愛猫の魅力を披露できる場!?キャットショーって出るためにはどうすればいいの?

2018.02.05

愛猫の魅力を披露できる場!?キャットショーって出るためにはどうすればいいの?

「ウチの猫は可愛い」と愛猫自慢したくなることがあるものですよね。そんな披露の場として、キャットショーを思いつく人も多いのではないでしょうか。ただ、キャットショーには品評会のような格式高いイメージを持つ人も多く、「簡単には出られないのでは?」と考えられがちです。ちょっと未知の世界でもありますよね。そこで、キャットショーについて、条件や準備などについて内容を細かく紹介していきます。参加に興味がある愛猫家のみなさんの参考になれば幸いです。いったいどんなショーなのでしょうか。

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そもそもキャットショーとは?

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世界的な猫の団体であるCFAやTICAの日本支部でも、年間キャットショーを開催しています。そのほかにもさまざまな団体がキャットショーを各地で開催しているので、猫好きな人は気になるのではないでしょうか。

キャットショーという言葉は耳にする機会も多いですが、「そもそもどういった大会なの?」とはっきり分からない人もいるかもしれません。

◆キャットショーとは何?

キャットショーは世界的にも歴史がある大会です。公式な大会だと1800年代後半から開催され始めましたが、非公式なものだと1598年に催されたキャットショーの記録も残っています。

キャットショーの内容は、その大会ごとに多少違っているものの、分かりやすく言うと「猫ちゃんに点数をつけて賞を与える」というものです。

猫種ごとのスタンダードの基準に沿って体の各パーツに分け審査されていきます。
猫種によって「毛色はこうであるべき」「目の大きさはこのくらいが望ましい」「目の色はこうでなければならない」などの基準が定められているので、それに近いほど高得点を得られます。

つまり、点数が良ければ良いほど、キャットショーではチャンピオンという称号がもらえるということになります。

◆どの猫ちゃんも参加OK!

キャットショーと聞くと、ちょっと厳かな雰囲気の大会をイメージする人が多いかもしれませんね。優良な血統を受け継いでいなければキャットショーに参加ができないと思っている人もいると思います。
それに、雑種の猫を飼っている人は、「ウチの猫は血統書がないしキャットショーには出られない」と思っているかもしれません。

でも、そんな猫ちゃん達でも参加できる分野もあるのです。

◆部門分けされている

キャットショーごとに主催者が違い、審査基準や出場資格、出場部門の分類分けなどが異なるので、一概に言えない部分がありますが、一般的には「スタンダード」と「ハウスホールド」とに分けられています。

★スタンダード
スタンダードは、猫種として登録されている猫たちが参加できる部門です。いわゆる「血統書つき」と言われている猫たちの参加になりますね。
猫種ごとの理想的な見た目を競うので、審査基準も厳しく熱い戦いが繰り広げられます。

審査されるのは被毛やスタイルなど外見的なことですから、「この日のために」とプロのブリーダーやペットショップ関係者が食事やケアを念入りに行っていることが予想されます。出場している猫ちゃんたちも「美しい」「可愛らしい」「カッコいい」「スタイル抜群」とレベルが高い子達でしょう。

★ハウスホールド
一方、ハウスホールドには猫種登録されていないような雑種の猫ちゃんたちも出場ができます。

「キャットショーに出て賞を取りたい」というよりも「ウチの愛猫の可愛さをたくさんの人に見て欲しい」という感覚で出場できるかと思います。

◆飼い主さん同士での交流もできる

猫は犬と違って散歩が必要なく、それが魅力的で猫を飼うという人もいるでしょう。
ただ、散歩がないことが猫の飼い主さんと知り合えるチャンスを逃していることにも繋がっています。そんな飼い主さんたちの情報交換の場所にもなるのがキャットショーです。

さきほどお話しした気軽に参加ができるハウスホールドの部門に参加するのであれば、飼い主さん同士の交流ができるなど和やかムードです。
「猫好きな人と話をしてみたい」という人はもちろん、「他の猫ちゃんたちの様子も見たい」という人も気軽に参加してみても楽しそう。出場しなくても、観覧するだけでも充実した時間を過ごすことができると思います。


