【映画「旅猫リポート」完成披露】バスタオルを持って劇場へ。温かい物語に出演陣らも涙が止まらない

カーペットセレモニーでは、映画の中でも主人公のサトルと愛猫ナナが旅をした中で特に印象的なシーン、菜の花畑をイメージした黄色いイエローカーペットが敷かれ、菜の花を持ったファンが出演陣ら（福士蒼汰、高畑充希、広瀬アリス、大野拓朗、山本涼介、竹内結子）を迎えました。主人公サトルを演じた福士蒼汰は映画で共演した猫のナナと一緒に仲良く登壇しました。

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各出演陣からの一言メッセージでは、多くの観客に驚くナナのことを気遣う様子が見られ、サトルのおば役を演じた竹内さんは「ナナがそわそわしているのを見て私も気がきではなりません。」と心配をする場面も。そんなナナからもメッセージをもらう事になり、マイクを口元へ…すると「我が輩はナナである。みんな楽しんでいってくれよ。」となんとナナからの言葉が！！！と思いきやナナの心の声を担当した高畑充希が生アテレコを裏で行うサプライズ。

主演を努めた福士は完成した本作を観た際に、自分の出ている作品を観て涙が自然にこぼれたという初めてで不思議な体験をしたそうだが、ナナ（猫）との共演は「ナナ自身が本能でやっているから自分自身も本能でお芝居をした。」と語り、「本能でのお芝居が良い意味で客観的に観れて感情移入する事が出来たのではないか」と振り返りました。

ナナの心の声を担当した高畑さんは声を担当するにあたり気をつけたことを聞かれると「映画自体がセンチメンタルな悲しい物語でもあるので、ナナだけは感情的でなくドライでいられるようにした。」と語り、ナナの表情に合った声を吹き込む細かなこだわりは是非作品を観る際に注目して欲しいと思います。

そんなナナの演技に厳しい評価をしたのが監督の三木監督。原作者の有川浩先生からの映画制作にあたり唯一のリクエストが「猫を中心とした作品にすること」だったそうで、ナナを中心に撮影は回っていたそうです。ナナの役者としての感想を問われると「いい所もあれば悪い所もあった、すばらしい表情をする時もあるがどこかに行ってしまう事もあった」と辛口の評価に思わず大野さんは「完璧でしたとかあるじゃないですか。すばらしい役者でしたとか。」とフォローをし笑いを誘った。

そんな大野さんは旅猫リポートの小説時代からのファンだそうで、「小説は何度も読み返しているがその度に涙して、台本をもらって読んでも涙して、映画でも涙した。とても優しくて温かい作品なのできれいな涙を流しながら日々の疲れを癒せるような作品です。」と作品への愛や映画への想いを語った。

福士さんと高校時代の同級生で大野と夫婦役を演じた広瀬は実家でも犬を飼っている愛犬家で、作品を通して動物への愛が深まったかか問われると「私超親ばかなんです。毎日世界一だよって言って、撮った写真や動画を別の作品で一緒だった大野さんにほぼ毎日見せていた。」と親ばかぶりなエピソードを披露しました。

映画「旅猫リポート」は強い絆で結ばれた一人と一匹のおかしく、切なく、あたたかい物語となっています。また、ペットを暮らしているみなさんは自分の家の子と重ね合わせて観るとさらに作品が愛おしく感じられるはずです。是非、劇場で優しい涙を流して癒やされてみてはいかがでしょうか。

出演：福士蒼汰　高畑充希（声の出演）　ナナ
原作：有川浩「旅猫リポート」（講談社文庫）
監督：三木康一郎
音楽：コトリンゴ
配給：松竹　(C)2018「旅猫リポート」製作委員会
公式HP：http://tabineko-movie.jp/

>>「旅猫リポート」が10月26日公開<< 2012年の発売以来、有川浩作品の中でも1,2を争うほど評価が高く数多くメディアミックス展開された「旅猫リポート」が福士蒼汰主演で実写映画化となりました。

>>福士蒼汰・竹内結子・ナナの写真を公開<< 和やかな雰囲気が伝わる福士・竹内・ナナの3ショット写真だけではなく、出演者からのメッセージもお届けします。

>>大野拓朗など豪華追加キャスト発表<< 追加キャストの発表があり豪華出演陣からのコメントも届きました。本作において、主人公悟の過去を知る非常に重要な役どころとなっている出演陣らに要注目です。

>>映画「旅猫リポート」が世界へ！<< 第22回ファンタジア国際映画祭にてワールドプレミア上映が決定！主演の福士蒼汰は映画祭の出品に喜び、映画への想いを語りました。

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