ネコちゃんの毛玉ってなんなの?

2015.05.21

ネコちゃんの毛玉ってなんなの?

ネコちゃんの毛玉と聞くと、ネコちゃんの体の表面の毛がからまってできる毛玉を想像してしまう方も多いのではないでしょうか。実はネコちゃんの毛玉というのはネコちゃん独特の症状なのです。今回はネコちゃんの毛玉について知っていきましょう。

毛玉ってなに?

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ネコちゃんが吐き出す長さ数センチのかたまり、これは毛玉(ヘアボール)といってネコちゃんが毛づくろい(グルーミング)で舐めとって飲み込んだ自らの毛がその正体です。たいていの場合、ネコちゃんが飲み込んだ毛は便として排泄されます。飲み込む量が多いときに、胃の中でもつれてしまった毛がボール状のカタマリになってしまうのです。

毛玉を吐き出せないと、どうなるの?

毛玉を吐けないでいる状態を“毛球症”と呼びます。たまった毛玉は胃の粘膜を刺激して、胃から腸への動きをさえぎって胃腸の働きが悪くなってしまいます。そんなネコちゃんは食欲がなくなり、やせてしまうこともあります。

毛球症は防げるの?

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毛球症はなぜなってしまうのでしょうか。
こんな原因が考えられます。

1. ブラッシング不足
ネコちゃんのブラッシングを怠るとネコちゃんが飲み込む抜け毛が多くなり、これが消化器官の中にたまってしまうのです。

2. ストレス
何かのストレスでネコちゃんの身づくろいの頻度が多くなると、飲み込む毛の量が多くなり毛球症を発症することがあります。

3. 吐き出し不足
加齢や内臓の不調など、飲み込んだ毛が上手に吐き出せない場合に、腸の中に毛玉がたまってしまうことがあります。

ブラッシングを怠ると、ネコちゃんは病気になってしまいます。毛づくろいは、可愛らしいしぐさに見えますが、それがストレスのサインかもしれません。可愛いネコちゃんのために知っておきたいですね。

毛球症の治療・予防方法

毛球症にかかってしまったら治療が必要です。どんな治療方法や予防方法があるのでしょうか。

1. 毛球除去剤

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まだ症状が軽いならば毛球除去剤をネコちゃんの口元に塗り、なめさせて、毛玉(ヘアボール)をできるだけ体外に排泄させるようにします。

2. 外科手術
症状が重くなってしまった場合、腸閉塞などを引き起こしてしまう可能性もあります。そんな状態になってしまったら、胃や腸を切開する開腹手術により直接、毛玉(ヘアボール)を取り出す必要があります。

3. 普段のお手入れ
日頃から、ネコちゃんのブラッシングを欠かさないようにしましょう。
また飲み込んでしまった毛をできるだけ排出しやすくするため、「猫草」を置いたり、植物繊維がたくさん含まれている「ヘアボールケア」機能の高いペットフードを食べさせるのも効果的です。ネコちゃんの毛を短く刈り込むのはストレスの原因になる可能性もあるのでやめましょう。

ブラッシングの仕方

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ネコちゃんのブラッシングのコツや、必要なものを知っておきましょう。ブラッシングはネコちゃんの体の部分的な変化や異常を察しながら毎日行なうことが大切です。

ネコちゃんはもともと狩猟を行なう動物です。本能的に自分の体を清潔にして周囲に匂いが発散しないように身づくろい(グルーミング)をおこないます。けれども毛の生え変わる時期になると大量の毛を飲みこんでしまうので、ブラッシングも念入りにする必要があります。

ネコちゃんの毛はある一定の方向に生えています。ブラッシングをかけるときは、方向に沿ってくしを入れるように心がけましょう。

最後に

ネコちゃんの毛玉は、実はネコちゃんの健康にとても重要に関わってくるものです。普段からネコちゃんの体の状態に気をつけながら、ネコちゃんの年齢や種類にも配慮して毛球症にならないようにお手入れをしましょう。

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中岡 早苗

中岡 早苗

可愛い猫ちゃん達に囲まれながら、猫の知識や暮らしを日々学んでいます。 学んだ情報はどんどんお伝えしていきます。楽しいネコライフをおくりましょう。

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