【ペット葬儀・ペット霊園の選び方】大切なペットが亡くなったら…葬儀の方法や費用は?

2017.06.03

【ペット葬儀・ペット霊園の選び方】大切なペットが亡くなったら…葬儀の方法や費用は?

ペットを飼っているといつか別れの時が来てしまいます。これは自然なことです。ペットを我が子のように可愛がる飼い主さんは多く、家族同然です。家族が亡くなった時、今ではペットも人と同じようにペット葬儀やペット霊園など様々なサービスがあります。ペット葬儀のやペット霊園のサービスや選び方についてご紹介します。

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大切なペットが亡くなったら…

ペット葬儀 ペット霊園 選び方

大切なペットが亡くなったら、飼い主さんはどのようにすればいいのでしょうか。
まずは、自宅での安置をしなければなりません。亡くなったペットをそのままにしておくと、2時間~3時間後ぐらいから身体の硬直が始まります。その前に飼い主さんがペットにしてあげられることをしましょう。

◆ペットの身体をキレイにしてあげましょう

ペットの瞼や口を閉じさせ、毛並みや尻尾を整えましょう。そして、湿られたガーゼやタオルなどで優しく身体の全体の汚れを拭き取りキレイにしてあげましょう。

口や鼻、お尻などから体液や血液、汚物などが出てきている場合は時にキレイにしてあげてください。キレイに拭いても体液や血液、汚物などが出てくる場合は、ガーゼやタオルを当てたり、コットンや脱脂綿などを詰めてペットの身体をキレイな状態に保ちましょう。

◆ペットの身体を寝かせてあげましょう

ペットの身体がキレイになったら、ダンボールやいつも使っていたゲージなどに寝かせてあげましょう。ビニールシートやペットシートを敷き、薄手のタオルや布団の上に寝かせてタオルなどを掛けてあげましょう。ペットがいつも使っていた愛用のタオルや布団がある場合は使ってあげましょう。
硬直する前に、ダンボールやいつも使っていたゲージなどに入るように手や足を胸の方へ優しく折り曲げてあげてください。硬直中には無理に身体を折り曲げることはしないでください。

遺体は、直射日光の当たらない風通しのいい場所に置いてあげましょう。

◆ペットの身体を冷やしましょう

気温が高くなるとペットの身体の痛みが早くなります。ビニール袋に入れた氷や保冷剤などを用意してください。必ずタオルなどにくるんでからペットの身体のお腹の辺りや頭の部分を中心に冷やしてください。
特に夏場など気温が高い時期はペットの身体の痛みが早まる可能性があります。ビニール袋に入れた氷や保冷剤は気温の変化とともに取り替えしながらペットの身体を冷やしてください。長い時間の場合はドライアイスをおすすめします。ドライアイスはケーキを取り扱う店やスーパーなどで売っています。

この時、水分がペットの身体に直接触れてしまうと、ペットの身体の状態が悪くなってしまい、痛みが早くなります。ペットの身体に水分が触れないように十分に注意してください。

◆そのあとは…

ペットが亡くなった当日は飼い主さんもとても動揺していると思います。飼い主さんやその家族とみんなでお別れ(お通夜)をしてあげることをおすすめします。飼い主さんやその家族のみんなの気持ちも少しは落ち着くでしょう。

お別れ(お通夜)とはいえ特別なものではなく、ペットが生前好きだったおもちゃを一緒に飾ってあげたり、愛用していた容器に大好きなご飯を供える、お花やお線香をたいたりなど、きちんとペットにお別れをしてあげましょう。


ペット葬儀をする意味は?

ペット葬儀 ペット霊園 選び方

たくさんの思い出を残してくれた大切なペットのために、今ではペット葬儀などの様々なサービスがあります。ペット葬儀をすることにはどういった意味があるのでしょうか?

