子供を身ごもったが2度飼い主に捨てられ、トレーラーに投げ捨てられ半身不随になった猫プリンセス

2017.08.19

子供を身ごもったが2度飼い主に捨てられ、トレーラーに投げ捨てられ半身不随になった猫プリンセス

オーストラリアの保護施設で、子供たちと暮らす一匹の母猫。施設のオーナーにより「プリンセス」と名付けられた彼女は、保護前に負った傷のせいで下肢を動かすことができません。重い障害をものともせず子育てをする彼女に対して、多くの人々が援助を申し出ました。しかし、彼女を傷つけたのもまた、同じ人間でした。人の身勝手に振り回された結果、人の手に救われる…。それは犬猫たちの保護に常につきまとう皮肉なのです。

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とある母猫「プリンセス」を傷つけたのは、彼女が庭に入ってきたことに怒った、一人の男性。彼はプリンセスの尻尾を持つと、トレーラーに投げつけたのだそうです。

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通報を受け最初に駆け付けた保護団体のスタッフたちは、ぐったりと動かなくなったプリンセスを見て既に死んだものと思い、5匹の子猫たちだけを保護して帰りました。

すると、誰も予想し得なかった奇跡が起きたのです!

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なんと、プリンセスは息を吹き返し、前足だけで這い、子猫たちの居た場所に戻ったのです。その後彼女はすぐに保護され、5匹の子猫たちと無事再会できました。

プリンセスにはマイクロチップが挿入されていることがわかり、元の飼い主に連絡をとることができましたが、彼らは彼女と子供たちを引き取ることはありませんでした。

事情はどうあれ、悲しいことにプリンセスは2度、飼い主に捨てられたのです。

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そんなプリンセスと子供たちを受け入れたのは、ウェストンの保護団体、「sawyers gully animal rescue」のオーナーであるディー・ワルトンさんでした。彼もまた、事件発生時に目撃者からの通報を受けた一人だったのです。彼女を「プリンセス」と名付けたのも彼でした。

半身不随ながらも全力で子猫たちを育てる姿は、瀕死の状態から回復した奇跡と共に人々の感動を呼び、彼女の医療費や車椅子制作のための援助は想定金額をはるかに上回るほど集まりました。

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一方、プリンセスを傷つけた男性は、後に動物虐待の罪で逮捕されました。彼の人柄は不明ですが、どんな人間であれ全ての責を彼だけに負わせるのはアンフェアというものでしょう。もちろん、プリンセスの最初の飼い主にも責任の一端はあります。
また、プリンセスは当時、近所の女性に餌を貰っていました。その女性が今回の通報者となって結果的にプリンセスを救うことにもなりましたが、餌やりではなく家族としてプリンセスを迎えていたら、そもそもこの事件は起きなかったかも知れません。

動物虐待防止のための法整備や厳罰化が進んでいるといわれる先進国でも、飼い主による虐待や生体販売に対する規制がメインであり、飼い主のいない動物への対応はまちまちです。この州の法律でも、保護の対象は飼い主のいる愛玩動物か保護動物に限られていました。そのせいか逮捕された男性は裁判で無罪を主張しています。

彼に下される判決が、同じ境遇にある動物たちと人間との関係に、何らかの新たな未来を感じさせるものであることを祈ります。

<参考サイト>
thedodo.com



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