知っておこう!ネコの夏バテと対策

2015.07.16

知っておこう!ネコの夏バテと対策

暑い日が続いていますが皆さんの家のネコちゃん達、夏バテしていませんか? 暑さには強いと思われがちなネコちゃんですが、人と同じように暑い日が続くと夏バテをしてしまう子もいます。 特に体温調節機能が未熟な子猫、体温調節機能が低下しているシニア猫、体内に熱がこもりやすい肥満気味の猫、鼻が短い猫は夏バテにも熱中症にも気をつけなくてはなりません。 これからまだまだ暑い日が続きます。夏バテ対策をして快適に夏を過ごしましょう。

夏バテと熱中症の違いは??

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*夏バテの主な症状

食欲がなくなる
水をあまり飲まなくなる
便秘又は下痢になる
だるそうにしている
体力がなくなる
等の症状が徐々に起こります。これらの症状をそのままにしてしまうと、体重が落ちてしまったり、極度の脱水症状を起こしてしまう事もあるので注意が必要です。

*熱中症の主な症状

呼吸が荒くなる
ぐったりしている
フラフラしている
痙攣
嘔吐、下痢、血便
ヨダレを垂らしている
等の症状がみられ、早急に処置が必要になります。


夏バテ対策 (フード編)

この時期フードをずっと置きっぱなしにしておくと悪くなってしまい嘔吐や下痢の原因になってしまう事がある為、なるべく置き餌はせず新鮮なフードを与えるようにしましょう。

食欲が無くなってしまっている猫ちゃんには、フードに鶏肉や白身魚のゆで汁をかけてあげる、ウェットフードを少し温めてフードの香りを強くする、いつもカリカリのフードを食べている子はお湯でふやかしてみる等いつものフードに少し工夫をしてみると食いつきが良くなる事があるのでお勧めです。


夏バテ対策(お水編)

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猫ちゃんはあまり喉の渇きを感じないので、夏場は猫ちゃんが水を飲みやすいように何箇所か水飲み場を作って水を飲む機会を増やしましょう。
猫ちゃんってこだわりが強い子が多いですよね。
ペットホテルでお預かりする猫ちゃん達も食器を持参する子や決まったご飯しか食べない猫ちゃんが沢山いました。
中には水の温度や水の入っている容器にこだわりがある子もいますので氷を入れてみたり、容器を変えてみたりと色々試してみる事もお勧めです。

できれば普段からどのくらい水を飲んでいるのかを把握しておくと病気の早期発見にも繋がります。


夏バテ対策(排泄編)

フードをあまり食べずにいたり、水をあまり飲まないでいると腸の働きが悪くなってしまい便秘や下痢になってしまう事がありますので排泄に変化はないか日ごろから確認しておきましょう。
ネコちゃんはとっても綺麗好きです。夏場トイレをそのままにしておくと匂いが充満してしまう事も。トイレが汚れていると我慢してしまう事もあるのでトイレはこまめに掃除して常に清潔にしておきましょう。
またトイレが暑い場所にあるとトイレに行くのが嫌になってしまうので、トイレはなるべく涼しい場所に設置しましょう。


夏バテ対策(環境編)

暑いからと言って一気に部屋を冷やしてしまうと、室外と室内の気温の差がありすぎて体温調節がうまくできなくなってしまうので部屋の温度は28度~29度位に保ち、涼しい場所と温かい場所に自由に行き来できるような環境が理想的です。
最近ではネコちゃん用の暑さ対策グッズも色々な種類の物が販売されているので上手く活用して快適な環境を作ってあげられるといいですね。


夏バテしない体を作る

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人間同様、適度に運動をしてネコちゃん自身の体力をつけてあげる事が大切です。
涼しい場所でおもちゃを使って、走ったりジャンプをしたりと一緒に遊びながら運動させてあげると自然に体力をつけることができ、肥満防止にも繋がります。


おわりに

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たくさんの飼い主さんとネコちゃん達を見ていて思うのは「なんとなくいつもと違う」と飼い主さんが感じる時は大体ネコちゃんの体調が悪い時です。
いつも一緒にいる飼い主さんだからこそちょっとした体調の変化に気づいてあげる事が出来るのだと思います。
なんとなく食欲ないのかな?なんとなくだるそう。いつもと違うと感じた時は食事、水、排泄、排尿等をよく観察するようにしましょう。夏バテだけではなく病気の早期発見にも繋がります。
ネコちゃん、飼い主様共に夏バテには気を付けて快適に夏をお過ごしください。

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おぎゆみ

おぎゆみ

子供の頃から動物が大好きで動物関係の専門学校で数々の資格を取得後、動物病院で看護士兼トリマーの仕事をしていました。 飼い主さんとペットが毎日楽しく幸せに暮らしていけることを願って、私の持っている知識、経験を元にいろいろな情報を発信していきたいと思います。

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