猫が怒る時に見られる行動とその理由とは?噛むほど怒る時の対処法!

2018.03.23

猫が怒る時に見られる行動とその理由とは?噛むほど怒る時の対処法!

猫に怒られたことはありますか?突然シャー!と言いながら毛を逆立てたり、尻尾をバタバタ振ったり、手を出したら噛む事も。猫の怒り方には威嚇の様なわかりやすいものから、尻尾の動きや耳の動きだけの人間には分かりにくいものまであるんです。もちろん、猫の怒りのサインには理由もあります。この記事では、猫が怒る理由や猫が怒った時の行動、その対処法をご紹介していきます。

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猫が怒る時の行動は?

猫 怒る 理由 噛む

可愛い猫が怒る時、どんな行動をするか知っていますか?分かりやすい怒り方もあれば、ちょっと分かりにくい行動の場合も…。知らずに構って嫌われたら悲しいですよね。

ここでは猫が怒る時の行動をご紹介します。

◆尻尾を大きく振っている

これはちょっと分かりにくいですが、音がするほど激しく尻尾を振っている時は、怒っている可能性があります。

我が家の猫は撫でられて機嫌がいい時も尻尾を振るのですが、この時は不規則なリズムで振っているように思います。
パタン、パタンとしっぽを振ったり振らなかったりするリズムは、我が家の猫の場合は上機嫌。反対にバタンバタンバタンと休みなく振るような時はイライラしている様に感じます。

◆耳が後ろ向きに立っている

こちらも少し分かりにくいですが、猫の怒りのサインとされています。その姿から「イカ耳」なんて呼び方をされることも。
むすっとした顔で耳が後ろ向きに立っている場合や、威嚇の声を出すときにも耳が後ろ向きになります。

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◆ニャーニャーと訴えてくる

人間に飼われている猫は、喋りかけられる事が多いと思います。「可愛いね」「ご飯だよ」「ご飯はさっきあげたでしょ」そんな風に愛猫に話しかける人も多いのではないでしょうか。

実は猫同士ではニャーと言って会話することはあまりないのだそうです。それなのに愛猫がニャーニャー言って飼い主に何かを話しかけてくる時があります。その中に、明らかに不満がある時があるのです。

例えば、トイレに汚れが残っている時、構って欲しいのに無視された時、そんな時は飼い主さんの目を睨みながら、怒った顔でニャーニャーと訴えてきます。飼い猫ならではの怒り方だなと感じます。

◆声を出して威嚇する

これは分かりやすい怒り方です。声としては「シャーーー」とか「フーーー」「ウウウ」などの、息を吐くような声か唸るような声で怒ります。さすがにこの声を出されると手を出せません。

◆牙を見せている、毛が逆立っている

上のシャーと言う威嚇の声を出す時は、大体毛を逆立て牙を見せるように声を出します。声は出さないけど、こちらと距離をとって毛を逆立てたり、牙を見せる威嚇もあります。この時も距離を詰めたり触ろうとするのは危険です。

撫でようかなと思って、手を出したり、近づいた時に耳がピッと後ろを向いて睨まれたら、おそらくその猫は怒っていると思われます。

◆威嚇しながら周りを歩きまわる

猫同士が喧嘩する前などに見られる行動です。飼い猫では少ないかもしれませんが、大きな声で威嚇しながら相手の周りをまわる時は、かなり怒っている状態な様です。

◆噛む、引っ掻く

噛む、引っ掻く行動は、分かりやすい怒り方です。
例えばシャーと威嚇したり、尻尾をバタバタ振って怒りを表しているのに、さらに嫌なことを続けようとした場合などに、猫は実力行使で怒りを伝えてきます。

飼い猫の場合は、「ちょっとやめてよ」と軽めに噛むのが初級段階、歯の跡が残るぐらい噛む時はかなり怒っていると考えられます。

さらに、引っ掻いてくる場合は、爪を出さずに猫パンチしてくるのが初級段階、爪を出して引っ掻いてきたらかなり怒っていると思います。
抱っこしたときに嫌がって後ろ足で猫キックを連打してくる時もありますが、これも怒っていると思われます。

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猫が怒る理由は?

