危険!猫がチョコレートを食べてはいけない理由と症状、対処法は?

2017.01.29

危険!猫がチョコレートを食べてはいけない理由と症状、対処法は?

バレンタインといえば『チョコレート』です。私たちにとってチョコレートはとてもおいしい食べ物で、健康にもいい成分が含まれているともいわれています。でも、猫にとっては危険な食べ物になります。猫とチョコレートはどんな関係があるのでしょうか?

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猫にチョコレートは厳禁!

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バレンタインデーが近づくと、チョコレートの売れ行きが上がります。バレンタインデーには好きな人にチョコレートをあげて自分の想いを告白するといったことが定番になっていて、その他にも自分のご褒美としての自分チョコや友達にあげる友チョコなどがありますよね。

人間には大人気のチョコレートですが、猫にとっては『チョコレート中毒』を引き起こす恐れのあるとても危険な食べ物です。
チョコレートには『テオブロミン』というカフェインに似た物質が含まれています。テオブロミンはカカオに含まれる苦味成分で、これは人間には独特の苦味を感じさせる成分です。人間が摂取すると覚醒効果が得られます。
一方で、猫は人間と比べてテオブロミンを素早く代謝することができないため、猫がチョコレートを食べてしまうと中枢神経にダメージを受けてしまい、中毒症状が起きてしまいます。この状態は『チョコレート中毒』と呼ばれています。


どんなチョコレートが危険なの?

チョコレート

全てのチョコレートにテオブロミンが大量に含まれているわけではありません。カカオの量が特に多いのはビターチョコレートで、テオブロミンが大量に含まれているので猫にとっては危険な食品です。
ミルクチョコレートやホワイトチョコレートはカカオの量が少ないため、テオブロミンの量も少量です。でも、ミルクチョコレートやホワイトチョコレートはカカオの量が少ないからといって猫に食べさせてもいいわけではありません。カカオに含まれているテオブロミンが猫にとって毒であることは間違いありませんので、大量に食べてしまうことで中毒症状を起こす危険性があります。

いずれにせよチョコレートを猫に食べさせるのはチョコレート中毒を起こしてしまい、肥満などの問題も引き起こしやすいので、猫には絶対にチョコレートを食べさせないようにしましょう。


『チョコレート中毒』はどんな症状?

猫がチョコレートを食べてしまった場合、猫にどのような症状が起こるのでしょうか?

猫がチョコレートを食べてテオブロミンを摂取してしまうと、4時間以内に以下の様な中毒症状が起こるといわれています。

〈主な症状〉
・嘔吐
・下痢
・発熱
・興奮
・痙攣

その他にも、不整脈、運動疾患、多尿、脱水、昏睡などの症状が起こり、死に至ることもあります。中毒症状は、すぐに治まることはなく、長い場合は数日間に渡り続きます。また、腹痛や血尿で脱水症状を引き起こす場合もあります。猫の食欲がなくなった、排便に異常はないかを飼い主さんはチェックしましょう。

チョコレート以外にもカカオが含まれている食べ物はたくさんあります。カカオが原料であるココアにもテオブロミンが含まれています。また、コーラやお茶、ケーキなどにも含まれているので注意してください。
子供がいる家庭や甘いものをよく買う家族は、猫がカカオに含まれているテオブロミンを口にしないように、猫の手に届かない所や保管する物に蓋をするといった対処法をしましょう。


猫がチョコレートを食べてしまったら

注意していたにも関わらず、猫がチョコレートを食べてしまったらどのような対処法があるのでしょうか。

飼い主さんができる対処法は、まずはチョコレート中毒の症状が出る前に吐かせることが重要です。
チョコレートを吐かせるには、人間と同じように猫の口に指を入れて舌の奥を刺激すると食べた物を吐き出せることができます。猫の口の中に指が入らなければ、細い棒や綿棒などを使いましょう。
うまく吐き出せない場合はすぐに動物病院に連絡をして、獣医さんに指示を仰ぎましょう。

チョコレートを吐き出させることができたら、すぐに動物病院に行って獣医さんに診てもらいましょう。猫が吐いた物を動物病院に持っていくことが可能であれば持っていきましょう。獣医さんにみせる際に、何時ぐらいにどんなチョコレートをどれくらいの量を食べたのかきちんと伝えてください。

猫がチョコレートを食べた場合、種類によっては致死量に至らない可能性もありますが、体に危険があることに変わりはないので、すぐに対処をしてください。


最後に…

猫とチョコレートの関係はとても恐ろしいものだということがわかりました。
バレンタインだからといって、猫にチョコレートを与えるのは絶対にやめましょう。猫が突然死してしまう可能性があることを忘れないでください。また、チョコレート以外にも猫にとって危険な食べ物は他にもたくさんあります。飼い主さんは猫が食べるからといって何でもあげないように注意しましょう。

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猫を飼いはじめて20年。完全な猫派です。 今まで4匹の猫と過ごしてきました。現在は2匹の猫と楽しく過ごす毎日です。 ツンデレされて20年。猫の行動1つ1つが大好きで、ずっとツンデレにやられてしまっている人間です。

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