キャットショーを観覧する時の注意点

注意

たくさんの猫が集まるイベントなので、ワクワクした気分が高まり、思わず声を出してしまうこともあるかもしれません。キャットショーでは、基本的に出場する猫を刺激しないように、大声を出すなどはNG行動です。声を出さずに黙っているのが不得意な小さな子供を連れていくのは難しいかもしれません。
また、可愛いからと言って無断で猫に触ることもマナーに反します。

出場するよりは気軽に参加できる観覧ですが、最低限のマナーを守らなければ周囲に迷惑をかけることにも繋がります。マナーを守って、皆が楽しめる雰囲気を大事にしたいものですね。


キャットショーに出たい!準備段階で知っておきたいこと

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キャットショーに出るために知っておきたいポイントについていくつか紹介していきます。

◆どの部門に参加できるか確認する

愛猫がどの部門に参加できるか確認しておきましょう。今回は、CFAのキャットショーで分けられている参加クラスを紹介していきます。

★「キツンクラス」
生後4ヶ月~8ヶ月未満の小さな猫が出場できる部門。CFAに登録していない猫ちゃんでも参加ができます。

★「チャンピオン」
生後8ヶ月以上で、避妊および去勢をしていない猫が対象です。CFAに登録しているのも条件にもなっています。

このチャンピオンシップに出場する猫は、これから先に子孫を残す重要な役割を持っているため、経験豊かなブリーダーさんのケアで形成された完成度の高い猫たちを見ることができるかと思います。キャットショーのなかでも、かなりハイレベルな審査が予想されます。

★「プレミアシップ」
生後8ヶ月以上、CFAに登録している猫、避妊や去勢をしている猫という条件のもと、エントリーが可能です。

子猫時代を過ぎ、成猫として魅力が出てきた素敵な猫達が多く出場します。

★「ベテラン」
こちらは年齢があがり、7歳を超えた猫が出場できます。避妊や去勢はしていなくても構いませんが、CFAへ登録している猫という条件は他のクラスと変わりません。

若い年齢の子達とは違った、熟された魅力を発揮する猫ちゃんたちが出場する部門です。

★「ハウスホールド」
上記のクラスと違って比較的気軽に参加できる部門です。雑種の子もOKですし、CFAへ登録していない個体も参加ができます。

条件が細かくないので、「ちょっと参加してみたい」というケースでも出場ができる部門と言ってもいいでしょう。

◆キャットショーの参加には条件がある?

ふだんは家のなかで飼い主さんとだけ接している猫たちですが、キャットショー当日はたくさんの猫仲間との交流があります。交流と言ってもお互いに触れ合うわけではありませんが、病気を持っていると他の猫たちに感染させてしまうリスクがあります。

そのため、伝染する可能性がある病気を持っている猫はキャットショーに参加することはできません。
皮膚病にかかっている子やダニやノミなどの感染があるのもNGです。病気の完治あるいは駆除をきちんと行った状態にしなければなりません。また、予防接種をしているのも条件のひとつです。

キャットショー出場には、他の猫ちゃんへの配慮がかなり大事なことと言えます。


キャットショーに出る準備

キャットショーに参加するためには、事前に準備を進めていきましょう。

◆キャットショーが開催される日程確認をする

出場できる日程があるかどうか、CFAやTICAをはじめ、日本の猫関連の団体が主催するキャットショーのスケジュールを確認してみましょう。
公式HPでチェックしたり、直接問い合わせたりという形になるかと思います。

◆参加するための「申込み」をする

気軽に参加できる部門があると言っても、突然行って参加できるわけではありません。事前に参加するために申し込みをしなければなりません。
キャットショーの開催場所で申込書がもらえることもあるものの、おそらく主催団体へ連絡して事前に郵送してもらうパターンになるでしょう。

エントリーの仕方や申込書の記載方法など、出場方法については細かい条件等が主催団体ごとに違います。詳細を知りたいときには、直接問い合わせをするのが一番かと思います。

また、キャットショーに出るためには申込みや書類の郵送、参加費などでお金がかかります。どれくらいかかるかについては、各団体で詳細が違うので事前に要チェックです。

◆出場する当日に持って行くものを準備する

当日は、さまざまな持ち物が必要です。ケージに入っているときに緊張を防ぐためのケージカバーやタオル、ケージの中に敷くペットシーツや新聞紙、粗相をしたときのためのティッシュペーパやウェットティッシュ、愛猫用の食べ物やお水など、持って行った方がよいものが多数あります。

