【猫喘息】咳や口呼吸が止まらない…猫の喘息の症状、原因、予防、治療法は?

2016.11.24

【猫喘息】咳や口呼吸が止まらない…猫の喘息の症状、原因、予防、治療法は?

長く猫ちゃんと一緒に暮らしている人でも、猫ちゃんが咳をしているところや口を開けて口呼吸をしているところを見たことがある人は少ないのではないでしょうか。私自身、生まれてから今までの人生の半分以上を猫ちゃんと生活していましたが、うちのニャンズでも、咳も開口呼吸も見たことがなく、猫ちゃんは、くしゃみはしても咳はしないものだと思っていました。今回は、そんな猫ちゃんの咳や開口呼吸に関係がある猫ちゃんの喘息について勉強してみましょう。

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猫の咳や開口呼吸について

猫 喘息 口呼吸 症状

猫ちゃんも私たち人間と同じ様に、肺や気管に、ホコリや煙草の煙や細菌などの異物が入ると、それを排出するために咳がでます。猫ちゃんが咳をしている、お口を開けて呼吸をしているのを見たという方は少ないと思います。猫ちゃんはワンちゃんのように、お口を開けて呼吸をすることは、たとえ真夏であっても、稀なことだそうです。私自身も、うちのニャンズがくしゃみをしているところは見たことがありますが、お口を開けて呼吸をしているところも、咳をしているところも見たことがありません。

先程も触れましたが、猫ちゃんは咳をしないのかと思うくらいまれなことのようですね。
もし猫ちゃんがお口を開けて激しい呼吸をしているという場合は、重大な病気の可能性もあります。また、弱い乾いた咳をしている場合は、異常が肺にまで到達している可能性があるためより深刻な状況です。心臓病や心臓の寄生虫フィラリア症などにかかっている場合、血液の循環が悪くなり、肺に負担がかかって咳をするということがあります。

咳が悪化してしまうと、その衝撃によって呼吸器に穴が開いて、胸腔内に空気がたまって肺が膨らむことができなくなる「気胸」や胸腔内に脳性の液体が溜まった状態になる「膿胸」などの胸の病気になってしまうこともありますので、すぐに獣医さんの診察を受けさせてあげましょう。


猫ちゃんの喘息について

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喘息は、発作的な咳や発作中にゼーゼーという音がする「喘鳴」などの症状を特徴として持っています。小気管支と細気管支の内腔が狭くなるために、呼吸困難が何度も起こることもあります。咳が主な症状である喘息ですが、最も一般的な猫ちゃんの呼吸器疾患だということです。

進行した猫ちゃんの喘息の気管支では、気管支平滑筋が厚くなる、気管支腺が増殖する、杯細胞が増殖するなど、私たち人間の気管支喘息と同じような構造の変化を示すこともわかったそうです。喘息の猫ちゃんの約20%で末梢血の好酸球の数が増加しているそうで、猫ちゃんが喘息様症状を起こしやすい理由の1つに、猫ちゃんは、わんちゃんや私たち人間に比べて、白血球の一種である気道内好酸球がとても多いこともあると考えられています。また、軌道の過敏性に関しては、軌道粘膜病変そのものとアレルギー反応の両方に由来しているということです。


猫ちゃんの喘息のその症状は?

体温は、正常のことが多いようです。この喘息の発作は、突然始まって、発作的な咳がでる、「ぜーぜー」という音がする呼吸の喘鳴、普段は活発に動いていても何らかの原因で動けなくなる運動不耐、呼吸困難などの症状があります。発作は、長期間、規則的な周期で何度も繰り返し起こる傾向があるということです。また、発作が起きている時には、脇腹をへこませるような感じで呼吸をしようとするようです。
しかし、一端発作が治まるとそれ以外の症状がないのも特徴です。そして、その症状は進行性であって、治療が遅れて重症化してしまうと不可逆性軌道閉塞によって、完全に息を吐き出すことができない呼気障害になってしまい、「気管支拡張症」や「肺気腫」を示すことになってしまうそうです。


猫ちゃんの喘息の予防方法は?

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猫ちゃんをこの喘息の苦しい症状にあわせたくないですよね。それには、大切な猫ちゃんをアレルギーを引き起こす物質であるアレルゲンにさらさないことが予防になります。
アレルゲンの例としては、皆さんがお家でよく使っておられると思いますが、芳香剤や脱臭剤、アロマや夏の時期には蚊取り線香やお仏壇などに使うお線香類、タバコ、花粉、ほこりなど、そして外からの冷気や粉じんなどです。
芳香剤や脱臭剤などはすぐに対処できそうですが、タバコを吸われる習慣のある方にとってはなかなか止めるのは難しいかもしれないですね。しかし、かわいい猫ちゃんのために禁煙をする切っ掛けにしてみてはいかがでしょうか。これらのアレルゲンを避けてあげることが、予防につながるのでできるだけ避けてあげたいですね。

発作が開始する時期が、季節的なものであったり、規則的なものである場合には、前もって抗ヒスタミン剤とステロイド製剤を飲ませることによって発作を予防または軽減することができるようです。また、長毛種の猫ちゃんに対しては、毛を短くトリミングするということも効果が期待できるようです。


猫ちゃんの喘息の治療方法は?

咳や呼吸困難という症状が、連日続いた場合、なるべく早い時期から気管支拡張療法や抗炎症治療、酸素吸入、吸入療法などを行います。長期経過している場合や、慢性鼻炎との合併症を起こしていると、治療反応が良くないそうです。どの病気でも同じですが、やはり早期対処が必要ですので、早く獣医さんの診断を受けさせましょう。


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SchrodingersCatWachan

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生きてる半分以上にニャンのいる生活をしている、ニャン大好きな神戸のおばさんです。 現在は居ないのですが、ニャンの居る生活をしたい!と家族を説得中です!(=・・;=)キビシソウデスガ

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