愛しい猫のためにペット保険は必要か?考えてみた。

2017.03.22

愛しい猫のためにペット保険は必要か?考えてみた。

医療は日々進歩していて、それは動物の世界でも同じです。高度な医療が受けられ、大切な愛猫の命を救済してもらえる確率もグンと高くなりました。その反面、猫は国民健康保険に加入していないので、入院や手術といった大掛かりな治療も飼い主さんが治療費を全額自己負担しなくてはいけません。そんな飼い主さんの「困った」を助けてくれるのがペット保険です。けれど愛猫が健康に暮らしていれば必要のないと考えられるのもペット保険。果たして猫に保険は必要か?考えてみました。

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知っているようでよく解らない。ペット保険とは?

ペット保険 必要か

ペット保険とは、ペットの病気やけがの治療にかかった医療費を補填する保険のこと。定率補償と全額補償のタイプに大別されます。
定率補償は実際にかかった治療費に対し、一定の割合で保険金が支払われます。一方、全額補償は定められた限度内であれば、治療費全額が補償されます。

保険料はおもにペットの種類や大きさと年齢で設定されることが多いようです。加入できる動物は犬と猫が中心で、鳥、うさぎ、フェレット、鳥類・爬虫類をカバーしている保険商品もあります。

また、加入する際にはペットに年齢制限が設けられることもあります。具体的には、幼齢・高齢のペットです。幼齢のペットは健康状態が不安定、高齢のペットは免疫力の低下で病気になりやすいからです。


ペット保険が保証してくれるのは?

一般的にペット保険で保証してくれる項目は以下のようなもの。ただし保険会社によって内容は変わってきますので、どの保険内容が必要か事前に確認が必要です。

通院保険金 通院した際の医療費が対象
入院保険金 入院にかかった医療費が対象
手術保険金 手術を受けた際の医療費が対象
がん手術保険金 手術の中でも、ガン手術にかかった医療費が対象
葬祭保険金 ペットが保険期間中に死亡し、葬儀・埋葬等にかかった費用が対象
高度後遺障害保険金 後遺症の残るような高度な障害を負った際にかかった費用が対象
賠償補償 ペットが噛みついたり引っかいたりしたときの賠償金が対象

2015年の調査では、日本のペット保険加入率は5%程度で、動物愛護先進国である欧米に比べてまだまだ一般的ではありません。


ペット保険は必要か?不要か?

ペット保険 必要か

ペット保険は必要か?不要か?みなさんはどうお考えでしょうか。
ペット保険に入っているといざ、という時に安心ですが、月々の支払いも気になります。支払いと同額を貯金すれば良いのでは?という意見もよく聞かれます。

ペット保険に入るか入らないかという問題については、猫がかかりやすい病気とそれにかかる一般的な治療費を確認し、ペット保険が必要かどうか飼い主さんはよく考えなければなりません。

猫がかかりやすい病気と、その治療費の一例を挙げてみます。

・異物の誤飲:術前検査+異物摘出手術(腸管切開)+入院=10~30万円
・猫下部尿路疾患 FLUTD:術前検査+会陰尿道造瘻手術+入院=10~30万円
・骨折:術前検査+骨折整復手術+入院=10~50万円(骨折部位、手術方法により変動有)
・腫瘍(がん) 乳がんの場合:術前検査+乳腺片側摘出手術+入院=10~30万円

ペット保険へ加入を検討する際には、まず自分がペット保険に何を望んでいるか、条件として書き出してみることも大切です。例えば以下のような内容です。

・月々の保険料の負担額の限度
・希望する最高補償額
・どの程度までの治療を希望するか
・どんな内容の補償を優先するか
・加入する期間は何歳から、あるいは何歳までか
・保険は窓口割引タイプと後日請求タイプのどちらを望むか
・加入申込みの簡便さ
・保険加入に付随するサービス(しつけ・健康相談、迷子捜索サポートなど)の有無


まとめ

猫は病気を隠す動物です。飼い主さんが異変に気がついた時点で、すでに症状は重篤化していることが多くあります。どんな小さな異変でも、費用を気にすることなくさっと病院に連れて行ける安心感はペット保険ならでは。

けれど飼い主さんの中には「支払える範囲内での治療で」「病気は天命と受け入れる」「無理な延命治療は望まない」といった考えを持たれている方もいらっしゃいます。

ペット保険が必要か、不要か。愛猫のために一度じっくり考えてみてください。



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そらにゃん

そらにゃん

猫が大好きなおばさんです。猫、いいですね! 我が家には「そら♂」「すず♀」「りん♀」のニャンズがいます。 ずっと犬を飼っていて猫暦はまだ二年そこそこと短いのですが、長年の願いだった猫との暮らしに今もウハウハ状態です。ニャンズのおかげで仕事や家事や寄る年波の疲れも吹っ飛びます。 病気がちな「そら」のおかげで獣医さんと懇意になり、通院の度に先生から様々な猫情報を教えていただいてます。 いかにニャンズを満足させられるか、猫じゃらしの振り方を日々研究中。 得意技は猫に錠剤を飲ませること。←ただし「そら」限定!?

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