にゃんと!?ねこちゃんもフィラリア症になる!?

2015.09.11

にゃんと!?ねこちゃんもフィラリア症になる!?

フィラリア症と言う病気を耳にしたことはありますか? 聞いたことがない方や、わんちゃんの病気だと思われる方がほとんどではないでしょうか。 しかしねこちゃんもフィラリア症になる事があるのです。 まだねこちゃんのフィラリア症についてはあまり知られてませんが、蚊に刺される環境であれば、どのねこちゃんも感染する可能性があり、ひどくなると命にかかわる事もある恐い病気です。 室内飼いのねこちゃんでも10%以上が感染していたという報告もあるほど、案外身近な病気なのです。 今回はこのフィラリア症についてお話します。

フィラリア症ってどんな病気?

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フィラリア症(犬糸虫症)とは、蚊に刺されることによって感染する寄生虫の病気です。
感染すると全身に影響を与え、時に命を落とすこともあります。
わんちゃんに比べてねこちゃんは無症状なことも少なくないため、突然命を落とす事もあるのです。
そのため、ねこちゃんのフィラリア症では早期発見と予防がとても大切です。


どうやってうつるの?

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①フィラリアに感染している動物(犬や猫、フェレットも)を蚊が吸血する。

②感染した蚊がねこちゃんを吸血する。

 このとき感染した蚊の体内からフィラリアの幼虫(ミクロフィラリア)がねこちゃんの体に侵入。

③ねこちゃんの体内に入ったミクロフィラリアは全身を巡って、最終的に心臓や肺動脈に寄生する。

④フィラリアに感染したねこちゃんを蚊が吸血する。

このようにして感染が広がっていきます。


主な症状は?


あまり動かない
嘔吐
下痢
血尿

などですが、わんちゃんに比べてねこちゃんは無症状であることも少なくありません。


予防方法は?

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命にかかわる!?突然死!?
など聞くとドキッとしてしまいますが、早期に発見することや、予防薬などで防ぐことができます。

◎早期発見
症状が出る前に気付くことができれば良いですよね。
動物病院で血液検査をすることで、感染していないかを調べてもらうことができます。
診断が難しい場合はレントゲンやエコー検査をすることもあります。

◎予防薬
予防薬は錠剤タイプ、液状タイプ、お肉タイプなどがあります。
それぞれ、利点と欠点があるのでねこちゃんに合ったものを選ぶと良いでしょう。
また、予防薬は動物病院によって取扱いが異なるため確認して下さい。

投薬期間は蚊が出始める1か月前~蚊が出なくなる1か月後までといわれ、地域によって変わりますが、だいたい4月~11月です。

もしもすでに感染しているねこちゃんに投薬してしまうと、体内で死んだフィラリアが詰まり突然死になる可能性もあるため、感染していないかを確認してから投薬することが大切です。

錠剤タイプ…○値段が安い 
      ×投薬が難しい
液状タイプ…○首元に垂らすだけなので簡単、ノミやマダニにも効果があるものもある
      ×値段が高い
お肉タイプ…○好んで食べてくれることが多いので投薬しやすい
      ×値段が高い

◎蚊との接触を減らす
完全室内飼いにしたり、蚊取り線香などを置き蚊との接触を減らすことで、感染の機会を少なくできます。
しかし、家の中でも人間が蚊に刺されるように100%の予防はできないので、予防薬と併用すると良いでしょう。


治療法は?

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もしも、ねこちゃんがフィラリア症に感染していると分かったら、主に駆虫薬での治療になることが多いですが、わんちゃんに比べて体の小さなねこちゃんは、死んだフィラリアが詰まり命を落とす事もあります。
また、フィラリアを取り除く手術もありますが、難しい手術でねこちゃんの体にも負担がかかります。


まとめ

ねこちゃんのフィラリア症について少し知っていただけたでしょうか?
ひどくなってからでは治療のリスクも増えていくので、ねこちゃんのフィラリア症には予防、早期発見がとても大切です。
予防をしっかりして、少しでも長く大切なねこちゃんと楽しい毎日を送れる事を願っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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中岡 早苗

中岡 早苗

可愛い猫ちゃん達に囲まれながら、猫の知識や暮らしを日々学んでいます。 学んだ情報はどんどんお伝えしていきます。楽しいネコライフをおくりましょう。

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