実は怖い、猫ちゃんの肥満
丸々としたフォルムの猫ちゃんは確かに愛らしいですね。けれどそれが太っているせいならば要注意です。猫ちゃんの肥満は様々な病気を引き起こし、短命で終わってしまうことも珍しくありません。
一度太ってしまうと痩せるのが大変になります。対応が早ければ早いほど、猫ちゃんのためになります。
うちの子は太ってるの?
猫ちゃんにこんな変化があればそれは肥満のサインです。
見るからに、体が大きく丸くなってきた
あまり遊ばずに横になっていることが多くなってきた
猫ちゃんを上から見た時、肩よりもお腹が出っ張っている
猫ちゃんの背中を触った時、背骨の上に脂肪があることがわかる
などなど・・・。
これらが当てはまる猫ちゃんはダイエットの必要があります。
肥満の原因
猫ちゃんが太る原因は、何と言っても食べ過ぎです。摂取カロリーが消費カロリーをうわまわった時に太るのは人間も猫ちゃんも同じですね。
特に秋口は、冬に向かって寒さ対策をとろうとする本能から、猫ちゃんは太りやすくなります。また、避妊、去勢手術の後の猫ちゃんはホルモンバランスが崩れたり、基礎代謝が落ちたりで手術前より太りやすくなります。
そして何より私たち飼い主の意識のもち方が一番の原因です。猫ちゃんは出されたものを食べているだけなのですから。
欲しがるからといっておやつやご飯をダラダラと上げていれば猫ちゃんは肥満まっしぐら。可愛いと思っての行動が、実は猫ちゃんの健康を害しているのです。
肥満がもたらす病気
猫ちゃんが太り過ぎると、様々な病気にかかりやすくなります。
心臓病、関節炎、椎間板ヘルニア、皮膚病、便秘、肝臓病・・・。
中でも膀胱炎、猫下部尿路疾患や糖尿病は猫ちゃん罹りやすい病気です。
これらいずれの病気も、猫ちゃんにはとても辛く、飼い主さんにも負担がかかるものばかりです。これらを予防するためにも猫ちゃんを肥満にしてはいけないのです。

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ダイエットしよう!
- 食事
猫ちゃんのダイエット成功の秘策は私たち飼い主の強い意志です!お腹をすかした猫ちゃんがご飯を欲しがっても、必要以上の食事を与えてはいけません。
置きエサはダラダラと食べてしまう原因になります。食事の時間を決め、フードは30分ほどで片付けましょう。
減量を目的としたフードは少し割高ですが、高タンパク低脂肪、必要な栄養素もとれて安心です。ただし減量用のフードを与ているから大丈夫と、おやつをあげていては元も子もありません。家族みんなで猫ちゃんの食事に気をつけてあげましょう。
ご飯の内容をガラリと変えるよりも、それまで与えていたフードから少しずつ配合を変えて与えていけば、猫ちゃんのストレスも少なくなるでしょう。
いきなり量を減らすのは危険です。絶食させるなどもってのほかです。猫ちゃんは長時間何も食べない状態が続くと肝リピドドーシス(脂肪肝)や糖尿病を発症してしまうことがあるのです。命の危険もあるので注意しましょう。
成長期の猫ちゃんは大きくなるための栄養が不足しないよう、食事制限よりも運動で痩せることを目指しましょう。
- 運動
運動すると筋肉が増えて基礎代謝量が上がり、痩せやすい体質になります。もちろん消費カロリーも上がるわけですから一石二鳥。飼い主さんとふれあう時間も増えて一石三鳥?
太った猫ちゃんは動くことが苦手になっているかもしれませんが毎日少しずつ、数分でもいいので猫じゃらしなどで遊びましょう。上下運動が効果的なのでキャットタワーを設置したり、棚を作ったりして猫ちゃんが自然に運動できる環境をつくってあげるのも良いですね。
まとめ
人間と同様に猫ちゃんも太り過ぎると体に良くないことばかりです。そして一度太ってしまうと元に戻すことが大変なことも、人間と同じ。
太ってしまった猫ちゃんは早めに対策をとって、無理なくダイエットを進めましょう。
そして太っていない猫ちゃんに対しても、飼い主さんは普段から肥満予防を心がけ、健康に長生きできるようにしてあげたいですね!
私の家の愛猫「すず」も、太っちょです。獣医さんに注意されて現在ダイエット中。自分に言い聞かせるようにここまで書いています。無理せず健康に痩せてくれるよう、猫じゃらしの達人目指しています。
読んで下さってありがとうございました!

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