【子猫の育て方】猫の様子で注意すべきこと、気にしなくていいこと

2017.09.08

【子猫の育て方】猫の様子で注意すべきこと、気にしなくていいこと

子猫を初めて育てるとき、「きちんと育てることができるかな」と不安になることは多いですよね。育てるなかで子猫の行動に一喜一憂しては、深く悩んだりする飼い主さんもいるかもしれません。それは、大事な家族となった子猫を愛しているからこその気持ちです。でも、子猫が見せる行動のなかで、育てる上では実はそれほど気にしなくても大丈夫なものもあれば、逆に「これは注意した方がいい」という様子もあります。そこで、子猫を育てるなかで注意すべきこと、気にしなくていいことをそれぞれまとめてみたいと思います。

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育てるときには要注意!気にすべき子猫の行動

子猫 育て方

一般的には猫は孤独でいることはあまり苦にならず、自由奔放に過ごすことが多いです。育てるときには、猫の方が飼いやすいと言われているくらいですね。

放任しつつ育てるスタイルでも問題なさそうですが、次のような様子が見られたら注意すべきです。原因を探ってみて、改善できるならば早急に対応し育てるようにしましょう。

◆用意したフードを食べてくれない

子猫時代は成長期なので、栄養を考えたフードを食べさせて元気に育てることが大事です。でも、食べてくれないと心配になりますよね。それに、栄養が取れずに不健康になることもあるでしょう。

子猫がフードを食べないのは、何らかの理由があっての行動なので原因を探ることが大事です。

– 環境に慣れていない –

家族として迎えたばかりの子猫だと、環境に慣れていない可能性が高いです。
ペットショップやブリーダーから購入した場合には、人間には慣れているものの、新しい環境には戸惑っているでしょう。そして、野生の子猫を保護した場合には、人間そのものに慣れていないので「何かをされるのではないか」と警戒している可能性もあります。

このような場合、子猫が安心して食べることができる環境を用意してあげることで解決することがあります。

例えば、猫が好む狭くて暗いところを設けて、食事の場所にしてみることです。また、人間が近くにいると、緊張して食べないことがあります。食事を準備したら少し距離をおいた場所から見守って育てるようにしてみてくださいね。

– フードに慣れていない –

いきなり別のフードに切り替えると戸惑って食べないことがあります。

ペットショップやブリーダーから子猫を迎えるときは、以前食べていたフードの商品名を聞いておくといいでしょう。ずっと同じフードを食べさせなくてもいいですが、切り替える場合は、少しずつ新しいものを混ぜながら時間をかけて移行していくようにしてみてくださいね。

– フードのニオイが原因 –

今まで食べていたフードを急に食べなくなったときには、フードが劣化しているかもしれません。特に、気温が高くなりがちな夏にはフードの保存の仕方が悪ければ劣化が早まります。鼻がいい猫たちは、その嫌なニオイに敏感です。

食べ残したフードをずっと出していたり、一度口をつけたものを後から再び出したりなどは止めましょう。愛猫の健康のことを考えて、フードの保存の状態をよくし、いつでも新鮮なフードを与えてあげてくださいね。

◆夜に寝ない

猫は夜行性の動物なので、夜に目が冴えてしまうようです。しかし、本来夜行性だったとしても人間と生活していくなかで、それは変えられるものです。よく「猫が夜に運動会をする」という猫の飼い主さんの言葉を耳にしますが、それが習慣になってしまうと飼い主さんのストレスとなってしまうでしょう。

子猫を育てるときには、できるだけ早めに原因と対策を考えておくことをおすすめします。

– 日中たくさん構ってあげる –

日中猫との時間をたくさん過ごせるなら、子猫とときどき一緒に遊んであげましょう。スキンシップにもなるので、子猫のストレスが軽減されていきますね。子猫時代には睡眠時間が長いものですが、日中起きていることで夜に寝てくれます。

また、留守番が多い子猫は日中たくさん寝るので、夜間に起きてしまう傾向にあります。そんなときには、飼い主さんが寝る前に子猫との遊びの時間を作ってあげるのがおすすめです。

