室内飼いは猫ちゃんにとってどうなの?!猫が外をじーっと見つめる理由とは

2016.02.04

室内飼いは猫ちゃんにとってどうなの?!猫が外をじーっと見つめる理由とは

よく窓際からじっと外を見つめている猫ちゃんがいますよね。 その様を見たことがある方は 「外に出たいのかな?」 「ストレスがたまるかな? 「猫は自由な生き物なのに閉じ込めてかわいそうだ。」 など、疑問や心配に思ったことがあると思います。 猫飼いの方、今後猫を飼いたいと思っている方に至っては外に出さないと可哀相かしらと、悩んでいる方も多くいる事ことかと思います。 ここではそんな疑問や心配を解消すべく、猫ちゃんの心理や、習性について紹介していきたいと思います。 もちろん猫ちゃん個々の性格や、今まで過ごしてきた環境なども関係してくるので、一概には言えない部分もあります。 私の経験や獣医師さんの話などをふまえてお話させて頂きます。

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猫ちゃんは外に出たがっているのか?猫ちゃんの心理

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まず初めに猫ちゃんのことは、人間の性質とは引き離して考えましょう。
窓の外をじっと見つめているのは、なにもセンチメンタルに陥っているわけではないのです。
猫は縄張り意識がとても強い生き物です。ですので完全室内飼いの猫ちゃんにとって、外は縄張り外の危険な場所です。
外が見える窓から危険や侵入者がいないかを見張っているのです。けっして「外に出たいよ~」と悲しく外を見つめているわけはありません。
可哀相と思うのは人間のエゴであり、飼い主さんは罪悪感を持つ必要はありません。
そして猫ちゃんは好奇心の塊と言っていいほど好奇心が旺盛です。
目新しい物には目がありません。時には飼い主が「もういいよ~!」と思うほど興味深々です。
窓の外の物や人間、猫、鳥などの動物などが気になっていることもあるのです。
他の猫ちゃんを見て縄張りを守るために威嚇したり、発情期であれば「アオーン」と求愛の声を出したりします。
狩猟本能が働き、鳥や虫などを見て「カカカカカカ」と鳴いたりしているのを時々目撃します。
これはクラッキングと言って、意味や理由は諸説ありますが、はっきりとは解明されていません。獲物を捕まえられないストレスからこのような音を出すともいわれています。
だからといって本物の獲物を狩りしなくとも、室内におもちゃや猫ちゃんが興味をひくものがあれば、ストレスは感じていません。
飼い主さんがおもちゃで遊んであげる事も大切ですね。

室内飼いでもストレスを溜めないためには

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猫ちゃんにとっては広さよりも、上下運動ができる高低差や安全、安定したご飯、好奇心を満たすおもちゃなどの方が大切です。
キャットタワーを設置したり、家具の配置を工夫したりすれば、ワンルームでも猫ちゃんは飼えます。
猫ちゃんは狭い所も大好きなので、テントや段ボールでお家を作ってあげたり隙間を作ってあげるのもいいです。
おもちゃも百円均一で販売していたり、なんてことない物が猫ちゃんには楽しいものだったりするので、手作りしたり転がっているもので遊んだりしていることもあります。
猫ちゃんには瞬発力はありますが持久力はあまりありません。一回5分ほどで構いませんので、一日一回は飼い主さんが遊んであげる様に心がけましょう。

猫ちゃんは完全室内飼いがお勧め

昔、猫ちゃんは自由に家と外を行き来するものといった考えが一般的なイメージでしたが、完全室内飼いを多くの獣医師さんも勧めています。
交通事故や、病気などの感染、猫ちゃん同士の喧嘩、妊娠など外には危険がいっぱいです。
不妊手術やワクチン接種などでリスクは減らせますが、怪我をしたり事故にあって帰って来られなくなったりする可能性が高いです。
時々猫ちゃんが遠くから帰ってきたようなお話を拝見したりしますが、様々な実験の結果ある程度の帰巣本能はありますが、すべての猫にある訳ではないようです。なわばりよりも遠くに行ってしまって帰れなくなってしまったりする子も多くいるようです。
猫ちゃんはストレスにとても弱い生き物です。
実際外に出たりすれば、怖がったりストレスを感じたりしてしまいます。
引っ越しや旅行、病院など自分の縄張り外に行くことにとてもストレスを感じ、病気になったりご飯を食べなくなることもあります。

元野良猫ちゃんの場合

野良猫生活が長く外に出たがる猫ちゃんも、慣れれば安全で快適な自分の縄張りで満足してくれます。
慣れるまで猫ちゃんの性格によっては、とても外に出たがったり、ストレスが溜まったりと大変なこともあります。
猫ちゃんのためにここで根負けせず、絶対に外に出さないことを徹底しその子に合わせて対策を練っていくことが大切だと思います。
完全に慣れてしまえば、外を怖がったり、本当に野良猫だったのかと思うような子もいます。
今、外に出してる子がいましたら、なるべく室内飼いにチェンジすることをお勧めします。

狭くても猫ちゃんにとっては自分のテリトリーであり、外は広くても自分のテリトリー外が多くあり、かえってストレスに感じてしまいます。室内の環境が整ってさえいれば、猫ちゃんは特に外に出たい、ストレスが溜まるとは感じていないのです。
人間の考えで「かわいそうだから」「動物は外に出るべきだ」なんて勝手な考えを持たず、大切な猫ちゃんを危険から守り、猫ちゃんとの幸せな生活をお過ごし下さい。
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中岡 早苗

中岡 早苗

可愛い猫ちゃん達に囲まれながら、猫の知識や暮らしを日々学んでいます。 学んだ情報はどんどんお伝えしていきます。楽しいネコライフをおくりましょう。

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