いつからいつまで?猫のフィラリア予防について

2016.10.29

いつからいつまで?猫のフィラリア予防について

昨今、日本では猫ブームが巻き起こっています。以前から猫を飼っている方も、最近飼い始めた方も、飼いたいと思っている方も、日々猫に魅了されていることでしょう。ところで皆さんは、猫もフィラリア症に感染するということを知っていますか?フィラリア症は感染すると死亡してしまうこともある恐ろしい病気です。しかし飼い主さんがしっかりと予防してあげることで、愛する猫ちゃんを守ってあげることができるのです。

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猫も要注意!フィラリア症はとても危険な病気です

フィラリアにかかった猫

猫を飼い始めた方が注意しなければいけないことの一つがフィラリア予防です。フィラリアは猫が亡くなってしまう原因になる非常に怖い病気ですので、毎年、注意してフィラリア予防することが非常に大切になります。

猫がフィラリアに感染してしまう経緯ですが、まず、フィラリアに感染している犬を蚊が吸血します。蚊の体内にフィラリアの幼虫が入り込みます。その蚊が猫を吸血し、フィラリアの幼虫が今度は猫の体内に入り込みます。猫の体内に入り込んだフィラリアは、何カ月もかけ猫の心臓まで入り込み、心臓内で成虫になり多数の卵を産みます。犬の場合、心臓までフィラリアが入り込み成虫になってしまうことはよくありますが。猫の場合は心臓まで入り込むことは少なく、肺などの臓器内に侵入過程で炎症を起こすことが非常に多いようです。その場合、猫は咳をよくするようになりますので、咳を頻繁にするようようになったら、フィラリアを疑っても良いでしょう。

フィラリアに感染しますと様々な症状がでます。痙攣、失神、めまい、体重減少、疲れやすい、呼吸困難、食欲不振など様々です。また、失明することもありますし、最も怖いのが突然死です。
蚊にさされたことだけで、これほど色々な症状が現れ、失明や死に至ることもある非常に怖い病気です。大事な猫がフィラリアに感染するととても恐ろしいので、予防は必ずしましょう。きちんと予防することで恐ろしいフィラリアからあなたの大切な猫を守ってあげることができます。蚊にさされた人がいないように、本当に簡単にフィラリアに感染してしまいますので、猫10匹に対して1匹はフィラリアに感染していると言われるほど、とても身近な病気です。
室内飼育しているから大丈夫でありません。室内飼育していても、フィラリアに感染している猫は非常に沢山存在します。猫を飼っている方で、最近、軽い咳が出ていると思ったらすぐに動物病院を受診することが大切です。


フィラリア症の予防法と検査方法とは?

フィラリアにかかった猫の検査

フィラリアの検査ですが、犬と同じ検査方法になります。いくつかの検査方法があります。

一つはフィラリア抗原検査です。これは血液数滴で検査することができます。しかし、メスのフィラリアにだけ反応するため、オスのフィラリアや幼虫に感染している場合は、陰性になってしまうため、間違った検査結果になってしまうこともあり、猫には不向きな検査だと言われています。
もう一つはミクロフィラリア検査です。血液の中にいるミクロフィラリアを見つけることができます。しかし、本来、血液の中にミクロフィラリアが存在することはとても稀ですので、検出率が非常に低い検査になります。
また、レントゲン検査があります。肺や器官の見え方、肺動脈の太さがヒントになります。これらを確認することで、フィラリアの感染がいろいろと見えてくることがあります。
最後にエコー検査があります。非常に高い検出率を期待することができます。ただし、心臓内のフィラリアのみ確認できるため、心臓までフィラリアが侵入することが少ない猫には、あまり必要でないことも多くあります。

フィラリアの予防は非常に簡単です。月1回のペースで、滴下剤を付けるだけで予防できます。予防期間ですが、日本は縦に長い国で、都道府県により気温がかなり違ってくるため、住んでいる場所によりいつまで予防するかは変わってきます。例えば、神奈川県の場合は5月から12月まで予防することが必要だと言われています。いつまで必要であるかは、かかりつけの動物病院で相談すれば、住んでいる地域で必要な期間はいつからいつまでかの説明をしてもらうことができます。最近、温暖化が進んできており、期間の長さが徐々に長くなってきていますので、いつまで予防すればいいかはかかりつけの獣医師によく相談することです。一部では、1年間ずっと毎月予防した方が良いとの話もでています。近所のかかりつけの獣医師であれば、いつまで予防すれば良いか、よく知っているはずですので、毎年一度は良く相談しましょう。


気になるフィラリアの予防薬の料金は?

フィラリア予防薬

フィラリアの予防薬の料金ですが、この料金も動物病院により、非常に幅があります。一番は信頼できる動物病院で予防薬を処方してもらうことが一番ですが、長期間毎月で処方するものですので、年間にすると金額も大きく変わってきます。少し節約も考えているなら、薬の料金を確認し、予防薬の料金が安い動物病院に一度行ってみても良いかもしれません。ただ、大切なペットの命を預ける動物病院ですので、安いだけでその動物病院に決めるのではなく、一度獣医師の話を聞き、この獣医師なら信頼できると思った動物病院に決めるべきです。

フィラリアは予防は簡単ですが、本当に怖い病気です。ペットは一度飼い始めたら、家族同然となります。節約のために、信頼できない動物病院にかかったばかりに、大切な家族が失明したり、突然死したりすることがあれば、後悔してもかえってきません。必ず、信頼できる動物病院にしましょう。薬を安めに設定していても、信頼できる動物病院は多数ありますので、周りの人から情報を集めたりして、良い動物病院を見つけましょう。

この病気は感染すると治療することも非常に大変です。予防薬などを投与しながら対象療法と摘出手術を行います。治療は内科的治療と外科的治療とがあり、内科的治療であれば、薬を投与し、幼虫の発育と再感染の予防などを行い、これらを2年から3年ほどもの長期間続けます。外科的治療では摘出手術を行いますが、摘出しますので、体に非常に負担が大きく、ペットの辛そうな姿を見るのも、飼い主は非常につらいですが、摘出手術には多額の費用もかかりますので、飼い主にとっては経済的負担もとても大きいものとなります。

この病気にかかなければ、ペットも辛い投薬と手術を受ける必要がなくなります。予防薬を投与期間はとても長く忘れそうになることもあるかもしれませんが、蚊に刺されるだけで感染してしまいます。フィラリアに感染している蚊は非常に多く存在します。この病気の予防だけは、ペットのためにも自分のためにも必ずしっかり行いましょう。

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