立ち耳のスコティッシュフォールドは珍しい?

2015.10.27

立ち耳のスコティッシュフォールドは珍しい?

一般的な猫は耳が三角形をしていて、立っている状態です。しかし耳が折れている『折れ耳』の品種の猫がいます。それはスコットランドが起源の猫である「スコティッシュフォールド」です。この一番の特徴である折れ耳は、大人になってもそのままなので、ずっと子猫のような可愛らしさを持ち続けているため、非常に人気の猫種です。  しかしこの折れ耳は全体の3割程度であって、残りの7割は立ち耳であるので、折れ耳の希少価値は高めとなっています。よって立ち耳のスコテッィシュフォールドは珍しいと言うよりは、むしろよくあることなのです。今日はそんなスコの意外と知らない話

折れ耳と交配、成長について

ちゅら

by:ちゅらちゃん

 そもそも折れ耳同士の交配は、高確率で骨の形成異常を発症するのでタブーとされています。ですので、折れ耳と立ち耳の交配をさせることが一般的に行われています。
 その結果、折れ耳のスコティッシュフォールドは少なくなっています。また、産まれた当初から耳が立っている子もいれば、成長するにつれて耳が立っていく子もいるので、折れ耳は希少であると言えるでしょう。

 また、成長の過程で折れ耳になることもあるものの、ストレスや病気でまた元の立ち耳に戻ったり、それからさらに折れ耳に戻ったりと変化することもしばしばあるため、そこまで耳の形状に敏感にならない方が良いです。


折れ耳の注意点:耳掃除が必要

花豆

by:花豆ちゃん

 ちなみに、他の立ち耳の猫に比べると、折れ耳のスコティッシュフォールドは耳の中が汚れやすい構造をしています。なので、できれば毎日チェックし、汚れていたら掃除してあげましょう。


スコティッシュフォールドの遺伝性骨形成異常症

もも

by:ももちゃん

 上記で述べた折れ耳同士での交配による、骨の形成異常の発症は『遺伝性骨形成異常症』と呼ばれ、先天性・遺伝性のために治療法は確立されていないのです。
 生後3ヶ月~2歳くらいの間に発症し、骨や軟骨の形成に異常が現れ、骨が変な形になったり、軟骨が増殖してこぶのようになったりします。この骨の病変は子猫の成長が止まると共にストップすることもあれば、進行し続ける場合もあって、一生痛みを伴ったり、酷くなると歩けなくなることもあります。
 
 そもそもスコティッシュフォールドの折れ耳は、こういった先天的な骨の奇形から生じているので、折れ耳と骨の形成異常は紙一重だと言えるでしょう。
 しかしこの病気は折れ耳同士の交配でなければ発生する確率は低いため、一般的なスコティッシュフォールドを購入するのであれば心配する必要は無いでしょう。

 けれども尻尾が太くて短く、そして硬い固体はこの病気を持っている特徴ですので、購入は避けた方が無難でしょう。


まとめ

ルシファー

by:ルシファーちゃん

 今回はスコティッシュフォールドと立ち耳の関連性についてみてきました。
 どうやら、立ち耳よりも折れ耳の方が非常に珍しい状態のようですね。
 突然変異で生まれた1匹の折れ耳の猫を繁殖させるため、その延長でできたのが、立ち耳のスコティッシュフィールドです。

 先述で述べたように、折れ耳同士のネコちゃんを交配させると、確実に折れ耳のスコティッシュフィールドを誕生させることができますが、先天的な病気になりやすいなど、意外な弊害が多いようです。

 ネコちゃんは人間のエゴが作り出す、生物ではありません。やはり、長く一緒に付き合い、暮らしていくのですから、外見の可愛らしさに目を奪われるのではなく、しっかりと健康なネコちゃんを選びましょう。
 是非、今回の記事を参考にしてみてください♪
 


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中岡 早苗

中岡 早苗

可愛い猫ちゃん達に囲まれながら、猫の知識や暮らしを日々学んでいます。 学んだ情報はどんどんお伝えしていきます。楽しいネコライフをおくりましょう。

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