猫と暮らしたい! これから猫を飼いたいという方のために、猫の飼い方について

2015.12.17

猫と暮らしたい! これから猫を飼いたいという方のために、猫の飼い方について

まずとても大事なこと。それは、猫の一生を面倒みて飼えるのかということです。 猫の寿命は一般的に10~15年と言われていますが、最近では長寿猫も増えて、20年近く生きることも珍しくなくなってきました。 ご自分の人生を考えた時に、ずっと猫の面倒をみてあげられるでしょうか?引っ越しや、結婚や、子供が出来る、そのほか色々な変化があっても、猫を変わらず飼い続ける気持ちがありますか?

猫と暮らすことは、素敵なことが沢山ありますが、食事、トイレの世話、体調管理、ご近所への配慮、何か災害があった時など、気を付けて行動することも沢山あるのです。もちろん、お金だってかかります。猫が、病気になることもあります。決して軽い気持ちでは、命はあずかれません。猫と暮らす気持ちをしっかり持って、飼いましょう。

必要なもの

餌・水、餌・水をいれる器
トイレ、トイレの砂
キャリーバッグ
猫のベッド(毛布や布などでも)

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猫の環境

猫をどのように生活させるのか、ということになります。現代の日本社会では、室内飼いが一般的です。車の事故や病気のことを考えれば、猫の安全面でも、健康面でも室内飼いがよいでしょう。
お部屋の広さについてですが、都会でマンションやアパートだという場合でも、猫にとって狭すぎるということはありません。ただし、猫は高低差のある動きがあると良いと言われていますので、キャットタワーを置く、高いところに登れるようにするなどの工夫が必要です。猫を何匹も飼いたいという場合は、もちろん広さは必要になってきます。
特に、猫のトイレを置く場所は、仕切りを置いたり別の部屋に置いたりするという事が出来れば良いでしょう。その時には、猫が自分で行けるような導線が必要です。ドアを閉め切ったらトイレに行けない、などの場所には置かないことです。
さらに、バスルームや台所などに猫が入って、いたずらする事のないような環境にしましょう。バスルームは、閉じ込められたり、お湯がはってあればおぼれたりする可能性があり、危険です。台所でも、火や刃物を使う場所なので危険がいっぱいですし、衛生面でも猫が近づけないようにするのが良いでしょう。仕切りをする、衝立をする、など、家の状況に合わせた安全対策が必要です。

椅子で寝るねこ

猫の食事

猫用のフードが最適です。人のご飯を分けたりすることもあるかと思いますが、猫の必要な栄養が偏らずにとれるという意味で、キャットフードをお勧めします。
ドライタイプとウェットタイプがあり、どちらでも良いですが、総合栄養食とあるものを主にあげましょう。猫の好みに合わせて選べば良いでしょう。新鮮な水をいつでも飲めるようにしてあげてください。
猫にミルクをあげたい場合は、必ず猫用のものをあげましょう。猫用ミルクと牛乳では、含まれている栄養素が違います。特に子猫には猫専用のミルクをあげないと、栄養バランスが崩れてしまいます。ミルクが必要な子猫から飼う時は、必ず猫用のもので育てましょう。成猫には、おやつ程度に猫用ミルクをあげましょう。あげすぎは肥満のもとです。

その他にも、人間が食べていても、猫にあげてはいけない食べ物があります。
玉葱、ねぎ:猫の赤血球を破壊する成分が含まれている
イカ、タコ、エビ、甲殻類:ビタミンB1欠乏症をおこし骨に悪影響を及ぼす
ナス、ピーマン、トマト:食べ過ぎると、胃腸障害、下痢、心拍数低下などを起こす
アーモンド、りんご、桃、プラム、サクランボ:青酸配糖体という物質が含まれており、少量でも、呼吸困難や痙攣を起こす可能性がある
コーヒー、チョコレート、カカオ:猫が代謝できない物質が含まれており、肝臓、腎臓に良くない

どれも一度に大量に与えたり、少量でも長期的に与えたりすると、命にかかわります。
他にも、ハムなど塩分の多い加工食品、刺激の強い香辛料はあげないことです。
猫が勝手にこれらの食品を食べてしまわないように、保管にも気を付けましょう。

