猫の爪、ケアはどうしたらよいのでしょう?

2016.01.19

猫の爪、ケアはどうしたらよいのでしょう?

外に出ている猫は、いろいろなところに登ったり降りたりして、外の木などで爪とぎをすることで、自分で爪のケアをしています。 室内猫の場合は、人間が爪とぎを用意してあげましょう。 猫の爪のケアについてお話します。

猫爪の仕組み

足を出す猫

猫の爪は前足の指5本、後ろ足の指4本あります。
猫の爪は、普段は皮膚の中にしまわれています。そして、喧嘩や、獲物を獲る時、木登りの時などに、飛び出すようにできています。いつも爪がしまわれているのは、足音を消すためと、爪を鋭いままで保つためです。猫の爪は、層になって重なっており、爪研ぎをすることで、古い爪の外側を剥がして、新しい爪を出します。

外に出ている猫は、いろいろなところに登ったり降りたりして、外の木などで爪とぎをすることで、自分で爪のケアをしています。
室内猫の場合は、人間が爪とぎを用意してあげましょう。
家具や壁など、して欲しくないところで爪とぎをしそうになった時には、用意した爪とぎを目の前に出してあげます。また、猫の前足を持って、爪とぎにガリガリする真似をさせてみるのも良いでしょう。爪とぎをすることで、猫は匂いをつけたり、ストレス解消したり、気持ちを落ち着かせているとも言われます。

爪とぎは、安定した場所で、猫が体重をかけて、爪をガリガリと引っ掛けられるところに置いてあげましょう。壁に立てかけるタイプと、床におくタイプ、キャットタワーについている縄のようなタイプなど、いろいろあります。素材も、ダンボール、麻ひも、木、じゅうたんなど色々ありますので、猫の気にいるものを見つけてあげましょう。
爪とぎは、定期的に取り替えましょう。ボロボロになってきたり、引っ掛かりがなくなってきたりしたら、替え時です。

猫の爪研ぎ

また、室内で飼っている猫には、爪とぎだけでなく、爪切りが必要なときがあります。
理由としては、爪研ぎから家具や壁を守るためと、家族や他のペットの安全のためです。うまく自分で爪研ぎができずに、伸びすぎている場合も、手助けをして切ってあげる必要があります。
他にも、猫が年をとるなどして、爪とぎをしなくなると、古い爪がそのまま残って、巻き爪のようになってしまうことがあります。歩きにくくなったり、爪が肉球に食い込んだりすると、人間が爪を切ってあげる必要があります。
猫が自分で足の爪をよく噛んだり、しゃぶるような仕草をしたりしている時は、爪の様子を見てみましょう。爪に異常がみられたり、出血が見られたら、爪が食い込んでいたり、なにか炎症を起こしているかもしれません。その時は早めに獣医さんに診てもらいましょう。


それでは、猫の爪切りはどのようにしたらよいのでしょう?

  • 爪切りの道具を用意します。
  • 人間用を使うと、猫の爪が割れてしまったり、うまく切れなかったりします。猫用の爪切りを使ったほうが良いでしょう。
    主な爪切りの種類には、ニッパータイプ、ギロチンタイプ、はさみタイプがあります。

  • 猫が暴れないように気をつけて、爪をやさしく切ります。
  • 猫を抱っこして、優しく指の付け根辺り、肉球を抑えると、普段はしまわれている爪が出てきます。爪の根元には神経と血管が通っていますので、そこを切らないように、爪の先を切ります。

    爪を切るところ
  • 切るときの注意点
  • 抱っこされてじっとしているのが、嫌いな猫も多いです。決して無理やりに切ることのないようにしましょう。
    暴れて身をよじらせたりして逃げるようならば、無理強いせずにその時は離れさせてあげることです。抱っこされると「嫌なことをされる」という思いを植えつけないようにしましょう。
    普段から、抱っこする、膝に乗せるなど、猫とのスキンシップをとっておきましょう。爪は切らなくても、簡単に肉球に触れるようになっているといいですね。ひざの上にお腹を上にして乗せて、前足を握ってみるなど、慣れさせましょう。
    また、目隠しをして爪切りを見えなくすると、猫もおとなしくなるようです。タオルで顔をやさしく覆う、また、市販の猫用マスクをつけて見えないようにしてあげるなど、猫がストレスを感じないようにするのも良いようです。

    また、爪切りを持っている手に注意を払うのはもちろんですが、爪を抑えている手にも気を付けましょう。ぎゅっと強く握りすぎたり、引っ張りすぎたりしないようにしましょう。

    爪の出し方web

    一人で切るのが難しい場合は、二人で切るのも良いでしょう。一人が抱っこして、もう一人が爪を切ります。暴れそうな猫の場合は、バスタオルでくるみ、抱っこして、足だけ出すようにして切るというやり方もあります。
    うまくいかない場合は、いっきに全部の指を切るのではなく、切れる分だけ切るのも良いでしょう。そっと切るというやり方もあります。寝ている時、なでながら、足を触って、すばやく切る。座っている時に、そっと足を触って、すばやく切る、などです。

    室内飼いの猫は特に、爪の手入れに気をつけて、ケアしてあげる必要があります。普段からスキンシップをとるようにして、指や爪にも簡単に触れるようにしておきましょう。


    – おすすめ記事 –

     アパートで猫を飼う時の注意点!


     一人暮らしだけどこれから猫を飼いたい!という時に、気をつける点


     老猫の飼い主としてのサポート


    • このエントリーをはてなブックマークに追加
    ねこちん

    ねこちん

    ひろった猫たち、トータル5匹と暮らしています。猫の写真を撮り、猫のイラストを描くのが好きです。

    関連するキーワード