キプロスアフロディーテってどんな特徴・性格?ターキッシュバンと似ている?

2018.01.30

キプロスアフロディーテってどんな特徴・性格?ターキッシュバンと似ている?

キプロスアフロディーテという猫は、どこか優雅で美しさがある神秘的な魅力を持つ猫ですが、知っている人は少ないのではないでしょうか。猫種として認められたのも最近のことなので、認知度が低いのも当然かもしれないですね。珍しい猫は一般的に知られていない魅力がたくさん詰まっているので、その特徴や性格を知ると「会ってみたい」という気持ちになる人も多いかと思います。今回は、キプロスアフロディーテというレアな猫種について、特徴や性格を紹介していきます。また、キプロスアフロディーテは外見的なところでターキッシュバンという猫とも似ていると言われています。その違いについても迫っていきたいと思います。

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キプロスアフロディーテってどんな猫?特徴はどんなものがある?

まずはキプロスアフロディーテの特徴について紹介していきます。

◆逆三角形が特徴的

キプロスアフロディーテを見たときに「美しい猫だ」と思う方も多いでしょう。そう感じるのは、顔立ちが細長い輪郭だからかもしれません。
顔の形は逆三角形で細め、スッキリとした顔立ちなので、第一印象で人々を魅了する猫種です。

◆スラリと足長さん

キプロスアフロディーテは、そもそもキプロス島の山岳地方の野生猫でした。山と言えば傾斜があり、平地を歩くときとは力加減が違うものですよね。
そんな山の斜面を毎日のように歩いていた名残から、キプロスアフロディーテの後ろ足はスラリと長く丈夫です。

◆フサフサのボリュームのある被毛

キプロスアフロディーテが生活していたキプロス島は、地中海に浮かぶ穏やかな気候。とはいえ、キプロスアフロディーテが主に暮らしていたのは山側です。
山岳地方の涼しげな気候にも耐えられるように、被毛は厚めでボリュームたっぷりです。

◆筋肉質でワイルド系な猫

キプロスアフロディーテは山岳地帯で生活していたので、体は鍛えられていて筋肉質に発達しています。

オスとメスを比較するとメスの方が小さく6キロ前後くらい、オスは10キロ前後と少し大きめの猫です。骨太で肉付きがいい体ですが、太っているわけではありません。
顔がほっそりしていますが、首から下の方は筋肉質のワイルド系です。


キプロスアフロディーテにはどんな歴史がある?

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キプロスアフロディーテという名前を聞いてもピンとこない人も多いと思いますが、キプロス島という場所が名前の由来になっています。

◆キプロス島とは?

キプロス島は、地中海に浮かぶたくさんの島々のうちのひとつ。小さな島々のうち、キプロス島は3番目の大きさを誇り、観光地としても魅力がある美しい島です。
地中海の東部に浮かんでいる島で、トルコの南東側、シリアの西側、エジプトの北側にあります。

穏やかな気候と地中海の美しさを味わえるこの島は、ヨーロッパの人々の観光地としても人気です。ギリシャ神話のなかに登場する女神「アフロディーテ」が誕生されたと言われている海岸は多くの人で賑わっています。

アフロディーテとは、愛と美の女神として語り継がれている神聖な女神のことです。

◆現地で生まれた野生猫

キプロスアフロディーテの始まりは、キプロス島で自然に発生した猫とする説が有力です。野生で生活していましたが、沿岸部ではなく山岳部で多く住んでいたのだと言われています。

◆猫種として認められていった経緯とは?

