猫のお手入れテクニックのご紹介~短毛種編~

2015.07.09

猫のお手入れテクニックのご紹介~短毛種編~

普段なにげなくやってしまいがちな猫の毛のお手入れ。 そもそも、なぜお手入れをするべきなのでしょうか? どんなアイテムが必要なのでしょうか? 正しいお手入れテクニックをマスターして、猫にとってもペットオーナー様にとっても快適な暮らしをおくりましょう。 今回は、短毛種編です。

猫の毛をお手入れする理由とは何でしょう?
まずはそこを理解しましょう。

理由その1、毛を飲み込む量を減らすため。

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猫は本来待ち伏せ型の狩りをする肉食動物です。獲物に気付かれないように、本能的に身体を清潔にし、周囲に匂いが発散しないようにメンテナンスを行います。
毛づくろいと呼ばれるこの行動は、小さな突起の付いた舌や、櫛のような門歯を用いて行います。
そのため、たまたま飲み込んだ毛がお腹にたまって、毛玉をよく吐くことがあります。

飲み込んだ毛の量が多すぎてうまく吐き出せない場合、毛球症という病気になり、場合によっては手術によって開腹する必要もありますので、猫にとっても、ペットオーナー様にとっても、大変な負担になります。
そうした最悪の事態を予防するためにも、ペットオーナー様が定期的にブラッシングをしてあげるようにしましょう

理由その2、健康状態をチェックするため。

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ブラッシングは皮膚のマッサージにもなるので、新陳代謝が促進されて、毛並みをより綺麗にする効果があります。
それに、定期的にブラッシングすることは、飼い猫の身体の状態を定期的にチェックするという意味合いもあり、異変があったときにはいち早く気付いてあげることができます。


お手入れに用意するもの

・短めのラバーブラシ
猫のマッサージ効果が望めます。
力を入れすぎると、摩擦で毛が抜けてしまうことがあるので、強い力でとかし過ぎないようにしましょう。ラバーブラシは、ペットショップなどで購入できます。

お手入れのテクニック

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猫が嫌がりにくい首の後ろから背中、お尻の方まで一気にブラシでとかします。
毛の流れに沿って、ブラシを動かしましょう。

次ぎに、あごの下から胸をとかします。
片方の手で猫の顔が動かないように支えて、あごの下から胸にかけてとかします。
最後に、わき腹から後ろ足をとかします。
さりげなくブラシをかけ、わき腹から後ろ足をとかします。
足先は抜け毛が少なく敏感な部位なので、最後にそっとなでる程度で十分です。

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ちなみに、短毛猫は、お腹の部分は”できそうなら”でOKです。
短毛猫は、お腹の毛の密度が低く、毛が抜けにくいので、嫌がるなら無理に行わなくても大丈夫です。
うつ伏せのまま、猫のお腹に手を入れると、自然に猫は少し横を向きます。
その状態で、お腹の毛が密度の高いところを中心に、流れに沿ってとかします。

とかし残した部分は後ろ向きに抱っこしてとかします。
うつ伏せのまま、片手で猫の脇に手を入れて引き寄せます。
その手を持ち上げると、猫が自然に後ろ足で立つ状態になるので、とかし残した部分をブラッシングすると良いです。


あまり長くブラッシングを続けていると嫌がるので、次のタイミングでやめるとよいでしょう。

*止めどき1、猫がブラシをチラチラと見始めたらやめましょう。

ブラシを噛んでやめさせようとする前兆なので、猫が2回これを繰り返した時点でやめましょう。

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*止めどき2、ブラシに付く毛の量が減ってきたらやめましょう。

ときどきブラシに付いた猫の毛の量を確認するようにして、ラバーブラシに付いた毛の量が減ってきたら、やめるようにしましょう。

ブラッシングは、週に1~2回程度行いましょう。
短毛猫は、毛玉ができにくいので、週に1~2回行えば良いでしょう。
ただ、春から夏にかけて抜け毛が増える換毛期には、回数を増やしましょう

以上のことに気を配りながら、ブラッシングをすることで、毛並みが良く病気にかかりにくい猫になります。

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中岡 早苗

中岡 早苗

可愛い猫ちゃん達に囲まれながら、猫の知識や暮らしを日々学んでいます。 学んだ情報はどんどんお伝えしていきます。楽しいネコライフをおくりましょう。

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