ごはんを食べるねこ

猫とのコミュニケーション

猫を飼ったら、当然、猫に好かれたいですよね!
猫は、餌をくれる、撫でて心地よくしてくれる、安心させてくれる、などの理由で相手を好きになります。また、猫は猫好きかどうかがわかるとよく言われます。
猫が寄ってきたら、頭の方からしっぽに向かう方向で、撫でてあげましょう。猫の様子を見て、顎下の首あたりをさすってあげたり、背中を優しく撫でてあげたりします。ただし、どれも、やりすぎは禁物です。
信頼関係が出来てきたら、お腹を撫でたり顔を触ったり抱っこしたりできるでしょう。どんな時も、力をいれすぎないこと、猫が飽き足り嫌がったりしたら、無理にはしないことです。
遊びたい盛りの子猫には、ねこじゃらしなどで遊んであげるのが良いでしょう。人間の手で遊んであげると、手にじゃれる癖がつく可能性がありますので、物を使用して遊んであげることをお勧めします。
猫が、遊んだあと休んでいる時、眠っている時などに、無理やり起こしてコミュニケーションを取ろうとするのはよくありません。猫に嫌われてしまいます。特に子猫の場合は、眠った時にはそっとしておいて、体力を回復させてあげましょう。猫の寝姿はかわいらしいものです。眺めて楽しみましょう。

手にじゃれる猫

猫のしつけ

トイレ
トイレは、静かで安心して用を足せる場所、餌や寝床とあまり近くない場所に置きます。猫がトイレに行きたいときには、そんなしぐさをします。それを見逃さないようにしましょう。
臭いをかぎながらうろうろする。床をひっかく、掘ろうとする。
このような行為をし始めたら、トイレのサインです。可能ならそっと抱き上げてトイレの中に入れてあげます。

もし失敗しても、怒らない事です。サイン→トイレに連れて行く、を3~4回繰り返せば、猫はトイレを覚えます。うまくいかない場合は、失敗したときに拭いた尿のついたティッシュをトイレに入れて、砂に匂いをつけてみましょう。トイレの場所として認識してもらいます。根気よく続けることが大切です。
また、トイレが汚れていると、覚えたと思っていてもまた別の場所で排泄することがありますので、こまめに砂を変えて清潔にしてあげましょう。

猫トイレ砂

爪とぎ

猫の爪とぎは本能的な行動です。
爪を研いで常に使えるようにしておくため、臭いをつけて縄張りを主張するため、また、飼い主の気を引くためや、ストレスを感じている時のアピールだったりもします。爪とぎの行為そのものをやめさせることは出来ないと考えましょう。

段ボールやいらなくなった絨毯でも代用できますが、市販の猫用爪とぎをお勧めします。30cm以上くらいの大きさで、猫が体重をかけても安定しているもの、爪の引っ掛かりが良いものを選んでください。
爪とぎを置いてそれを気に入ってくれれば問題ありません。もし、して欲しくないところで爪とぎを始めそうになったら、すかさず市販の爪とぎをその場所に置きます。
こちらも根気よく続けましょう。猫の好みもありますので、爪とぎをしたがる場所や、気に入る爪とぎの材質などに気を配りましょう。爪とぎにまたたびの粉を少し塗ってみる、してほしくないところに忌避剤入りスプレーをするという方法もあります。

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斬新なデザインと形状の爪とぎ!! お部屋のインテリアにぴったり。またたび付きなので、猫ちゃんも遊んでくれます。

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猫の去勢・避妊について

猫を飼うことになったら、必ず直面する問題です。
去勢・避妊の大きな目的は、
・望まない猫が増えることを避ける
・発情期の問題を解決できる(オスなら尿のスプレー行為・攻撃性、メスなら鳴き声など)
です。
去勢・避妊をすることのデメリットは、
・繁殖ができなくなる
・手術で身体に負担をかける
・性格が変わる(場合もある)
・体重が増える傾向にある
・手術費用がかかる
です。

多頭飼いの場合はもちろん、単独で飼っていても、繁殖しなくても、発情期の行動で日常に問題が出てくる場合があります。
自分の猫にとって最適な決断はどれか、しっかりと考えて決めてください。そして、信頼できる、腕の確かな獣医さんと相談することも大切です。

プリント

猫を飼ったら、人間社会に慣れさせるようにしていきましょう。
具体的には、キャリーに入って病院への移動が問題なく出来るようになること。来客があったら、パニックにならない程度に受け入れられるようになること。などです。
子猫のうちから飼える場合は、人からかわいがられることに慣れて、キャリーにも怖がらずに入るように、しつけをしましょう。普段からキャリーを置いておき、遊んだり、中にタオルなどを敷いて眠れるようにしたりするなど、慣れさせましょう。

キャリーにはいるねこ

また、かかりつけの信頼おける獣医さんを決めて、長く、猫との生活を楽しめるように、ワクチン接種、健康診断などを忘れずにしましょう。わからないことがあった時にも、命にかかわるかも知れませんから、相談できるような関係を築いておくべきです。
猫を飼うことで、猫も飼い主さんも幸せになりますように。

プリント

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ねこちん

ねこちん

ひろった猫たち、トータル5匹と暮らしています。猫の写真を撮り、猫のイラストを描くのが好きです。

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