猫のフィラリア症(犬糸状虫症)の症状・治療法は?予防はいつまで?

2016.10.11

猫のフィラリア症(犬糸状虫症)の症状・治療法は?予防はいつまで?

フィラリア症というと、ワンちゃんの病気というイメージではないでしょうか?確かに、猫ちゃんはかかりにくい病気ということですが、かかってしまうと確定診断が難しく治療も困難で、最悪の場合、命の危険にまで至ってしまう可能性のある病気です。フィラリア症は、予防ができる病気なので、大事な猫ちゃんが突然最悪の状態にならないためにも予防が大切です。今回は、そんなフィラリア症についてまとめましたので、参考にして頂ければ幸いです。

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猫のフィラリア症って?

フィラリアというと、ワンちゃんの病気のイメージと思っていらっしゃる方もおられるのではないでしょうか。
確かに、猫ちゃんがフィラリアになったという例は少ないようです。しかし、全くかからない病気という訳ではありません。

無題

では、フィラリア症っていう病気はいったいどんな病気なのでしょうか。
フィラリア症は、犬糸状虫症(いぬしじょうちゅうしょう)ともいい、蚊によって、ワンちゃんのフィラリア症と同じ種類の寄生虫の感染子虫が猫ちゃんの体内に入って感染してしまう病気です。
しかし、ワンちゃんと違って猫ちゃんの場合は、感染子虫が成虫になれる確率が低いことと、寄生する成虫の数も普通1~2匹と少なく、寄生率が2~3%なのだそうです。ワンちゃんの寄生率が50%以上ということを考えると少ないですね。こういうことから、フィラリア症はワンちゃんの病気というイメージなのかも知れません。
しかし、ワンちゃんのフィラリア症の発生が多い地域では、猫ちゃんの発生率も多くなる傾向があるそうですので注意が必要です。

では、私たち人間も蚊に吸血されますが、フィラリア症になるのでしょうか。
人のフィラリア症は、猫ちゃんやワンちゃんから直接に感染するのではなく、感染した猫ちゃんやワンちゃんに対して蚊が吸血し、その蚊に吸血されることによって感染することがあります。
私たち人間が感染したとしても、通常はすぐにフィラリアは死滅しますが、極々まれにかかってしまうこともあるそうです。その場合、心臓や肺動脈ではなく、たいていは肺に寄生し、その場合の症状は、咳がでる、熱がでるなどだそうです。ごくまれということで、私たち人間に対しての寄生についてはあまり神経質にならないで良いようですね。


フィラリア症の症状は?

先程も触れましたが、ワンちゃんに比べて猫ちゃんは未成熟虫や成虫に寄生されても感染が成立しにくく、猫ちゃんはフィラリア症にかかることがほとんどありません。
しかし、フィラリア症にかかっていても、ほとんどの場合無症状で、症状があったとしてもフィラリア症特有の症状が少ないという特徴もあります。

・体内に入ったフィラリアが筋肉内で成長しながら血管に達し、肺動脈で寄生し、脈拍がはやくなる
・血管を通って肺に運ばれ肺血管に障害がでて、呼吸があらくなる、咳がでる、気管支ぜんそくに似た呼吸困難になるなど、呼吸器に症状が一時的にでる
・嘔吐する
・食欲不振になる
・体重が減少する

他の病気と同じ様な症状で、わかりづらいですね。さらに、フィラリアが脳に寄生して神経症になる、突然重篤な症状がでることもあるそうです。

寄生する数や部位によって症状も異なるそうですが、猫ちゃんには寄生する数も少なく未成熟虫の感染が多いため、フィラリア症は症状があらわれにくく診断も困難で、フィラリア症に気付かずに突然死してしまう事もあるそうです。早く見つけてあげたいですね。


フィラリア症の治療法は?

治療方法は、18ヶ月以上かけて毎月フィラリア予防の薬を投与する方法や、フィラリアが心臓や肺動脈に多く寄生してしまっている場合は外科手術によってフィラリアを取り除く方法などがあります。
薬を投与して死滅させる場合、「アナフィラキシーショック」という全身にアレルギー症状がでるなどの問題や、死んだ虫が血管に詰まってしまうという危険性もあります。手術をして取り除く方法もかなり危険性が高いそうですので、やはり、予防をしてフィラリア症に感染させないようにしてあげたいですね。


フィラリア症の予防法は?いつまですればいい?

蚊が媒介すると分かっているので、まず、蚊の吸血を避ける対策をしっかりしましょう。

また、寄生したフィラリアが成虫になる前に、お薬を使ってフィラリアを退治する方法もあります。お薬は、滴下するものと内服薬があり、どちらも蚊が姿をあらわし始める頃から姿を消す頃までの間に投薬します。場所によって異なるとは思いますが、だいたい4月頃から12月頃までで、1ヶ月に1回使用することで予防できるようです。使用を忘れてしまって感染してしまうということもあるそうなので、注意したいですね。


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SchrodingersCatWachan

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生きてる半分以上にニャンのいる生活をしている、ニャン大好きな神戸のおばさんです。 現在は居ないのですが、ニャンの居る生活をしたい!と家族を説得中です!(=・・;=)キビシソウデスガ

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