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猫が怒る時の行動についてご紹介しましたが、どうして猫は怒っているのでしょうか。

ここでは猫が怒る理由についてご紹介いきます。

◆怖い時

猫が怒った行動をする時の理由の一つが、この怖い時です。掃除機など大きな音がするものが近づいてくる時や、雷の音、苦手な動物が近づいて来る時、こう言った時は「それ以上近づくな!」と言う意味でシャーと言ったり毛を逆立てたりして威嚇します。

◆触られたくない時

飼い猫に多い怒る理由の一つです。猫は気分屋なので、近くに来てくれたり、まったりくつろいで機嫌が良さそうな時でも、不用意に触ろうとすると怒ります。

触ろうと手を近づけただけで、耳をピッと後ろに立てて目が怒る時は触らないほうが良いでしょう。そこで無理矢理撫でたりすると、噛み付いて来たり、猫キックされたりしてしまいます。そして何より猫に嫌われます。

◆気分が変わった時

これも飼い猫に多い理由ですが、膝の上で気持ち良さそうに撫でられていたのに、突然手を噛む時があります。「もう撫でなくていい」と言う時や、同じ場所を撫でていて「その場所はもういい」と言う時などに怒るみたいです。
背中を撫でていてゴロンと仰向けになったから、お腹を撫でようとしたら「そこは嫌!」と噛んだり蹴ったりして来ることもよくあります。

◆叱られた時

猫が悪さをした時に、大きな声で叱ったりすることがありますよね。この大きな声にびっくりして、怖くて威嚇する猫もいるようです。

我が家の猫は私の叱りつける声は平気なようで、テーブルに乗った時に「コラ!」と言っても平然としています。なので「降りなさい!」と言いながら手で猫を降ろそうとすると「何するんだニャ!」と反対に猫に怒られることがあります。

◆縄張りを荒らされそうな時

猫が怒る理由でかなり多いのが、この縄張り問題です。
猫は縄張りを大事にしている生き物で、自分が安心だと思う場所に匂いをつけたりして縄張りとし、その中で生活をしています。その縄張りの中に、他の猫や動物、人間が入ってしまったりすると威嚇して怒ることがあります。

飼い猫だとちょっと分かりにくいですが、我が家の場合は、子猫の頃から使っているゲージの中が、愛猫だけのテリトリーとなっています。病院に連れていく時などに、ゲージに逃げ込んだ猫を引きずり出そうとしたら怒ります。

このように絶対安心だと思っている場所に、危険が及んだ時に相手に威嚇して「ここに入ったら怒るよ!」と言っているのでしょう。

◆いつもと違う環境の時

これは上の縄張りと関係していますが、猫は縄張りの中に入られるのも嫌いですが、縄張りの外に連れて行かれるのも嫌いです。猫にとって縄張りの外は、安全が確認出来ていない場所であり、危険なことがあるのではないかと神経を尖らせます。人間でいうとピリピリした状態です。

例えば、動物病院に連れていく時などに、ただでさえ縄張りの外でピリピリしている猫を、病院で出そうとしたら威嚇して怒ることがあります。猫にとっては、縄張りの外、知らない人、知らない環境、でとても怖いと感じているのでしょう。

また、引越しをして住処が丸々変わってしまった時も、慣れない間の猫はピリピリしています。

◆体調が悪い時

猫の怒る行動で注意したいのが、体調が悪い時です。
風邪や怪我など、体調が優れない時に構われるのを猫は嫌います。人間もしんどい時に沢山話しかけられたりしたら、そっとしておいて欲しいなと思いますよね。

猫は体調が悪いことを隠そうとする動物です。言葉で伝えられない分、しっかりと愛猫の様子を確認して、場合によっては動物病院で検査してもらうことも視野に入れておきましょう。


猫が怒る時の対処法は?

