元飼い主からの深い愛情が忘れられず、シェルターに入ってもガラス越しにアピールをし続けた高齢猫のシエナ。

2017.12.29

元飼い主からの深い愛情が忘れられず、シェルターに入ってもガラス越しにアピールをし続けた高齢猫のシエナ。

大抵の場合、ペットたちの最期を看取り、送るのは人間の側です。それは大変辛く悲しい経験ではありますが、殆どの人はその悲しみを乗り越えていきます。けれども、逆にペット側が取り残されてしまった場合、状況はよりシビアなものになります。引き取り手が決まっていなければ、ペットたちはそれまで与えられていた愛と一緒に生活の場を失い、場合によっては命すら奪われることもあります。今回は、残された高齢の猫ちゃんが「愛」を求めた話。

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13歳になる猫、シエナ。彼女は飼い主の死によって愛する人と安住の地を失い、ニュージャージー州のシェルターに送られました。

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13歳の高齢猫のシエナは、人間に換算すれば68歳。還暦をとっくに過ぎた立派なお婆さん猫です。白黒長毛の愛らしくひとなつっこい猫ではありますが、シエナの元に次の飼い主は現れませんでした。

高齢になって突然、終の棲家と思った家を追われてしまったシエナ。意気消沈してしまうかと思いきや、彼女はまだ「愛」を諦めてはいませんでした。

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そばを通る人の姿が見えると、シエナは肉球をぴったりガラスケースに押し付けて、「こっちに来て!」と手招きをしました。くるりんとした丸い瞳で見つめられ、手招きをされて歩み寄らない人はいなかったでしょう。

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そして人がそばに来れば、今度は身体をぴったりと押し付け、撫でて欲しいとせがみました。

おそらく、彼女は亡くなった元飼い主から深い愛情を注がれて暮らしていたのでしょう。だからこそ、独りぼっちになってもなお、人を愛する気持ちを失うことはなかったのです。

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彼女はやってくる里親候補たちに、愛らしいアピールを窓越しからし続けました。

シエナの行動は、シェルターを訪れた人々やスタッフの心をつかみましたが、残念ながら彼女を引き取りたいという人は、なかなか現れませんでした。シニア猫を好んで引き取りたいという人は、そう多くはないのが実状。
スタッフは、それでも一向に諦めることなく愛らしいアピールを続けるシエナの姿を猫専門のSNSに投稿しました。

それが、新しい飼い主となるテリーさんとの運命の出会いでした。

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テリーさんは、シエナに会うためにシェルターを訪れ、真っ直ぐシエナに歩み寄り、彼女を連れて帰るとスタッフに言いました。
こうしてシエナは「クロエ」という名前で、テリーさんと新たな暮らしを始めることになったのです。

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洗い立てのタオルの入ったかごは、クロエにとって最高のくつろぎ場所になりました。ふかふかのタオルの上に入りこんでは、文句なんか言わせないわよ、と言わんばかりです。

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テリーさんが料理をする時は、いつもじっと見上げてその腕前をチェックし、夜は一緒に寝て、朝は愛らしい鳴き声で起こしてくれるのだそうです。

テリーさんの家に来てから1年がたち、14歳になったクロエとテリーさんは出会えた幸運をお祝いしたそうです。

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そしてうれしいことに、クロエに新しい家族が増えました。クロエと同じ13歳の高齢猫のエラという猫です。2匹はまるでずっと一緒だったかのように同じ格好をし、とても仲良し。2匹と1人がこれからも幸せに暮らせることを願うばかりです。

高齢猫ということで引き取り手が見つからなかったクロエ。諦めず手を伸ばし続け、テリーさんと出会え幸せをつかみました。

lovemeow.com



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