◆ペットは大切な家族の一員

ペット葬儀の概念とは、「ペットを弔うための儀式」のことです。今までは葬儀といえば人に対して使うものでしたが、それがペットに対しても使われるようになりました。時代とともに、昔ではなかったペット葬儀というのが当たり前になりつつあります。

ペット葬儀がなかった頃は、ペットが亡くなった場合は焼却場に運んで焼いてもらうというのが一般的でした。小動物であれば、飼い主さん自身が墓を作ったり、庭などにそのまま埋葬するということもありました。
保健所に依頼した場合は、他の動物たちとまとめて焼かれてしまい、また焼却場で焼くというのは殺処分という印象が強いため、そういうことをする飼い主さんはほとんどいませんでした。

ペット葬儀ができるようになった背景には、大切なペットは家族の一員だからという飼い主さんの思いがあります。ペットに対して葬儀や火葬、納骨まで人と同じように行うこともできるペット葬儀が生まれました。

◆ペット葬儀は「ペットと向き合う時間」

大切なペットは飼い主さんにとっては我が子のようなかけがえのない存在です。人も動物も変わらない大切な命です。生涯を共に過ごして、たくさんの思い出を残してくれた大切なペットのために感謝の気持ちを込めて葬儀を行い、悔いの残らないように、そして残された飼い主さんやその家族の心の整理のためにもペット葬儀で供養してあげましょう。

ペット葬儀は大切なペットを弔うと同時に、飼い主さんや家族の心の整理をするということでもあります。ペット葬儀の準備から供養をする中で、大切なペットに対してきちんとお別れをして自分の心と向き合うことができます。ペットと過ごしてきた時間に感謝の気持ちを込めて送り出すことができれば、ペットもきっと喜んでくれると思います。そのような感情を持てる機会を与えてくれるのも、ペット葬儀の役割です。


ペット葬儀・ペット霊園の利用の流れ

ペット葬儀の流れは、人の葬儀の流れとほぼ変わりません。まずは、ペット葬儀を扱っている業者に連絡をしてどのような葬儀にするかプランを立てます。

  1. 業者に連絡をする
  2. 個別立会火葬、個別一任火葬、合同一任火葬や返骨ができるかできないかによって葬儀のプランが変わります。

  3. 業者が迎えに来た車にペットを納める
  4. 会場などで火葬する場合は会場まで案内をしてくれます。火葬車の場合はその場でのお別れになります。これらも葬儀のプランによって変わってきます。

  5. 納骨・永代供養
  6. 返骨をしない場合は遺骨を業者の責任によって納骨室で供養します。返骨がある場合は遺骨を受け取り、その後納骨する場所を決めます。納骨・供養方法が決まらなければ、49日間は預かってくる業者もあります。

ペット葬儀・ペット霊園のプランは全て飼い主さんが決めることです。ペット葬儀・ペット霊園での選び方でわからないことがあれば、事前に業者にいろいろと質問をしておきましょう。


ペット葬儀の費用はどれくらい?

ペット葬儀の形式によって費用が変わってきます。また、ペットの種類や身体のサイズによっても費用が変わってきます。

◆小動物のペット 約12000円~
ペットの体重は2kgまでが目安になります。
ハムスター・小鳥・リス・カメ・ハリネズミなどです。

◆猫・超小型犬のペット 約16000円~
ペットの体重は5kgまでが目安になります。
猫・うさぎ・フェレット・犬(トイプードル・チワワ・ポメラニアン)などです。

◆小型犬のペット 約20000円~
ペットの体重は10kgまでが目安になります。
コーギー・ミニチュアダックス・ビーグルなどです。

◆中型犬のペット 約30000円~
ペットの体重は25kgまでが目安になります。
柴犬・フレンチブルドッグ・ボーダーコリーなどです。

◆大型犬のペット 約40000円~
ペットの体重は40kgまでが目安になります。
ハスキー・ボクサー・ゴールデンレトリバー・ラブラドールなどです。

◆超大型犬のペット 約50000円~
ペットの体重は40kg以上が目安になります。
秋田犬・グレートデン・セントバーナードなどです。

※ペット葬儀やペット霊園は、ペットの種類や体重、葬儀・埋葬の方法などによって費用が変わってくるので、業者に必ず確認をしましょう。


ペット葬儀の選び方は?