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猫が怒るのは嫌な事をされた時、怖い思いをした時、など色々な理由があることをご紹介してきました。
では、猫が怒ってしまった時、人間はどう対処すると良いのでしょう。

ここでは猫が怒った時の対処法についてご紹介していきます。

◆威嚇された時はそっとしておく

近づこうとしたり撫でようとして「シャー」と威嚇されてしまったら、その場合は猫から離れてしばらくそっとしておきましょう。出来れば猫の視界から消えるぐらい離れて、猫には全く興味がない、というふりをしてあげると落ち着いてくれると思います。

◆目を見つめない

猫にとって目をじっと見つめられるのは、喧嘩を売られている様に思えるそうです。こちらが安心感を与えようと誠実な気持ちで見つめても、見つめられた猫は「敵意がある奴が近づいてくるニャ」と思ってしまっているかもしれません。

反対に目をそらす行為は、「敵意がない」というアピールになります。怒っている猫と目が合ってしまったら、すかさず目をそらしてみてください。

◆ゆっくりまばたきをする

猫の目を見て安心感を与えるには、「ゆっくりと瞬きをする」という方法もあります。
ただし、これはある程度信頼関係を築いた猫に有効だと思われるので、怒っている猫には効かないかもしれません。

◆構い過ぎない、撫で過ぎない

「撫でて〜」と猫から寄ってきたのに、数分後には撫でられるのを嫌がり、怒ったり噛む様な猫もいます。
我が家の場合は、撫でられるのが嫌になってくると、私の手をカプッと噛みます。最初は甘噛みなので痛くないですが、さらに撫でようとしたら段々噛む力が強くなってきます。床に寝転がっている猫を撫でている時は、前足で私の手をそっと押しのけてきます。「もういい」と言うサインなのですが、さらに撫でようとすると噛むサインに変化します。

飼い猫の場合は、なんとなく飼い主の方で「これ以上撫でたら嫌がる」と言うのが分かるかと思います。
少しずつコミュニケーションをとりながら、愛猫のサインを見つけてみてください。

◆飼い猫の威嚇は驚かせてしつける

飼い猫が威嚇してきた場合、優しくご機嫌をとったり、怯む様な態度は効果的ではありません。飼い主がこういった行動を取ってしまうと、威嚇をしたら優しくしてもらえる、自分の言う事を聞いてくれる、と猫が学習してしまうのです。
また、叩いたりして怒るのも逆効果です。叩くと猫との溝がますます深くなってしまいます。

飼い猫が威嚇してきたら、大きな音や少量の水をかけて驚かせて、威嚇をやめさせましょう。
例えば、両手を打って音を出したり、机をドンと叩いたりする事で、「威嚇しても意味がない」と覚えさせるのです。
また、少量の水は、水鉄砲や霧吹きを使うと便利です。我が家はしつけには霧吹きを使っていますが、とても効果があります。

◆噛み癖防止スプレーを使用する

飼い主さんの手や足を噛む場合は、噛み癖防止スプレーなどを使用する方法もあります。
スプレーに猫が嫌いな苦い成分が配合されているため、自然と猫が噛むのをやめる効果が期待できます。

●おすすめ商品
噛みぐせノン 愛猫用 塗るタイプ 100ml

愛猫のオーナー様の手足への噛みぐせ防止ローションです。
オーナー様の手足に塗られた香りは、気分を和らげ、噛むと辛くてまずいので噛まなくなります。保湿剤配合でオーナー様の手や足に優しいです。

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まとめ

・威嚇、尻尾を大きく振る、耳を後ろに立てる、は怒りのサイン
・噛む、引っ掻くはかなり怒っている状態
・怖い時、体調が悪い時、気分が変わった時は怒るかも
・怒ったらそっと離れて目を見ない

愛猫が威嚇してくる場合、これからも共に過ごしていく家族として威嚇しない様にしたいですよね。飼い主にとっても悲しいですが、猫にとっても威嚇することが多いとストレスになりかねません。

怒った顔も可愛い猫ですが、なるべく怒らせない様にしましょう。



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兵庫県出身。イラストレーター。猫のオリジナルキャラクター「ネコぱん」を描き、作家として活動しています。愛猫は6歳の雄猫プーアル。猫とは思えない直球な愛情表現で毎日べったり。お腹を上に向けてガニ股で寝る姿には毎度笑わされています。

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