ツレナイ態度の猫ばかりじゃない!甘えん坊な猫もいる
「猫」というと、クール・ツンデレというイメージが多いペットですよね。飼い主が、猫の名前を呼んでも「・・・」と無視されることもあるけれど、それがまた魅力!という猫派の人も多いです。
猫と犬では違う動物ですから、性格が違うのは当然ですが、猫の性格を一言でいうと「クール」と考える方も多いですよね。それが分かるのが、飼い主が呼びかけた時の反応。
犬なら「わ~い」というように、しっぽを振り振り感情表現。でも、猫は「聞こえないの?」というくらいノーリアクションの時が多いですよね。でも、実は・・・。ツレナイ態度が多いと考えられがちな猫ですが、きちんと飼い主さんの声を聞き分けていてノーリアクションながら、反応しているのです。
また、実は「構って~」と甘えん坊の猫も結構多いのです。構って欲しいと、飼い主のひざに乗ってきたり、スリスリしたり、またパソコンに乗ってきたり「猛アピール」をしてくる猫もいます。また、猫は抱っこが嫌いと思われがちですが、抱っこが大好きな猫もいます。
このように猫は不器用ながらも、猫なりに飼い主さんへの愛情表現をしています。なんとも愛おしいですよね。
「猫舌」の由来とは?
一緒に飲み物を飲んでいると「猫舌だ」と言う人がいるものですよね。猫舌とは、皆さんご存知のように、熱いものを食べたり飲んだりできない人のこと。
実際、猫はそうなのでしょうか。
猫でも犬でも、そもそも動物自体が熱い食べ物を食べる習慣がありません。「熱い食べ物」は調理によって作られるものですから、野生で生きている動物が熱い食べ物を食べる習慣がないのですよね。そのため「猫舌」と猫が名前に使われていますが、動物たちみんな、熱いものを食べることができません。
どうして「猫」が名前に使われるようになったかというと、古くから人間と共に室内で生活することが多かったからです。日本ではペットとして飼われていた動物は、犬や猫が多かったのですが、猫が室内で飼われていたため、人間と一緒に食事をする時に「食べ物を冷ましてから食べる」ということから、猫舌と言われるようになったのです。
日本では「猫舌」というと、一瞬で意味が通じる言葉で、皆さん重宝しているのではないでしょうか。ただし、猫は本当に猫舌ですから、気をつけましょうね。
猫のひげは切っちゃいけない
猫を見ていると長く立派なひげが生えているものです。猫だけではなく、ひげの生えている動物は他にもいます。しかし、「猫の絵を書いてみて」と言われると、顔の横にひげを付け足す人も結構いるのではないでしょうか。猫にとっては、トレードマークのような感じがしますよね。
そんな「猫のひげ」。とても重要な役割をしているものなのです。そのため「切っちゃいけない」と言われているほど、本当に重要性の高いものです。
どれだけ重要なのでしょうか。
<猫のひげはどんな役割を持つ?>
・ひげで周囲の障害物との距離を感じている
ひげがあることで、周囲との間隔を感じ、狭い場所も通れるようになります。また、暗い場所でも空気の流れが感じることができ、楽に動けます。ひげでバランスを保っているのです。また、ひげで空気の流れまで感じることができるので、暗い場所でも歩けます。
・ひげがないと精神的に不安定になる
猫にとってひげは大事な体の一部です。ペットの美容室でも、犬のひげはカットすることがあっても、猫のひげをカットするトリマーさんはいません。これは、猫のひげは障害物を察知したり、バランスを保ったりできなくなり、猫は歩くのも動くのも怖くなってしまうようです。
つまり、ひげがなくなるだけで「精神状態が不安定」になってしまうのです。
・猫の気持ちがひげで分かる?
猫は、ひげで気持ちを表わしているようです。嬉しい時は少し上向きにピンっと張ります。また、少し恐怖を感じているような時には、頬の方にくっつくようなひげになります。
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