。猫たちが美術館にいかに貢献していたのかを痛感したことでしょう。


エルミタージュ美術館と猫の歩み

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猫達がエルミタージュ美術館に住み着いたのは1745年から。その後250年の間、猫たちはあまり気にかけてもらえなかったようです。

90年台の終わり頃、美術館の従業員が猫たちに餌をあげ始めました。すると地下室に猫の軍団がいることがわかり、餌が足りなくなってしまいました。そこで、エルミタージュで働いている人が給料日に出来る限りの寄付をし餌をあげられるように「猫に1ルーブル」キャンペーンを始めました。
そうして猫たちが慣れてきた頃、エルミタージュの館長が地下室の一つの部屋を猫用に使っていいと許可を出してくれたため、そこで猫たちの餌の準備をすることができるようになったのです。次第にボランティアも増えていきました。

こうして、エルミタージュ美術館に欠かせない存在となった猫たち。猫たちには警備員の資格を示す写真入りパスポートが発行されています。美術館の従業員たちは猫たちの名前を全員覚えているというから驚きです!

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美術館の近くの道路では猫の存在を警告する交通標識があったり、美術館内でも「猫に注意!」という特別な標識が立っているそう。更には「猫の気を悪くさせてはいけない」という密かなルールもあるんだとか。とにかく好待遇を受けているエルミタージュの猫たちなのでした。


エルミタージュで一番偉い猫

エルミタージュ美術館では60匹以上の猫が暮らしていますが、その中でも一番年上の「チホン」という猫がいます。
チホンは美術館の裏口で背中の骨を折った状態で発見されました。入り口まで這っていき、気を失っていたそうです。人懐こいチホンは何度か里親に引き取られたことがありましたが、美術館では礼儀正しいチホンが、新しい家では問題行動をおこしてしまい、結局また美術館に戻ってきました。

他の猫たちに親切なチホン。今ではエルミタージュ中の猫たちから尊敬されています。


毎年3月28日は「エルミタージュの猫の日」

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エルミタージュに現れる多くの猫が大きくなってからなので、誕生日も年齢も不明です。エルミタージュの猫の日は、そんな猫たちのために作られた美術館の特別な日なのです。

「エルミタージュの猫の日」には、猫たちに敬意を表すさまざまなイベントが開催されます。美術館の授業員が用意するゲームやコンテスト、普段は立ち入ることができない猫たちが暮らす地下の見学ツアーなどお楽しみが盛りだくさん!

いかがでしたか?美術品だけではなく、猫たちも宝物のように大切にしているエルミタージュ美術館。まばゆい芸術品や美術館のゴージャスな装飾も気になりますが、猫好きとしてはやはり猫たちの働きぶりが気になります。機会があれば、ぜひ訪れてみたいですね!

<参照サイト>
liveinternet


♪エルミタージュ美術館の猫たちの様子はこちら♪


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ひるねこ

ひるねこ

愛玩動物飼養管理士1級、猫のお世話歴うん十年。 現在、猫3匹と暮らしています。 日々学んでいる猫情報をお伝えしていきます。

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