– 運動不足に注意する –

子猫を育てるときには「運動させること」はとても大事なことです。健康的な成長のためには、家のなかで動き回れる工夫も必要です。家のなかで動けるスペースがあれば、猫は一人でも楽しく遊んでくれます。

特に、子猫のように若くて運動神経がいい猫たちは、高いところが大好きです。そこでおすすめなのは、キャットタワーです。日中は飼い主さんが構ってくれなくても、キャットタワーがあれば楽しく一人遊びをして満足できます。

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◆粗相がひどい

子猫だからトイレを覚えてくれないのは仕方がない…と楽観するのはNGです。なんらかの理由があって飼い主さんが用意したトイレを拒否していることがあります。

まずは原因を探る必要があります。

– トイレでしたくないと思っている –

トイレが汚れていると「このトイレでは排泄したくない!」と反抗するくらい猫たちは綺麗好きです。トイレの掃除が適切に行われていないと、異臭も発生するので鼻のよい猫たちには苦痛になってしまいます。
トイレに近づきニオイを嗅いだと思ったら別の場所で排泄する…という場合には、トイレに不満を抱いている可能性が大きいです。

猫砂やトイレシーツを交換するだけでなく、トイレ本体も洗うなど清潔を心がけてくださいね。

また、子猫を育てる前に、トイレ環境を整える飼い主さんも多いですが、それが猫ちゃんの落ち着く環境でない可能性もあります。食事をする場所の隣にトイレがあったり、飼い主さん一家がよく通るリビングの中央にあったりなど、人目に触れるトイレの場所は嫌がる傾向にあります。

できれば、部屋の隅など猫が落ち着けそうなところにトイレを設置してあげましょう。

– 病気の可能性もある –

病気を患っていてトイレ以外で子猫が粗相をするケースもあります。膀胱炎、尿石症、尿路疾患、便秘、下痢など、トイレで排泄をしたときの痛みを忘れられずに「トイレでの排泄=痛い!」とトイレを嫌がる可能性もあります。

トイレ環境を整えているにも関わらず、子猫がトイレで排泄をしてくれない場合には、病気の可能性も考え動物病院で診察してみてくださいね。


こんなことはよくあること!?気にしなくていい猫の行動

子猫 育て方

次のようなことはよくあることで、子猫を育てるなかではそれほど気にしなくていいものです。

◆子猫が日中長い時間寝ている

子猫を育てるなかで、一緒にたくさん遊んであげたい気持ちが飼い主さんとしては当然持っているでしょう。

しかし、日中遊んであげたいのに寝てばかりいる…という様子を心配する飼い主さんもいます。「寝過ぎじゃないか…?」とついつい起こしたくなりますが、子猫の睡眠時間が長いことは、気にしなくてもOKなものです。

– 睡眠時間は子猫ほど長い –

生後一年にも満たない子猫の睡眠時間は、一般的にはなんと20時間前後です。ですから、日中長い時間寝ていても、4時間くらい起きてくれれば問題ないことになります。

猫の名前の由来には「寝る子」→「ねこ」となったという説もあるくらいです。子猫の頃に長く寝ていても、寝る子は育つくらいで安心して見守ってあげましょう。長い睡眠時間も、子猫から成猫になると15時間くらいにまで減ってきます。

– 子猫がたくさん寝る理由とは? –

子猫が育つ過程で重要な睡眠時間ですが、それ以外にも理由が潜んでいます。それは、猫の野生時代の習性です。本来、誰にも頼らず独立して生きていた猫は、狩りに使うエネルギーを寝ることによって温存する習性があるのです。

◆子猫が隙間に隠れてしまう

子猫が育つなかで遊びは大事なことですが「子猫と遊ぼうと思ったら姿がない…!」となると、かなりビックリしますよね。少し探したら、家具の裏やソファーの下などの隙間に隠れているのを見つけるかもしれません。

