え?マンチカンって野良猫だったの?
実はマンチカンの出自については諸説紛々なのですが、最も確実なのは1983年にアメリカ・ルイジアナ州でトレーラーの下に住んでいたのを保護されたワンちゃんでした。
やたら四肢が短いので怪訝に思われましたが、ワンちゃんが産んだ赤ちゃん達も同じ体形だったこと、検査の結果健康には問題がないことが分かったことで、そのうちの1匹をケイ・フランスというブリーダーが譲り受けます。ケイはその短い足を固定化させるために様々な品種と交配させ、結果今のマンチカンになりました。ということでマンチカンの始まりは「野良猫」説が有力になっています。
マンチカンとスポーツカーは似ている?
マンチカンはしばしばスポーツカーと形容されることがあるそうです。
足が短いので歩くときの姿勢は当然低くなります。それが車高の低いスポーツカーに似ているからであること、他の猫と同様高いところへのジャンプもあの足で普通にできる、高い運動能力がその理由のようですね。
正直スポーツカーみたいに格好良くはありませんが、トコトコ走るときのあの可愛さはフェラーリにもポルシェにも真似できませんね。
賢くて大人しい、でも怖いのはイヤ!
見た目の通り、大人しいのがマンチカン。とても賢く、しつけもしやすいワンちゃんです。
また多くの猫がそうであるようにとても甘えん坊で好奇心旺盛です。
ただオスのマンチカンはちょっとやんちゃなところもあり、その好奇心と相まってイタズラすることもあるでしょう。
だからといってぶったり怒鳴ったりしたら、怖がって近づいてくれなくなってしまうでしょう。
これも見た目の通りでしょうが、根は臆病なのです。
ですから叱るときもなるべく優しく声をかけて何度も注意することです。
「○○君、ダメでしょう?」くらいの調子で根気よく。
お留守番なら任せて!でも帰ったらいっぱい遊んでね
とても賢いマンチカン。お留守番も得意です。
と言っても、子猫の時は人間の子供と一緒でいたずら盛り。
出かける前にはいたずらをされないよう室内をきちんとチェックしてから。
そうしてしっかりしつけをして言い聞かせておくことが肝心です。
大人になれば、とても聞きわけがよくなりますから安心してお留守番を任せることができるようになるでしょう。
甘えん坊な性格は大人になっても一緒ですから、帰ってきたらいっぱい遊んで甘えさせてあげましょう。と言っても、あなた(ご主人)を見るなりあのトコトコ歩きで駆け寄ってくるマンチカンを見てほっこりしたら、時間を忘れてじゃれているのはあなたの方かも知れませんね(笑)。
メス猫は性格がきついときいたけど…?
そういう説があるとは聞いたことがあります。
でも、結局は生まれ育った環境、ご主人とそれまでどう接してきたかで変わるのではと思いますね。上記のようにきつく叱ったり手を上げたりしたらやさぐれる子もいるかも。それは人間の子供も一緒ですよね?
うーん、でもどうでしょう。ツンデレなマンチカンの女の子と住んでみたい、なんて人もいるかな?
冗談はさておき、基本的に心優しく社交的な子なので、違う種類の猫とも打ち解けやすく一緒に飼うことも割りと簡単にできます。「猫って飼ったことないんだけど…」という人、まずはマンチカンから始めてみてはいかがでしょう?
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