よく寝る猫。寝姿でわかる猫の病気とは?

2016.11.10

よく寝る猫。寝姿でわかる猫の病気とは?

猫の平均睡眠時間は14〜16時間と言われ、「寝子」なんて語源があるほどしょっちゅう寝ている生き物。初めて猫を飼う方は、あまりにも寝ているものだから、その寝姿に本当に元気なのか、病気じゃないのかと心配になることも多いのでないでしょうか。そこで、猫の寝姿による身体の異常・病気の見分け方をご紹介していきます。

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猫の寝姿によって見極める、健康状態

猫 よく寝る

まず、基本的な猫の寝姿から見ていきましょう。横になって寝ているときに、お腹の上あたりをよく見ていると、一定のゆっくりしたリズムで呼吸している、上下に動いている様が分かると思います。具合が悪い場合、呼吸が速くお腹の上下動が速かったり、一定のリズムが刻めていないことが多いです。また、呼吸が荒い場合も体調が良くないと思って良いでしょう。このあたりは人間と何ら変わりません。

お腹を出してあお向けに寝ている寝姿の場合、外敵が全くいない、家の中だけに見られる行動で、完全に安心しきっている状態なので、問題ありません。反対に、猫は寒さに弱く、風邪を引くとくしゃみや鼻水を出したり、具合が悪そうにうずくまってしまいます。この場合、飼い始めて間もない飼い主さんでも分かりやすいでしょう。

飼い猫・野生に限らず、子育てするメス猫以外は決まった寝床を確保するということはありません。そのため、日中でも暗い場所でずっとうずくまるように寝ていると、具合が悪い証拠です。
大抵呼吸が荒く、毛並みも逆立っていて、具合が悪そうにしていることが多いのでよく注意して見てあげるとわかりやすいと思います。体温が下がっていたり、同じ場所からほとんど移動しようとしない場合は、まず何かしらの病気を疑いましょう。

特に「猫のエイズ」とも呼ばれている「後天性免疫不全」の場合、まず兆候として真夏でも同じ場所から動かずに寝ていることが多くなります。通常の体調不良と見分けがつきにくく、潜伏期間も長いため気付きにくいです。感染源としては野良猫などからうつされる可能性が高い他、野外にて与えられた餌をうっかり口にした場合が挙げられます。

猫は、本来自分の体調を自分で何とか治そうとする生き物で、あまり周囲に激しくアピールしたりしません。ぐったりしながら、災厄が過ぎ去るのを待つ生き物です。よく、街中でいつも同じ場所にやってくる習慣のある野良猫が、ある日突然姿を見せなくなり、数週間後にフラッと帰って来た場合は偶然体調が回復した証、戻ってこなかった場合はどこかでひっそり息を引き取っている、という傾向があるように、なかなか人間に気付かれるようなそぶりを見せてくれません。

そのため、じっと暗い場所でうずくまっている場合は、具合が良くないというサイン。細かい目印・サインを見逃さず、こまめに体調を管理してあげましょう。

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中岡 早苗

中岡 早苗

可愛い猫ちゃん達に囲まれながら、猫の知識や暮らしを日々学んでいます。 学んだ情報はどんどんお伝えしていきます。楽しいネコライフをおくりましょう。

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