とても心配なので目の届くところに居て欲しいと思いますよね。でも、子猫が隙間に隠れてしまう様子は、育つ上ではあまり気にしなくても大丈夫なのです。

– 野生の習性の名残で「狭い」「暗い」場所が好き –

野生の猫は、敵に見つからないように狭くて暗い場所で隠れていました。猫にとっては、暗くて狭い場所に潜むのは、安心できる場所ということにもなります。誰からも邪魔されずにリラックスしたい時間にもなるので、出てくるようにと必要以上に呼びかけないようにしましょう。

また、猫の持つ好奇心を満たしている行動でもあります。猫は小動物を捕まえるものなので、狭くて暗い場所には獲物がいるのではないかと期待して入ることがあります。ハンター気質がそうさせているので、子猫の気が済むまでさせておいてもいいでしょう。

ただ、あまりにも長く隙間から出てこないなどの場合は、もしかして子猫の体調が悪くなっている可能性も少なからずあります。ふだんから子猫の健康を管理しながら育てるようにしましょう。

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◆子猫の毛づくろい

睡眠時間が長い子猫ですが、起きているときに何やら自分の体を舐めまくっているのを見かけます。これは「毛づくろい」と言って、育つなかで猫ならやって当然の行動なので放っておいても大丈夫なことがほとんどです。毛づくろいには、子猫が自分の体を綺麗にする意味があります。体に付着した汚れは、舐めることで取り除けるので猫にとっては育つうえで重要な行動なんですね。

また、舐めることで自分をリラックスさせる効果もあるようです。何かにビックリした後、他の猫とトラブルがあった後など、「緊張」「不安」が大きくなると毛づくろいすることもあります。それに、被毛を舐めることで体温調節の役割もあります。

このように、毛づくろいには基本的に猫の生活に欠かせないものと考えてもいいでしょう。無理に止めさせる必要はないものです。

ただ、抜け毛が体に付着したままだと毛づくろいで被毛を飲み込み、体のなかで「毛玉」になるかもしれません。適度にブラッシングをしてくださいね。
また、舐めすぎていると皮膚が赤く炎症してしまうこともあります。ブラッシングをしてあげるときには、皮膚の状態に異常がないかときどきチェックしてあげてくださいね。

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◆猫の夜泣き

子猫を育てるときに飼い主さんが困ってしまう行動に、夜鳴きがあります。人間の赤ちゃんと一緒で、いろんなことが原因で鳴いてアピールする行動です。まずは次の点を見直してみてください。

・お腹が減っていないか?
・子猫の寝床は快適か?
・トイレの粗相がないか?
・日中たくさん構ってあげたか?

これらの問題をクリアしても夜鳴きがある場合には、環境に慣れていない子猫が寂しさから鳴いている可能性が考えられます。

新しい環境に慣れるまでは、仕方のないことなので、様子を見守るしかありません。激しく怒るようなことはしないであげてくださいね。飼い主さんのことを怖い人と思い、余計に夜鳴きがひどくなります。これから育てるときにも関係が悪化してしまいます

また、その都度構ってあげるのもしない方がいいです。構ってあげると泣き止むのは一時的です。飼い主さんがその場を離れると、再び鳴きだすことが多いでしょう。育てる環境や生活のリズムに慣れてくれば、次第に夜鳴きもおさまってきます。

まずは猫が安心して育つような環境を整えてあげてくださいね。


まとめ

いかがでしたか?

食べものや睡眠、トイレの問題など、子猫を育てるときには気になる点がたくさんあるかもしれません。育つなかでの行動で放っておいていいものに対して飼い主さんが異常に反応すると、子猫にとっては「放っておいて!」という気分になるでしょう。
しかし、一方では放っておくと健康状態を悪くするものまであります。

子猫の習性を理解しつつ、育てるなかでふだんからコミュニケーションをしっかりとっておけば、猫の異変にいちはやく気づけると思います。愛猫の一番の理解者になり、猫との暮らしを幸せなものにしてあげましょう。



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中岡 早苗

中岡 早苗

可愛い猫ちゃん達に囲まれながら、猫の知識や暮らしを日々学んでいます。 学んだ情報はどんどんお伝えしていきます。楽しいネコライフをおくりましょう。

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