春から夏にかけて特に注意が必要なのです!皮膚病予防について

2014.07.25

春から夏にかけて特に注意が必要なのです!皮膚病予防について

知っていますか?1年を通して注意したい皮膚病ですが、じつは春から夏場にかけては気温・湿度が上昇するため、毛に覆われた猫ちゃんたちのお肌にダメージが蓄積しやすい季節なのです!大切なネコちゃんのためにも、しっかり皮膚病について学びましょう

実は危険!?春から夏

春から夏は1年の中で最も紫外線照射の強い時期ですので、体力が消耗して疲れやすく、さまざまな病気を引き起こす要因となりやすいのです。
さらにはネコちゃんの大敵、ノミ・ダニも活動が活発になる季節。
そこで今回はこの時期に気をつけてほしい、皮膚病とその対策についてお話します。

感染性皮膚炎について

皮膚病とひとことでいっても幅が広く、アレルギー・アトピーや皮膚の腫瘍、感染性皮膚炎など皮膚に起こるさまざまな病気を指します。今回はこの中で春から夏にかけて問題となる感染性皮膚炎に関してお話ししましょう。

感染性の皮膚炎には、細菌性、真菌性、外部寄生虫によるものがあります。
まず春先、外気温が13~15℃を超えてくるとノミなどの外部寄生虫が活動を始めます。これらの刺傷により、皮膚が炎症を起こし、強い痒みが起こります。さらにこれを掻くことでさらに炎症が拡がっていきます。

次に細菌性・真菌性の皮膚病です。これは皮膚や毛に常に存在する雑菌が温度・湿度の変化により増えてきたり、皮膚のコンディションが低下したとき(外部寄生虫の寄生、病気などでの体力低下による皮膚の免疫力の低下など)に増殖して皮膚炎を起こします。
細菌によって起こる膿皮症、酵母の仲間でマラセチアという真菌類による脂漏性皮膚炎、水虫の仲間による皮膚糸状菌症などがあります。いずれの場合もまずは気温・湿度の上昇で雑菌が増えないよう定期的なシャンプーを実施し、皮膚のコンディションを整え、未然に予防しましょう。

動物たちは病気の理由を理解しませんので、痒みが出てくると強く掻いてしまい、皮膚病を悪化させてしまいます。皮膚が紅く荒れてきたり、ぽつぽつと湿疹が出てきたり、腫れてきたりしたら、早めに動物病院を受診して相談しましょう。

皮膚病予防の2つのポイント

1.外部寄生虫への対策

ノミ・ダニに対しては、スポットタイプ(首筋の皮膚に滴下する)の薬があります。この薬を、月に1回滴下することでノミやダニを寄せ付けません。
先述のとおり、外気温13~15℃を超える時期、地域によって異なりますが、だいたい桜の開花時期を目安にしてもらうとよいでしょう。いろいろな種類がありますから、動物病院でご相談ください。

2.シャンプー

基本的にワンちゃんと異なり、ネコちゃんは自分で毛づくろいができるのでシャンプーは絶対ではありませんが、皮膚病になってしまった場合や、長毛種の場合はシャンプーでの予防が必要なケースもあります。
シャンプーは洗うのではなく、皮膚のコンディションを整えると考えてください。

  1. 夏場では7~14日間隔、冬場では、3~4週間隔くらいで出来ればよいでしょう。やりすぎもダメです。(皮膚病で場合によっては連日や2~3日、それ以上やる場合は治療としてですから、状態を見ながらで使用するシャンプーも違います。)
  2. シャンプーのときの温度は、できるだけ水に近いぬるま湯で。
  3. 最初に全体を濡らし(毛の中、皮膚まで十分に)大きな汚れを流します。
  4. こすってはダメです。シャンプー剤を適量、指の腹を使ってマッサージをするように皮膚にすり込みます。
  5. しばらく時間を置いてから、シャンプー剤が残らないように洗い流します。
  6. ドライヤーは、冷風中心で温風をおりまぜながら乾かします。
    ※熱すぎる温風は地肌を傷める原因となるので気をつけましょう
  7. 生乾きは皮膚を傷める元になりますので完全に乾かしきってください。

大切なネコちゃんのためにも、しっかり予防をして、快適に過ごしましょう。

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PetSmilenews編集部

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