ペット葬儀にはいろいろな形式があります。ペット霊園も同じです。飼い主さんやその家族で決めてください。

◆合同一任火葬
他のペットと一緒に火葬・埋葬となります。遺骨を自宅に持ち帰ることはできません。

◆個別一任火葬
合同一任火葬とは違い、1体での火葬になります。業者によって遺骨を自宅に持ち帰ることができる場合とできない場合があります。

◆個別立会火葬
合同一任火葬とは違い、1体での火葬になります。遺骨を拾うことができます。

※ペット葬儀・ペット霊園には、業者によって返骨してもらえるところもあり、内容が違う場合もあるのできちんと確認をしましょう。


ペット霊園の選び方は?

ペットの遺骨をどうするかは飼い主さん次第ですが、今では人と同じく遺骨を墓へという考えの飼い主さんがいます。ペットの遺骨はペット霊園というペット専用の霊園があります。どのような条件でペット霊園を選べばいいのでしょうか。選び方は飼い主さんが後悔しないように選びましょう。

◆ペット霊園の場所での選び方

ペット霊園を選ぶときには「場所」にこだわる飼い主さんが多いようです。自宅近くのペット霊園がいい、ペットの生まれ故郷に近いペット霊園がいいなどが挙げられます。

自宅近くにペット霊園があれば、ペット葬儀の当日に送迎してくれるペット霊園が多いです。また、後々のことを考えるとお墓参りや法要などに行くときは自宅に近いほうが便利です。距離や交通機関のことも考えながらペット霊園を選ぶといいでしょう。

◆ペット霊園の大きさや費用での選び方

様々な霊園があるので、事前に内容や費用をしっかりと把握しておく必要があります。規模が大きいペット霊園では月齢法要やお盆・お彼岸などに供養祭を無料で行ってくれるペット霊園があります。月額で納骨堂に納めたり、永代供養をお願いすることもできます。

◆ペット霊園の雰囲気での選び方

ペット霊園を選ぶとき、飼い主さんや家族が納得できるのだけではなく、大切なペットが喜んでくれそうな雰囲気なのか考えることも大切です。ペット霊園に決まった形はありません。お寺が運営している厳かな雰囲気のペット霊園や芝生があり公園のようなペット霊園、宗教色の強くないモダンな雰囲気のペット霊園があります。

また、動物に宗教は全く関係ないですが、飼い主さんの信仰や宗派に合わせてペット霊園を選ぶ人たちもいます。


ペット葬儀・ペット霊園を選ぶ時の注意

ペットを飼っている飼い主さんや家族にとっては、ペット葬儀やペット霊園が増加傾向にあることは喜ばしいことだと思います。ただ、ペット葬儀やペット霊園の選び方には十分な注意が必要です。
最近、新聞やテレビなどで報道されていますが、ペットを火葬するときの煙やニオイがトラブルに発展するケースがあります。他には、一部の悪徳業者がペットの遺体を不法投棄したり、法外な金額を請求したりする事件も起きています。

残念ながら、ペット葬儀やペット霊園に関する法律はまた明確に定められていないのが現状です。だからこそ、利用しようとしている飼い主さんが細かく情報を集め、確認事項を厳しくチェックしていく必要があります。

ペットが生きていたときも亡くなってからも大切なペットを守ることができるのは飼い主さんしかいません。ペット葬儀やペット霊園を選ぶ際には十分に注意が必要です。


最後に…

ペットが元気なときは、お別れをする時のことをあまり考えたくないものです。しかし、いざという時に慌てないためにも事前に情報を集めておくことはいいかもしれません。
大切なペットが亡くなったときに、ペット葬儀やペット霊園の選び方ばかりに気を取られてしまい、大切なペットのことを考えてあげる余裕がなくなる可能性もあります。心に余裕があると、大切なペットに感謝の気持ちを持てる時間を作って、焦らずにゆっくりお別れができると思います。

飼い主さんやその家族が後に大変だなと感じるようなペット葬儀やペット霊園のサービス、必要のないオプションの場合もありますので、しっかりと内容を考えましょう。内容の豪華さを求めるのではなく、大切なペットと飼い主さんやその家族にあったペット葬儀やペット霊園を選んでくださいね。



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猫を飼いはじめて20年。完全な猫派です。 今まで4匹の猫と過ごしてきました。現在は2匹の猫と楽しく過ごす毎日です。 ツンデレされて20年。猫の行動1つ1つが大好きで、ずっとツンデレにやられてしまっている人間です。

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