キプロスアフロディーテは、キプロスでは古くからヤマネコとして野生で生きていましたが、世界的に猫種として認められたのは、つい最近です。キプロス島という野生で生きていた猫がどんな経緯で猫種登録されたのか興味深いですよね。

キプロス島を訪れていた一人の女性が偶然出会った猫を繁殖したのが、そもそものきっかけ。
それは2005年のことで、実はその女性はイギリスの猫のブリーダーでした。猫に詳しい女性だからこそ、その野生の猫を見たときに「ターキッシュバンに似ているけど、それとは違う」とはっきりと分かったそうです。

その後、その野生の猫たちから生まれた何匹かの子猫が「逆三角形の輪郭や骨太なガッシリ体型」という母親譲りの特徴を持っていたため、ブリーダーの女性は品種として確立したいという決意をしたのでした。そこで誕生したのが現在のキプロスアフロディーテのもとになる猫ちゃん達なのです。

そんな経過によって、キプロスアフロディーテは2008年に猫種登録されたばかりの新しい種類の猫ちゃんです。

◆キプロスアフロディーテは女神の名前

発見したのがキプロス島、そして美しい外見から、島の伝説の女神の名前をとってキプロスアフロディーテという猫種が誕生しました。女神の名前にちなんでいる猫種名なんて、気品があって特別感がありますよね。


キプロスアフロディーテの性格とは?

キプロスアフロディーテは、家庭向きの可愛らしい性格をしています。

◆明るく社交性がある

キプロスアフロディーテは、社交性がって明るい性格です。

猫のクールな性格が好きという人もいるかもしれませんが、明るい猫との楽しい暮らしを期待しているなら、キプロスアフロディーテとの生活は魅力的に感じるかもしれません。

◆動くのが大好き

山岳生まれのキプロスアフロディーテは、その野生時代の名残から活発なところがあります。家のなかでも元気に動くので、キプロスアフロディーテの元気な様子を見るのも毎日の楽しみのひとつになりそうですね。

◆家族のなかに溶け込む

キプロスアフロディーテは、人間との触れ合いを好みます。特に、人間の膝の上が好きなようで、座っているときに乗ってくることもあります。体全体を飼い主にゆだねる姿を見ていると愛おしくなってくるでしょう。

癒しをもたらしてくれるキプロスアフロディーテは家族のなかに溶け込み、大事な存在となること間違いなしです。


キプロスアフロディーテとの暮らしで注意するポイントとは?

キプロスアフロディーテと一緒に暮らすときは次のポイントを理解しておくといいでしょう。

◆運動不足に注意する

一見、エレガントな雰囲気で上品そうな印象を受けるキプロスアフロディーテ。見た目の雰囲気を裏切らず、基本的には優しく穏やかな気持ちを持っています。

でも、社交性抜群で元気がいっぱいの猫ちゃん。野生の猫として生活していた名残があるので、活発に動くことが大好きで家のなかでもよく動くでしょう。

また、体が大きいのでエネルギーが余っています。運動不足になるとストレスがかなり溜まります。
室内飼いするときには、体の大きなキプロスアフロディーテがゆったりと動けるような遊びスペースを準備しなければならないでしょう。

ただ、重量のあるキプロスアフロディーテが利用して壊れるとケガの危険があります。キャットタワーなどは頑丈なものを準備しましょう。
また、ケガを防ぐために設置の方法も十分に配慮してあげてくださいね。

◆被毛のケアをする

キプロスアフロディーテの特徴のひとつでもあるのがフサフサの被毛です。
セミロングとショートヘアーと2パターンの被毛タイプがあります。どちらの毛質もなめらかな特徴があるので、ブラッシングで絡まないようにお手入れしてあげましょう。

また、キプロスアフロディーテの厚めの被毛は、年に二回ある換毛期には抜け毛が目立つようになります。
抜け毛や絡まりを防ぐために、被毛タイプに合ったブラシを使って優しくブラッシングしてみてくださいね。


キプロスアフロディーテはどこで購入する?