当日慌てないように、キャットショー経験者などから話を聞いてアドバイスを受けておくと安心です。


キャットショー当日の注意ポイント

いよいよ当日。初めての出場は飼い主さんも緊張しますよね。受付時間に間に合うように会場へ到着しなければなりません。
しかし、初めての参加では流れが分からずに時間がかかることがあるので、時間的に慌てないように到着するのが理想的です。受付終了間際は混雑することも多いので、時間的な余裕は大切なことです。

それに、慣れない状況に猫が緊張してしまうこともあります。ギリギリの時間に到着するよりも少し早めに到着して場の雰囲気に慣れておくのも重要ポイントです。


キャットショーで賞を取りたい!どんなことをするべき?

キャットショーに出るからには、なんらかの「賞」を取りたいと思うものですよね。賞を取れば、我が子同然の愛猫が大きな晴れ舞台で「おめでとうございます!」と表彰されるのですから、嬉しいやら感動やらの一日になるでしょう。記念出場というよりも、どうせなら何らかの称号をもらいたいのが本音ですよね。

賞を取るためにするべきことについて考えてみたいと思います。

◆食事&健康管理をしっかりと…

おそらく、一般的な飼い主さんの多くは、ハウスホールド部門で参加されることになるかと思います。
出場するためのハードルが少ないので気軽に参加はできますが、賞を取るためには審査で高得点をもらわなければなりません。

キャットショーは「見た目の美しさ&健康」が審査の大きなポイントです。ふだんから、栄養の高い食事を食べさせ、健康面にも配慮しておきましょう。

◆美しい被毛にする

被毛のツヤをキープするためには、ブラッシングなどの被毛のお手入れが大事です。

短毛種の場合、簡単なお手入れで済ますかもしれませんが「賞を取りたい」と思うなら、シャンプーやブラッシングも丁寧にするようにしましょう。

また、長毛種の場合、シャンプーだけでなく定期的なカットも必要になるかと思います。伸ばしっぱなしの被毛で蒸れた状態が皮膚の炎症を起こせば、出場そのものが難しくなります。
被毛の健康のために、皮膚の保湿や健康に気を使った生活をしたいものです。

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カリーニャ にゃわらかグルーマー

抜け毛取り・マッサージに。シャンプーにも使えます。
やわらかいから体にしっかりなじみ、長短ラバーが被毛の表面から奥まで気持ちよくとかせます。

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うるおうミラクルビューティ キャットシャンプー 200ml

全猫種の被毛に対応した超低刺激シャンプーです。
低刺激なのにしっかりと洗える泡質に高級パフュームがとけ込んでいるため、「美しく香る上品な手触りの被毛」に洗い上げます。

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◆ふだんの生活で社交性を鍛えておく

ふだん、お家で飼い主さんとだけ接している社交性が低い子の場合、当日の状況はかなりストレスになるかと思います。家のなかでリラックスしているときには可愛らしく優しい表情をしていても、慣れない場で周囲を警戒し、さらには凶暴になってしまうこともあるかもしれません。せっかくの大会で、本来の愛猫の姿を披露できないのも残念な結果に繋がります。

たくさんの人が集まるキャットショーの場でも家にいるときのような素敵な愛猫を自慢するためには、ふだんからたくさんの人に慣れさせておくなど社交性を培っておくといいでしょう。


まとめ

キャットショーは「愛猫を参加させたい」というだけでなく、「猫好きだからたくさんの猫を見たい」という観覧のみ希望の人も自由に足を運ぶことが可能です。「ウチの子は本当に可愛いから見て欲しい」と自慢のための出場ももちろんOKです。愛猫家同士でお話できるチャンスでもあるので、ちょっと遠くに感じていたキャットショーが身近に思えることができたのではないでしょうか。

参加に興味を持ったらまずはお近くで開催されているキャットショーに足を運び、会場の雰囲気を味わってみるのもいいかもしれませんね。



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中岡 早苗

中岡 早苗

可愛い猫ちゃん達に囲まれながら、猫の知識や暮らしを日々学んでいます。 学んだ情報はどんどんお伝えしていきます。楽しいネコライフをおくりましょう。

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