キプロスアフロディーテは女神の名前が由来で優雅な見た目ですが、膝の上に乗ってくれる可愛らしいところもあり魅力的な猫です。猫が好きな人なら、「キプロスアフロディーテと一緒に暮らしてみたい」と感じたのではないでしょうか。

◆日本ではなかなか手に入らない

キプロスアフロディーテはとても珍しい猫の猫種のうちの一つです。
飼いたいと考えてすぐに購入できる猫種ではありません。「キプロスアフロディーテが見たいからペットショップに行こう」と思っても見るのは難しいでしょう。

◆海外のブリーダーに問い合わせよう

キプロスアフロディーテを繁殖させている海外のブリーダーに問い合わせるのが、現段階の購入方法のベストな選択かもしれません。キプロスアフロディーテの購入を検討してから実際に会えるまでは、結構な時間とお金が必要なので心に留めておいた方がいいでしょう。

なかなかお目にかかれない希少な猫、まさに女神の名前にふさわしい猫ちゃんです。そんな貴重な猫だからこそ、キプロスアフロディーテと会えたときには嬉しさが倍増するのかもしれませんね。


ターキッシュバンとはどこが違うの?

キプロスアフロディーテの猫種確立のきっかけとなった女性ブリーダーが似ていると感じたという猫のターキッシュバン。筋肉質でスッキリした輪郭という点は、キプロスアフロディーテととても良く似ています。

いったい、どんな点が違うというのでしょうか。

◆誕生した地域

キプロスアフロディーテの出身はキプロス島という地中海に浮かぶ島。

一方、ターキッシュバンの原産地とされるのがトルコ。そもそもバン湖という大きな湖で水に入って泳いでいた野生猫を見つけた人が広めたことがきっかけで、世界中に注目されるようになったのだそうです。

◆被毛カラー

キプロスアフロディーテの被毛のカラーはさまざまです。体全体が一色だけのこともありますし、部分的に模様のようにカラーが入っていることもあります。
被毛カラーのバリエーションを楽しめるのが魅力で、カラーや模様の入り方が違ってもそれぞれに違った魅力を感じられることでしょう。

また、ターキッシュバンの方は「バン・パターン」という独特の被毛です。これは、頭としっぽ以外は「白」オンリーという特徴があります。ターキッシュバンに見られる独特なパターンなんですよ。

◆被毛の長さ

キプロスアフロディーテはショートヘアーからミディアムロングまでいますが、ターキッシュバンにはショートヘアーがいません。

◆平均体重

キプロスアフロディーテは6~10キロくらいと大型の猫、そしてターキッシュバンは4~8キロ前後と中型の猫と言えるでしょう。

◆運動で得意な分野

キプロスアフロディーテ、ターキッシュバンともに野生で生きていたためか「元気で活発」という点はとても似ています。

どちらの猫も広いスペースで動くことが大好きなようです。山岳地帯で生きていたキプロスアフロディーテは足長で丈夫です。キャットタワーなどの高低差のある遊びスペースは、きっと気に入ってくれると思います。

また、同じ野生で生きていたターキッシュバンですが、湖周辺で暮らしていた経緯があるため「水が得意」という特徴があります。スイミングキャットという異名を持つくらいです。猫ちゃんにしては珍しく泳ぎも得意なので、家のなかでは水のある場所に注意しなければならないかもしれませんね。

◆目の色

キプロスアフロディーテの目の色は、被毛カラーと一緒でバリエーションが豊富です。ブルーやグリーン、イエローなどさまざまな色の目を見ることができるでしょう。

一方、ターキッシュバンの目の色は、ブルー、琥珀色です。また、それらを片方ずつ持つオッドアイの個体もいます。

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まとめ

猫種と認められたのが最近のキプロスアフロディーテですから、まだまだ注目度は低いかもしれません。

美しい地中海で生まれ育ったため、見た目も性格も穏やかな魅力があり、名前の由来になった女神のように神秘的な雰囲気があります。
優雅な外見ではありますが、おとなしすぎることはなく明るく社交的な性格です。キプロスアフロディーテと家庭で一緒に暮らせば、持ち前のフレンドリーさで家族を幸せにしてくれるかと思います。

日本では見かけるチャンスがないのが現状ですが、今後日本国内でキプロスアフロディーテと出会える機会があったら是非会ってみたいものですね。



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中岡 早苗

中岡 早苗

可愛い猫ちゃん達に囲まれながら、猫の知識や暮らしを日々学んでいます。 学んだ情報はどんどんお伝えしていきます。楽しいネコライフをおくりましょう。

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